ピン芸人・やす子さんに対する誹謗中傷問題で、8月から芸能活動を休止中のお笑いタレント・YouTuberのフワちゃん(本名=不破遥香 30歳)が、騒動直前に警察沙汰のトラブルに見舞われていたことを、週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』が伝えています。
記事では警察関係者が「7月中旬、フワちゃんは警視庁渋谷署に呼び出されました。薬物トラブルが浮上したのです」と明かし、トラブルの経緯については、「フワちゃんの母親が、家にあったお菓子を食べたところ、体調が急変して救急搬送されたのです。病院で調べると、お菓子のなかにCBDの成分が見つかった。そこで、警察に通報したようです。お菓子はフワちゃんが持ち帰ったものでした」
と説明しています。
お菓子に含まれていたという「CBD(カンナビジオール)」とは、大麻草の種子・茎に含まれる幻覚作用や中毒性が無い成分で、所持したとしても罪に問われない“合法大麻”となっています。
CBDに期待される効果としては、リラックス効果によるストレス解消や疲労回復、睡眠導入や腸の働きの補助などが挙げられ、CBD成分を含むオイルや化粧品、飲料やお菓子などの食品が一般販売されており、海外では癲癇(てんかん)の医療用医薬品に使用されています。
<↓の画像は、合法大麻・CBD成分入りお菓子のイメージ写真>
そうしたCBD成分を含むお菓子をフワちゃんの母親が摂取後、突然体調不良を訴えて緊急搬送され、法的には問題がないものの、問題のお菓子を所持していた経緯を聞くために事情聴取が行われたといい、「CBD入りのお菓子は合法で、日本でも購入することができます。しかし、海外で手に入れたもののなかには、日本で禁止されている成分が含まれていることもしばしばあるのです。そのため、CBD入りのお菓子でトラブルが起きれば、病院は警察に通報しますし、警察も捜査することになります」
と、前出の警察関係者が説明しています。
そして、お菓子の成分を鑑定したところ違法成分は検出されず、合法なお菓子だったことが判明し、フワちゃんにも薬物疑惑は無かったといいます。
警察関係者は、合法大麻のCBDにも今後は注意が必要とも語り、「現在のところ違法薬物ではありませんが、今年12月12日以降は法改正により、含有量によっては麻薬として取り扱われる可能性もあるんです。CBDは一部で人気を集めていますが、法改正後は、より慎重な対応が求められます」
としています。
こうした情報をキャッチしたSmartFLASHは真相を確かめるため、フワちゃんサイドに取材したところ、母親が体調を崩して搬送されたことは事実と認めたうえで、「食べたものは日本国内の店頭で購入できるCBDのお菓子で、大麻の成分も検出されておりません。」「フワちゃん自身が取り調べを受けたという事実もありません」
と回答したそうです。
フワちゃんが警察に行ったのも事実としながら、「このお菓子自体が薬物でない」「事情聴取のためではなく、検査いただいたお菓子を処分する手続のため」
と説明し、そもそも母親が体調を崩した原因についても、CBD入りお菓子を食べたことが原因なのかは不明だとしています。
この報道を受けてネット上では、
- 母親にそんなお菓子食べさせるのがよくわからない
- 違法かどうか以前に、そういう食べ物を買おうって発想からしてもうマトモではない
- 羽田空港にもCBDカフェがあるくらいなので何を今さらガタガタと思うけど、体調不良は気がかりですね
- わざわざパッケージに【CBD】と描かれているお菓子を選び買うところがフワだな。結局のとこ そういう人という事。
- 法的にセーフだから、と救急搬送される事例のある胡散臭い物を所持し、そんなもんを親が食べてしまう状況を作ってしまっていた事とか、真っ当な人間ではないよね。非常識キャラではなく、本当の非常識な人間だわ。
- このお菓子の品名知りたいな。こんな体調壊すようなお菓子が売ってるの問題あると思う。
などの声が上がっています。
フワちゃんは5年前にX(旧ツイッター)で「日本はハロウィン! ロスはマリファナ!」と綴り、アメリカ・ロサンゼルスの観光地・ベニスビーチで、大麻の取引をしている外国人グループの様子を動画で公開し、笑顔で「見てぇ~麻薬の取引してる~ 悪人でーす」と語り、「マリファナわら」とのテロップを入れていました。
<↓の画像が、大麻取引現場を撮影したフワちゃんの写真>
フワちゃんは小学2年生から2年間アメリカで過ごし、その後も頻繁に海外に渡っていることから、大麻に対する抵抗はそれほどないのかもしれません。
CBDに関しては日本でも合法な大麻成分で、リラックス効果などが期待されるとのことから、CBD入り商品は年々増加し市場が拡大しており、芸能人ではモデル・タレントの吉川ひなのさん、マギーさん、俳優の窪塚洋介さん、プロボクサーの井岡一翔選手、格闘家の武尊選手らが使用を公言し、CBD入り商品のプロデュースをしている方もいます。
ただ、CBDにもいくつかの副作用があり、摂取量によっては倦怠感、めまい、眠気、離人感、下痢などの症状が現れる可能性があるほか、大麻成分に対してアレルギーを持つ場合、ノドの痛み、じんましん、くしゃみや鼻水などの症状を引き起こす恐れもあるとのことです。
そのため、CBDは合法大麻ではあるものの使用には注意が必要で、幻覚作用などはないものの、大麻由来成分ということで世間一般のイメージはあまり良くないですし、フワちゃんは炎上騒動などもあってイメージがさらに悪化しているだけに、芸能界復帰を考えているのであれば、プライベートの行動にも色々と注意を払った方がよさそうです。