“白目漫才”でブレークした吉本興業所属のコンビ『ピスタチオ』が、5月末をもってコンビ解散することや、小澤慎一朗さん(おざわ・しんいちろう 33歳)が芸人を引退することが発表されました。
ピスタチオ解散はそれぞれのSNS、コンビのYouTubeチャンネル『ピスタチオーですっ。』(登録者数:2.74万人)などで発表され、コンビ解散の理由は、小澤慎一朗さんが家庭を持ち、将来のことなども考えて、芸人を続けることへのモチベーションも失ってしまったからといい、小澤さんからコンビ解散を切り出し、話し合いの末に5月末をもって解散することが決定したそうです。
<↓の画像左が伊地知大樹さん、右が小澤慎一朗さん>
小澤慎一朗さんはコンビ解散をもって芸人を引退するものの、吉本興業に籍を置き、今後は児童福祉関係の資格取得を目指し、支援活動など様々なことに挑戦していくとしています。
一方の伊地知大樹さん(いぢち・ひろき 37歳)は、「一発屋から二発屋になるべくもがいていたので、僕も悔しさが残っているというのが正直な気持ち」と明かした上で、自身は今後も芸人活動を続けていくとし、ファンにはそれぞれの今後の活動を応援してもらえたら嬉しいとコメントし、YouTubeは今後も伊地知さん1人で続けると報告しています。
ピスタチオの2人は、吉本興業の養成所『吉本総合芸能学院(NSC)』の東京校13期生として出会い、2010年にコンビを結成しました。
しかし、コンビのネタで手応えが得られず、2012年にコンビ解散の話が持ち上がり、最後のネタとして作った白目を剥く漫才がウケたことで解散を撤回、それから数年後に大ブレークして仕事が激増しました。
ただ、ブレークは長く続かず仕事が減少していき、小澤慎一朗さんはお笑いと並行して役者業、伊地知大樹さんは趣味の釣り関連の活動も行い、2020年にはアパレルブランド『RAD RACY(ラッドレイシー)』を立ち上げるなどしています。
そして、結成から12年でコンビ解散となること、小澤慎一朗さんは芸人引退、伊地知大樹さんはピン芸人として活動継続という決断を下したことにネット上では、
- マジかよあの変顔で白目を剥く漫才で人気のピスタチオが!?つれーわーピスタチオロスだわー…
- すごい好きだった。白いのがヤバイ金持ちで黒いのが話術でナンバーワンホストだっけ
- 謎にゴリ推されて謎に消えていった人たち
- 殻を破れなかったな
- なんかキャラが定まらんかったな
- 白目のネタは汎用性がなさすぎた
- 白目も解散するからやけくそでやったんがたまたまウケただけやからな
- 小沢は家が金持ちだからな
- 妻子ができたし実家が会社やってるから仕事のアテもある。金に余裕があるから好きなことやってても困らない、芸人辞めても続けてもいい感じ
- コンビでYouTubeやりはじめてすぐダメになったね。あれがホスト側の優しさなんだろうけど、金持ちの方が結局何も返すことができなかったからな
- 意外と若いんだな、40過ぎてるのかと思った。20代で結構テレビ出てたのか。売れそうだったのにもったいなかったね
などの声が上がっています。
芸人引退を決断した小澤慎一朗さんは、2019年に舞台で共演した3歳年上の女優・吉川莉早さん(よしかわ・りさ 36歳)と2020年10月8日にできちゃった結婚し、昨年4月15日に第1子となる長男(1)が誕生しました。
<↓の画像は、小澤慎一朗さんと妻・吉川莉早さんの写真>
妻子持ちとなったことも芸人引退を決意した大きな理由のようですが、小澤慎一朗さんは母親の祖父がおもちゃ会社『ダイヤブロック』の創設メンバー、父親はIT企業社長で、大人になってからも仕送りを貰って生活に困ったことが無いため、「ハングリー精神が無い」と自ら語っていました。
それによって、お笑いへの思い入れが強い伊地知大樹さんとは以前から温度差があったように見え、ピスタチオ解散は残念ではあるものの、こうした結果になってしまったのも仕方がないと感じます。
そして、小澤慎一朗さんはこれから児童福祉関係の資格取得を目指し、新たな活動をしていくといい、一方の伊地知大樹さんは再ブレークを目指して、ピン芸人としてお笑いを続けていくとのことで、それぞれ別の道を歩むことになりましたが、これからの活動も応援したいですね。