『オフィス北野』からの独立騒動後も、様々なトラブルを報じられているビートたけしさん(本名=北野武 74歳)の“最後のマネージャー”が、8月末をもって事務所を辞めることを18日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じ、ネット上では様々な声が上がっています。
『週刊新潮』によれば、約10年前からビートたけしさんのマネージャーを務め、独立後は事務所の役員も務めていた男性マネージャーが突然、新作映画の撮影中に事務所を辞めることが決定したそうです。
マネージャーの退社についてキー局の関係者は、「たけしさんは新作映画の撮影中ですが、そんな大切な時期にも関わらず、10年ほどマネージャーを務めた男性が8月末で退社するんです。3年前の『オフィス北野』からの独立騒動でも、たけしさん本人から真っ先にマネージャーを務めてくれと声がかかるほど信頼されていた人物。たけしさんが作った新会社『T.Nゴン』でも役員を務めていましたからね。今やオフィス北野時代から働いている古参のスタッフは彼くらいでしたが、とうとう離れてしまうのかと業界では話題になっています」
と語っています。
ビートたけしさんは2013年に、再婚相手で18歳年下のAさんと出会って以降、長年連れ添った元妻・幹子さん、元テレビディレクターで『オフィス北野』の元社長・森昌行さん、運転手、スタイリスト等との関係を絶ち、それによって様々なトラブルが発生しており、現在は自身の映画作品の販売などを手掛ける『バンダイナムコアーツ』を相手取り、損害賠償の支払いなどを求める訴訟も起こしています。
そうした中で、ビートたけしさんの元から“最後のマネージャー”も離れていくことが判明し、前出のキー局関係者はそのマネージャーについて、「辞めることになった古参のマネージャーは、たけしさんのことを“監督”って呼んでいましてね。彼自身もかつて『オフィス北野』で映像制作の仕事をしていましたから、世界的な映画監督であるたけしさんに憧れて尊敬していた。テレビ収録に付き添い、スケジュール管理から局の関係者との打ち合わせまでをこなしていました。たけしさんが帰った後もスタッフと食事へ行くなど親睦を深め、プライベートの時間を削って人脈を築いていたけど、例の独立騒動以降は傍目にも、心労を抱えているような印象で気の毒でした」
と語っています。
『週刊新潮』は真相を確かめるため、ビートたけしさんサイドにマネージャーの退社について問い合わせたところ、事務所の代理人弁護士が同席の上で当のマネージャーが取材に応じたといい、事務所を辞める理由については、「ご指摘の理由とは全く違い、私のプライベートな事情による円満退社です」と語ったとのことです。
そして、ビートたけしさんの元からマネージャーも離れることが明らかとなりネット上では、
- もう皆んなの憧れだった北野武はもういない
- 思う所は多々あれど、義理を踏まえしっかりした大人な回答に感じる。たけしは何を思うのだろう。
- 老いてからの引き際ってのは重要ですね。先日の張本さんや関口さんといい、たけしさんも年取って、感性がおかしくなったね
- 老いると判断力が鈍るんだろうね。数々のスター達が晩年に後妻業の女に乗っ取られて晩節を汚し、死んでから家族と騒動になってるのに。やっぱりビートたけしも耄碌したとしか。
- 森社長は本当に苦楽を共に…いや、それ以上に殿に仕えたと思う。彼が離れた時点でたけし城は陥落したと思います。最後のマネージャーさんも殿のお世話お疲れ様でした。
新しい奥様と余生を静かに過ごしたらいいと思う。 - 天才たけし これだけ縦横無尽に活躍した人は少ない。でも所詮芸人でしょうもない者。たけしはくだらなくてしょうもないのが大好きな人
自分も女に騙されて金も人間関係も終わる、しかもおばさんに。たけしアホだなと言われて消えていく、芸人ならこれでいい - 最近は体型維持にも興味ないみたいで、かなり増量された様に思います。話されている内容もピンとハズレていると感じる事が多くなりました。
活舌が絶望的で何を話されているかわからない時があります。ゲストの皆さんの愛想笑いが、芸能活動の終わりを予感されます。
などの声が上がっています。
マネージャーの事務所退社理由は“一身上の都合”で、あくまでも円満退社であることを強調していますが、ビートたけしさんが再婚相手のAさんと出会い、2015年に2人で設立した個人事務所『T.Nゴン』に移籍して以降、様々なトラブルが原因でたけしさんの元から離れているため、どうしても何かあったのではないかと思ってしまいます。
ビートたけしさんが『オフィス北野』を退所、2018年4月に『T.Nゴン』へ移籍してから1年後の2019年には、専属スタイリストの女性が突如契約解除されていたことが報じられています。
これに関しても契約満了との情報がある一方、ビートたけしさんの元から離れた元弟子で、専属運転手だった石塚康介さんは2019年に『週刊新潮』の取材に応じ、Aさんがたけしさんの芸能活動に関与するようになって以降、スタイリストやマネージャーなど多くの人がAさんとモメて、たけしさんの元から離れていったとしています。
石塚康介さん曰く、Aさんは「自分の思うがままにならないと気がすまない」といい、石塚さんはAさんからの様々な要求にも我慢を続け、パワハラ行為にも耐え忍んできたものの、我慢の限界を迎えたことで事務所を辞める決断をしたそうで、その旨を伝えた時にはビートたけしさんも同席していたものの、「殿は終始無言でした」と明かしています。
身近な人からこうした証言が出ているため、マネージャーも我慢の限界がきたことによって、辞めることを決めたのでは等の憶測が飛び交うのも当然かと思います。
ちなみに、ビートたけしさんの長男である北野篤さんも2019年に『週刊文春』の取材に対して、「実はもう父とは2年近く連絡がとれない状態が続いています。」「父の周りにいる顔ぶれもすっかり変わり、そうした人たちの悪い噂も見聞きするようになった。この状態を放置している父は何を考えているのか」
などと語っていました。
このように家族もビートたけしさんの異変を口にしていたのですが、それから2年経った現在も状況は全く変わっていない様子で、今後もたけしさんの周辺では様々なトラブルが起こりそうな気がしてならないですね。