コカイン使用事件で逮捕・起訴された電気グルーヴ・ピエール瀧被告(本名=瀧正則 52歳)が4日に保釈され、担当弁護士は今後について、薬物依存克服のための治療に向けて1、2週間の間にカウンセリングを受け、裁判が始まる前までに入院もしくは通院かを決めるそうです。
一方、ピエール瀧被告にコカインを譲り渡した疑いで逮捕された通訳業・田坂真樹容疑者(48)は8日、麻薬取締法違反(譲渡)の罪で起訴されており、田坂容疑者は3月11日に神奈川・横浜市鶴見区内で、ピエール瀧被告にコカイン約6グラムを15万円で譲渡したとされています。
このように新たな動きが起きている中で、2012年4月~今年3月までの7年にわたってラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ 平日13時)でピエール瀧被告と共演し、逮捕後には番組で涙を流していた元朝日放送でフリーの赤江珠緒アナウンサー(44)が9日、保釈後にピエール瀧被告とテレビ電話で会話したことを明かしました。
<↓の画像は、ラジオ番組『たまむすび』で共演のピエール瀧被告、赤江珠緒アナの写真>
(画像中央は電気グルーヴ・石野卓球さん)
赤江珠緒アナは9日の番組内で、ピエール瀧被告が保釈されたことに触れ、火曜レギュラーの南海キャンディーズ・山里亮太さんに対して、「電話ありました。謝っておいてって。みんなに謝っておいてって言ってたよ」と報告しました。
赤江珠緒アナによれば、夜中にピエール瀧被告から突然電話がかかってきたそうで、ピエール瀧被告は「赤江さん、ごめんね」と謝罪し、顔を見て話したいと言われたことでテレビ電話に切り替えたそうなのですが、アナログ人間という赤江アナは自分の顔が相手に映ることを知らず、スッピンの状態でピエール瀧被告と会話をしたといいます。
そんな赤江珠緒アナの顔を見たピエール瀧被告から「赤江さん、“中坊感”増してない?」と指摘され、「それはそうだよ、風呂も入ってこっちはスッピンだよ!」と返したというやり取りを笑いながら明かしていました。
保釈後にこうした形で共演者に謝罪したというピエール瀧被告は、8日に52歳の誕生日を迎えているのですが、保釈後に家族や親族と会ったのかどうか、スポーツ紙から取材を受けた担当弁護士は「プライベートなことはお答えできません」と回答していたものの、9日付の『サンケイスポーツ』によれば、ピエール瀧被告は現在東京都内にいるとみられており、8日も家族と過ごしたようだと伝えています。
ピエール瀧被告が保釈されたことによって、マスコミは東京・世田谷区内にあるピエール瀧被告の自宅周辺で張り込みをしているようで、保釈から2日後の6日には、自宅前に警察が出動する騒ぎがあったと『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
東スポは警察が出動した理由について、ある週刊誌記者が“何かやらかした”とし、詳しいことは明らかにはなっていないのですが、現場の目撃者は、「近隣住民ではなく、通報したのは瀧被告、もしくは家族。警察官が状況を説明しに、瀧被告の自宅に入っていきましたから」
と話したとしています。
<↓の画像が、ピエール瀧被告の自宅前に集まった警察官の写真>
<↓の画像は、ピエール瀧被告の自宅前写真>
マスコミはピエール瀧被告が逮捕後に、静岡市内に暮らす父・瀧正臣さんに何度も取材を行うなどしており、これも物議を醸していましたが、保釈された後に自宅前で張り込み、トラブルを起こすというのはどうかと感じますね。
<↓の画像は、ピエール瀧被告が逮捕後に取材を受けた父・正臣さんの写真>
ピエール瀧被告には中学2年生になる長女がおり、今回の事件では本人だけでなく、家族も非常に大きなダメージを受けていることは間違いないため、いくら事件に関する取材と言えども、家族にも迷惑を掛ける行為は控えてもらいたいです。
そして、ピエール瀧被告の今後についてですが、これから医師の診察やカウンセリングなどを受けた上で、薬物からの脱却を目指すといい、保釈身元引受人になったとされるピエール瀧被告の奥さんは、周囲にも離婚するつもりはないと話しているそうなので、これから家族のサポートなどを受けながら、どうにか立ち直ってほしいですね。