麻薬「コカイン」の使用容疑で逮捕された電気グルーヴ・ピエール瀧被告(本名=瀧正則 51歳)が2日、麻薬及び向精神薬取締法違反の罪で東京地方検察庁に起訴されたことが明らかになりました。
また、検察に起訴されたことを受けて、ピエール瀧被告の所属事務所『ソニー・ミュージックアーティスツ』が同日、マネジメント契約を解除したことを公式サイト上で発表しました。
『ソニー・ミュージックアーティスツ』は公式サイトで、ピエール瀧被告が麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕されたことを謝罪し、「本日、2019年4月2日に、ピエール瀧が上記違反により起訴されたことを受けまして、ピエール瀧とのマネジメント契約を解除いたしました。なお、本件に関しましては、引き続き誠意をもって対応させていただく所存です。」
と契約解除を報告しています。
<↓の画像が、ピエール瀧被告の契約解除コメント全文の写真>
3月12日に逮捕されたピエール瀧容疑者は、関東信越厚生局麻薬取締部の取り調べに対して容疑を認めており、「逮捕前日の夜から、当日の明け方にかけてコカインを吸った」「20代のころからコカインや大麻を使っていた」「ストレス解消のために使った」
などと供述しています。
起訴状によれば、ピエール瀧被告は3月12日ごろに自宅とは別の東京・世田谷区内のマンション一室で、コカインを若干量吸引したとしています。
<↓の画像は、ピエール瀧被告の起訴報道の写真>
今後はピエール瀧被告の代理人弁護士が裁判所に保釈請求を行い、裁判所が保釈を認め、保釈保証金が納付されれば、現在勾留されている警視庁・東京湾岸署から保釈されます。
ピエール瀧容疑者のコカイン事件では、20年来の友人で通訳業・田坂真樹容疑者(48)がピエール瀧被告にコカインを譲り渡しの疑いで逮捕されており、ピエール瀧被告は取り調べに対して、田坂容疑者からコカインを購入したことを認める供述もしています。
<↓の画像は、コカインを譲渡した容疑で逮捕された田坂真樹容疑者の写真>
テレビ朝日系『ANN』の報道によると、ピエール瀧被告は勾留中、一時的に「食欲があまりない」などと話していたそうですが、取り調べには淡々と応じていたといいます。
そして、ピエール瀧被告の起訴や契約解除発表に対してネット上では、
- 普通の会社でもまず解雇 当然の話だね
- お先真っ暗ですね、自業自得ですが家族、特に中学生の子供さんが可哀想
- 当然といえば当然だけど、けっこうショック。電気の活動はどうなるのかな?卓球はどうすんだろう。
- 瀧のことは好きだったけど、社会人なら当然な話だな。これから十分な反省は必要だし、ファンとしてはここから這い上がって欲しい。
- 当然と言えばそうだけど、本当は解雇したくなくても、今の時代許されないというか、他のタレントへの影響とかあるだろうしね…。
でも薬物は再犯も多いし家族もファンもいるから、見守っていくとか支えるとかしてほしい - あまいことは承知の上だけど、事務所は更生まで面倒見て欲しかった。完全復帰を見届けて欲しかった。
- 音源の出荷・配信停止と出演作品の差し替え、ワイドショーのバッシング。十分に社会的制裁は受けてると思うんですよね…卓球はどうするんでしょうか。
などのコメントが寄せられています。
ピエール瀧被告の自宅などからはコカインなど、違法薬物に関しては発見されていないのですが、尿検査でコカインの使用を示す陽性反応が出ているほか、自宅から押収された細く丸められた韓国紙幣からコカインの成分が検出されており、使用や購入などを認めていることから、起訴されるのは当然ですし、所属事務所に契約解除されるのも仕方のない話ですね。
なお、ピエール瀧被告と共に電気グルーヴで活動のミュージシャン・石野卓球さんは、この発表を受けて自身のツイッターを更新しており、電気グルーヴの公式ツイッターアカウントがツイートしたピエール瀧被告の契約解除に関する投稿をリツイートし、その後は笑顔でブランコに乗っている写真を投稿しています。
<↓の画像は、石野卓球さんのツイート写真>
石野卓球さんはピエール瀧被告が逮捕後も、相方として特に謝罪コメントを発表することなく、これまで通りのツイートを続けており、ピエール瀧被告と2人きりになったらどのような言葉をかけるかファンから質問されると、「I love you」「性的な意味のみで」などとツイートしています。
下ネタを交えながら相変わらずのツイートを続けている石野卓球さんですが、ピエール瀧被告が逮捕・起訴され、さらに所属事務所との契約も解除されたことによって、電気グルーヴの活動も今後どうなるか分からない状態になったため、内心では大きなショックを受けているかもしれません。
また、電気グルーヴファンたちからも心配の声が多く上がっているのですが、これからピエール瀧被告の事件に加えて、電気グルーヴはどうなっていくのか引き続き見守っていきたいですね。