『電気グルーヴ』のメンバー・ピエール瀧容疑者(本名=瀧正則 たき・まさのり 51歳)に麻薬「コカイン」を譲り渡したとして、友人の通訳業・田坂真樹容疑者(48)が19日に麻薬取締法違反(譲渡)容疑で逮捕され、今後さらに周囲から逮捕者が出るのではないかという話が出てきています。
各報道によれば、田坂真樹容疑者はピエール瀧容疑者が逮捕される前日(11日)の夜に、自身の自宅近くにあるコンビニの駐車場でピエール容疑者にコカイン数グラムを譲り渡し、代金として現金数万円を受け取った疑いが持たれており、取り調べに対して田坂容疑者は「知り合いに頼まれて渡したがコカインとは知らなかった」と容疑を否認しているといいます。
<↓の画像が、田坂真樹容疑者の写真>
<↓の画像は、田坂真樹容疑者の逮捕報道写真>
田坂真樹容疑者とピエール瀧容疑者は20年来の友人で、電気グルーヴと同じテクノ・クラブミュージック業界に早くから出入りし、日本のテクノ系アーティストが海外でイベントを開催する際にも携わるなどしていたそうです。
また、田坂真樹容疑者は本業の通訳として、バナナマンがMCの人気バラエティ番組『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系 月曜18時55分)に出演していたことが判明しています。
<↓の画像が、『YOUは何しに日本へ?』出演の田坂真樹容疑者の写真>
『スポーツニッポン』(スポニチ)によると捜査関係者は、「田坂容疑者の逮捕は仲間内で薬物がまん延していることを示すもの」「仲間内の事なら身の危険もなくあっさり“吐く”だろう。テクノ界が一網打尽になる可能性も出てきた」と指摘し、一方の音楽関係者は、「瀧容疑者だけでなく、田坂容疑者と接点の多いTや人気グループのSにも薬物の噂がある」
と明かしていると伝えています。
一方の『東京スポーツ』(東スポ)は、田坂真樹容疑者の夫が電気グルーヴと深い関係にあるDJ TASAKAさん(1974年生まれ)だと伝えており、薬物ルートについて何らかの事情を知っているのではないかと疑いの目を向けています。
DJ TASAKAさんは、1996年から2年間働いていたレコード屋で電気グルーヴの石野卓球さん(いしの・たっきゅう 本名=石野文敏 51歳)と出会い、そこで手渡した自身のMIXテープがきっかけで、1997年に卓球さんが主催のクラブイベント『LOOPA』のレギュラーDJに抜擢されました。
<↓の画像が、DJ TASAKAさんの写真>
1999年夏からは電気グルーヴのライブにも参加し、2000年からは卓球さん主催の国内最大屋内レイヴイベント『WIRE』に出演しています。
そうして電気グルーヴとの関係を深めていき、2000年に電気グルーヴがリリースの8枚目アルバム『VOXXX』の制作に携わったほか、ライブツアーにも参加しました。
2001年には、自信初となるCDをリリースし、テクノ・ミュージックが盛んなドイツのテクノイベントに出演したり、ヒップホップユニット『アルファ』のメジャーデビュー曲『エクスタシー温泉』に参加、ピン芸人・三瓶さんがリリースした楽曲の作曲・編曲を手掛けるなどしています。
最近では、2017年に電気グルーヴがリリースのベストアルバムでダイジェストミックスを担当しており、ファンらの間では「電気グルーヴのサポートメンバー」という位置付けだったといいます。
そんなDJ TASAKAさんの妻・田坂真樹容疑者が19日に逮捕されたのですが、20日未明に自身のツイッターを更新し、「I LOVE DENKI GROOVE !!!!!」とツイートしていました。
<↓の画像は、DJ TASAKAさんのツイート写真>
東スポによれば、ピエール瀧容疑者に近い人物が逮捕されたことに電気グルーヴファンはショックを受けているといい、30代の男性ファンは、「身近な人物がブツの供給先だったのか、と。主従関係でいえば、電気の2人が圧倒的に上ですから、瀧容疑者は安心して薬物を注文していたのだろう」と話していたとしています。
また、田坂真樹容疑者の逮捕で疑惑の目は石野卓球さんにも向けられてくるとし、「瀧容疑者の逮捕後も卓球は事件の見解は示していない。週刊誌では電気グルーヴ周辺で以前から違法薬物が蔓延しており『卓球も!?』という報道が相次いでいる」と音楽関係者が語っていると伝えています。
なお、石野卓球さんはピエール瀧容疑者の逮捕については言及をしていないものの、22日朝にツイッターを更新し、電気グルーヴと昨年コラボした人気4コマ漫画『ポプテピピック』のキャラクター・ポプ子が、でんでん太鼓を打ち鳴らしながら「容疑者!!」と発しているコラージュ画像を投稿しています。
<↓の画像が、石野卓球さんのツイート写真>
そして、これらの報道を受けてネット上では、
- 卓球はこの時点ですでにおもいっきりグレーやな
- 卓球も時間の問題という気がする。
- この女の旦那も卓球もやってると思うわな。普通は。
- 今まで芋づる式なんかなったためしがないけど芋づる式になってほしいな。楽しみにしてるわ。
- ご主人も知っていそうだし卓球も疑惑を向けられても当然かも。
- 卓球に疑惑があるなら薬物検査すれば一発じゃないでしょうか?同じメンバーだから拒否はできないのでは?
