お笑いタレント・YouTuberのフワちゃん(30)が、ピン芸人・やす子さん(26)に対する誹謗中傷問題で芸能活動休止を発表してから3週間が経ち、ニュースサイト『NEWSポストセブン』が一連の騒動の“真相”を伝え、新たな情報が複数出てきたことで波紋を広げています。
フワちゃんは8月4日に、やす子さんが同2日にX(旧ツイッター)に投稿した「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」とのつぶやきに対して、「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」と前触れもなく突然暴言を吐きました。
<↓の画像が、フワちゃんの誹謗中傷投稿の写真>
フワちゃんはこの投稿をすぐに削除し、何事もなかったように数時間後にはインスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開の機能)を更新し、公私共に仲が良い先輩コンビ『Aマッソ』の加納さん(結婚前の本名=加納愛子 35歳)、お笑いトリオ『トンツカタン』の森本晋太郎さん(34)との3ショット写真を公開、海で遊んだことを報告していました。
<↓の画像が、フワちゃんがインスタストーリー投稿のAマッソ加納さん、トンツカタン森本晋太郎さんとの写真>
その後、やす子さんがXで「とっても悲しい」と意味深につぶやいた後に、フワちゃんはXで「本当にすみません 今ここで皆さんに報告することではないのですが、言っちゃいけないこと言って、傷つけてしまいました ご本人に直接謝ります」と綴り、同6日にやす子さんの仕事現場を訪ねて直接謝罪したとされています。
そして、フワちゃん8日に謝罪コメントを発表し、問題の投稿に至った経緯については、「投稿当時、私はアンチコメントについて話していて、偶然目にしたやす子さんの投稿に、『これにアンチコメントがつくなら。』といった趣旨で、本件の投稿の内容を記載し、その場にいた方に表示したスマートフォンを見せたところ、操作を誤って実際に投稿してしまいました」
と、悪ふざけで書いた大喜利ネタを“誤爆”投稿してしまったと弁明していました。
また、問題の投稿当時はAマッソ加納さん、トンツカタン森本晋太郎さんと旅行中だったものの、「この2人は本件の投稿については関わっておりません」とし、同11日に芸能活動休止を発表しました。
<↓の画像が、フワちゃんの謝罪コメント全文の写真>
フワちゃんの活動休止から2週間後にトンツカタン森本晋太郎さんはYouTubeで、「少なくとも、僕が関与していることではないというのだけは、ハッキリと言える」
と関与を完全否定しました。
トンツカタン森本晋太郎さんがこのタイミングで強く否定した理由は、8月30日から配信されている『Google』のオリジナル番組『漫画遊戯者達の夜』への出演が関係しているのではないかともみられています。
このように様々な憶測が飛び交う中でNEWSポストセブンが、一連の騒動の元凶はAマッソ加納さんの言動にあったと報じ波紋を広げています。
まず、やす子さんのX投稿を最初に見つけたのはAマッソ加納さんだったといい、加納さんはフワちゃんに「この投稿どうなん?」などとけしかけ、このフリを受けてフワちゃんは問題の文章を作って加納さんに見せたところ、フワちゃんが誤って投稿ボタンを押して誤爆してしまったとのことです。
そして、この問題に対する謝罪文を作成するにあたり、3人と事務所関係者が協議を重ねたそうですが、Aマッソ加納さんが所属する大手芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』サイドは、加納さんから正確な話を聞けていなかったことで「加納は騒動に直接関係していない」との姿勢を貫き、謝罪文に事の詳細を記載することに難色を示したそうです。
その結果、最終的にフワちゃんが責任を取る形となったいい、Aマッソ加納さんもここまで大騒動に発展してしまったことや、フワちゃんに罪を被せたことに対して罪の意識を持っているといいます。
