吉本興業所属のコンビ『プラス・マイナス』の岩橋良昌さん(45)が、ダウンタウン・浜田雅功さん(60)が出演する番組制作などを手掛ける会社の社長で、プロデューサー・演出家の人物からのパワハラ被害をX(旧ツイッター)で訴えるも、事務所サイドから説得されて一連の投稿を削除したことを告白し波紋を広げています。
プラス・マイナス岩橋良昌さんは今月に入って、某番組制作会社の社長から過去に酷いパワハラを受けていたことを告発し始め、27日夜にはXでその内容を明らかにし、理不尽な暴力を受けながらも制作会社社長に謝罪したこともあったと明かしました。
一連の投稿は大きな反響を呼び、プラス・マイナス岩橋良昌さんのX投稿に対して、元AD(アシスタント・ディレクター)というユーザーが自身も20年以上前に暴力を受け、現在も目がボヤけるといった症状が続いていることを明かしていました。
プラス・マイナス岩橋良昌さんの投稿はSNSなどを通じて拡散され、大きな騒動に発展する中で投稿を全て削除し、28日夜に改めてXを更新し、「昨日の玄関ガチャガチャのあと鍵してたのに人がドカドカ上がってきて終わったと思ったらマネージャー2人と兼光と元嫁でした 心配で強行突破したらしい てか玄関のチェーンみたいな奴も外せるの!?怖っ! みなさんご心配おかけしました」
と投稿。
続けて、「グループ長とチーフマネージャー同席の元、副社長とお話しさせてもらい説得され、抗いましたが最終的には自分が納得し、ツイートを削除しました。しかし今また、うーーーーーーーーーーーーーーーーーん 耐え時だ!約束したんだから!」
と綴り、ダウンタウンの元マネージャーとしても知られる藤原寛副社長に説得され、投稿を削除したと明かしました。
<↓の画像が、プラス・マイナス岩橋良昌さんのX投稿写真>
しかし、プラス・マイナス岩橋良昌さんは納得がいっていない様子で、その後の投稿では、「時が全てを溶かす 無かったことになる 虚しいよ」と虚無感を感じていると明かし、その後「まだあるけどな」と意味深な投稿もしています。
<↓の画像が、プラス・マイナス岩橋良昌さんのX投稿写真>
この一連の流れを受けてネット上では、
- 圧力がかかったのかなぁ…なにか怖い思いをしなかったか心配
- ツイ消ししたことで吉本と芸能界のヤバさがさらに良く分かった
- おい吉本 真面目に何らかの対応をしろ おかしいだろドッグフード食べさせて いきなり殴って 歯が欠けた? 一般社会ならアウトだよ
- せっかく告発したのに。他に同じように悲しい思いする人が出てくる可能性があるなら消す必要なかったよな
- 今までの岩橋さんにはなかった句読点がしっかりついた岩橋さんとは思えぬ文面の投稿が、怖さを感じた 約束させられたって、暴露はやめなさいってことですよね? なんで本当のことを言ったらダメなの?
- 吉本のマネージャー二人と相方と元嫁が家にやってきて、更にグループ長とチーフマネージャーと副社長に内部告発のポストを消すの迫られるって。
このやり方自体がハラスメントだというのがわからないのかね、吉本興業は。 - パワハラされた経験から言えば「パワハラ」って言葉が軽すぎるわ。明らかな人権侵害、人権軽視だよ。
- 奥さんと離婚して娘と離れ離れになったのもあってか、以前より確実に確実にメンタル悪化してるように見えるから、一旦お休みした方が良さそう
などの声が上がっています。
プラス・マイナス岩橋良昌さんのパワハラ被害告発後には、昨年末からXを通じてフジテレビ系番組制作会社による過重労働、パワハラ被害を訴えていたユーザーの投稿に注目が集まり、30日19時前には証拠のパワハラ音声データも公開すると予告していたのですが、そのアカウントも29日に突然削除されました。
アカウントが突然削除された理由は不明ながら、プラス・マイナス岩橋良昌さんと同様に会社側から何らかの“圧力”を受けて、削除するに至ったのではないかとの憶測が飛び交っています。
<↓の画像は、番組制作会社の過重労働、パワハラ行為を告発していたXアカウントの写真>
真相は定かではありませんが、プラス・マイナス岩橋良昌さんに関しては告発を封じ込められた模様で、勇気を出して実名を挙げて告発を行ったものの、冷静になって吉本興業に与える影響や、コンビの今後の活動なども考慮した上で、告発を取り下げる対応を取ったのではないかと思います。
そして、この件を巡って世間では吉本興業に対する不信感をさらに募らせていますし、このまま告発は無かったものとするのではなく、事務所や番組制作会社側がしっかりと対応をする必要があると思います。
また、プラス・マイナス岩橋良昌さんは1年前に「強迫性障害」と診断され、現在もメンタルクリニックに通っているようで、今回の騒動を受けて病院サイドから何度も連絡が来ていたことも明かしていたのですが、メンタルが不安定な状態が続いているのであれば、しばらく休養することも検討してもらいたいです。