芋づる式で捕まえた試しはほとんどないけど、今回こそはマトリに期待しています。 - この女からの譲渡はマトリが半年近く内偵していたから事前に判っていた事だから、他の者にも接触しているのを確認している可能性が高い。
戦々恐々としている他の芸能人もいる筈だし、この際芋づる式を期待したい。
などのコメントが寄せられています。
ピエール瀧容疑者と田坂真樹容疑者を逮捕した厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部(通称:麻取、マトリ)は、相当確度の高い情報を得た上で、昨年秋から慎重に内偵捜査を行っていたと推測されており、前日夜にピエール瀧容疑者が田坂容疑者と接触したことで、12日朝に家宅捜索を行ったとみられます。
昨年秋から約半年の間に、薬物の供給元だったとされる田坂真樹容疑者が、もし石野卓球さんとも接触を図っていたとすれば、麻取からマークされている可能性は高いですし、夫のDJ TASAKAさんも同様に疑われていたとしても不思議ではなく、スポニチが伝えている「田坂容疑者と接点の多いT」というのは、もしかするとDJ TASAKAさんなのかもしれません。
しかし、現時点では石野卓球さんやDJ TASAKAさんが取り調べを受けているという話も無いことから、今のところ“グレー”ではあるのですが、電気グルーヴの追っかけをしていた元DJで薬物依存症だったK子さんの更生を支援し、電気グルーヴ周辺の情報収集を15年前に行っていたジャーナリストで『トキワ精神保健事務所』の押川剛さん(1968年生まれ)は、13日に自身のツイッター上で、「何時か薬物でパクられるのは、ピエール瀧ではなく石野卓球のほうだと思っていた。」
とツイートしています。
「K子は電気グルーヴのイベントがあると聞けば、静岡だろうがドイツだろうがどこへでも飛んだ。『石野卓球と仲良くなってセッ〇〇もドラッグも一緒にやりました』と誇らしげに語り、写真まで見せてくれた。」
<↓の画像が、押川剛さんのツイート写真>
さらに、「当時はエクスタシー(MDMA)というドラッグが大流行していて、俺が取材をした限りでも『クラブやDJイベントではドラッグは当たり前』のノリだった。K子もまったくもって『犯罪』の自覚がなかった。なんたって教祖である電気グルーヴやそのとりまきが、当然のようにドラッグを楽しんでいるというのだ。」
などとツイートし、当時撮影されたK子さんと石野卓球さん?の写真も投稿しています。
「K子の持っていた写真や、その詳細な証言から、俺も取材を重ねそこに嘘があるとは思えなかった。」
<↓の画像が、K子さんと石野卓球さん?の写真>
22日には、K子さんと共に出版した本について、「実名は伏せていたが、田坂真樹容疑者(48)の親族についても書いていた。著書に記しているその他の関係者達も、逮捕される日が近いかもしれないな。」
とツイートし、23日には、K子さんとDJ TASAKAさん?らしき人物の2ショット写真を公開しています。
<↓の画像が、K子さんとDJ TASAKAさん?の写真>
こうしたかなり信憑性が高い情報を押川剛さんが発信しているので、もし現在はコカインなどの違法薬物を使用していなかったとしても、2人はピエール瀧容疑者や田坂真樹容疑者と深い関係にあることは間違いないため、今後麻取の捜査の手が伸びる可能性は十分あるでしょうね。