一方、トンツカタン森本晋太郎さんサイドはフワちゃんが謝罪後、業界関係者にこの件を文書で釈明したそうで、森本さんは「強く止めることができず、最終的にふざけた流れで投稿に至ったことを自分の落ち度でもあると反省しております」などと謝罪していたほか、フワちゃんの謝罪文については「2つの事実が隠されている」ということも記されていたといいます。
<↓の画像は、NEWSポストセブンが入手のトンツカタン森本晋太郎さんサイドが作成した文書の写真>
これらの情報を掴んだNEWSポストセブンは真相を確かめるため、Aマッソ加納さんが所属のナベプロに取材したところ、加納さんがやす子さんの投稿を最初に見つけ、「この投稿どうなん?」と言ったことは事実だと認めつつも、「(同社による聞き取り調査では)加納が書き込みを指示したり、投稿を煽った、ということはないと確認しております」
と回答したそうです。
謝罪文作成を巡って意見が食い違ったことも事実としながら、「フワちゃんサイドから送られてきた謝罪文章に、事実と異なる内容があった為、『同意できない』とお伝えしました。当社の見解としては、X上の投稿内容に関して、やす子さんの投稿を見つけたことが、今回の投稿における動機になったとは考えにくいと判断しております」
と、問題の責任はフワちゃんにあるとする見解を示したといいます。
また、トンツカタンが所属する『プロダクション人力舎』は、「その件(2人を止めようとしたこと)に関しては事実と聞いております」
と回答したとのことです。
ちなみに、フワちゃんもかつて所属していたナベプロサイドは謝罪文の作成にあたり、フワちゃんのマネージャーにブチギレ激怒する場面があったそうで、NEWSポストセブンは現時点で公開はしていないものの、話し合い時の音声データも証拠として入手しているとしています。
これらの報道を受けてネット上では、
- 謝罪文で嘘つかせてた時点で、関わってないで言い逃れ出来ない
- なんだ、フワはむしろ被害者じゃん イジメ気質の先輩の期待に応えたまでで
- 苦楽を共にした旧知の師弟関係みたいにいってたのに、後輩のやらかしにスルー決め込むってどういうことよ加納…
- 『この投稿どうなん?』こんなフリもダメ!ってなったらもうなんにもしゃべれないでしょ。苦笑 手が滑ったんだとしても投稿しちゃった人がダメ。
- 二人でやす子さんを玩具にして遊んでたのは事実ってことですよね…これは二人の責任でしょう。
- まあまとめて消えてどうぞ
- 旅行先でなにやってんだ? ほんと陰険だなあ
- 「人を傷付けない笑い」系の芸人も先輩・後輩問わず加納さんのヘイト対象なんだろうね
などの声が上がっています。
フワちゃんは傍若無人な性格で知られていますが、有吉弘行さんなどの尊敬している先輩に対しては従順な態度を見せており、Aマッソ加納さんもナベプロ時代から可愛がってもらっている先輩なので、加納さんのフリを断れずに問題の文章を作成してしまったとも考えられます。
そうだとしてもフワちゃんが誹謗中傷をしたことに変わりはないですし、Aマッソ加納さんは「この投稿どうなん?」と言っただけで、やす子さんのことを裏でボロクソ言っていたという話も今のところ出てはいないだけに、現時点で出ている情報だけで、加納さんにも大きな責任がある、フワちゃんと同罪だとする声には疑問を抱きます。
ただ、この問題に関与していたことが明らかになった以上は、Aマッソ加納さんはこのままスルーすることなく、謝罪コメントなどを出した方がいいと思います。
Aマッソ加納さんは5年前にもイベントで「質問に対して薬局にあるもので答える」というネタを披露した際に、プロテニスプレーヤー・大坂なおみ選手に必要なものは?との問いに、「漂白剤。あの人日焼けしすぎやろ!」と肌の色を揶揄したことで、差別発言だとして大炎上した過去があります。
今回の件を巡り、こうした過去の発言も蒸し返されて大きな波紋を広げていて、Aマッソのイメージが悪化し始めていることから、早期に対応した方がいいのではと思いますが、ナベプロの力を使って上手くやり過ごし、何事もなかったかのように活動を続けていくのか、今後の対応を見守っていきたいです。