今年6月に離婚発表したビートたけしさん(本名=北野武 72歳)の18歳年下の愛人で、個人事務所『T.Nゴン』の取締役・横井喜代子さん(仮名)が、たけしさんの運転手を務めていた俳優・石塚康介さん(いしづか・こうすけ 41歳)から提訴されていることが明らかになりました。
これは14日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じているもので、記事では石塚康介さんが横井喜代子さんから受けたパワハラ被害を告発しており、石塚さんは横井さんのパワハラが原因で「自律神経失調症」を患い、7月30日に事務所を退社し、10月23日に横井さんと事務所を相手取り、1000万円の損害賠償を求めて東京地方裁判所に提訴したとしています。
<↓の画像が、ビートたけしさんの元運転手・石塚康介さんの写真>
これに対して『T.Nゴン』側は14日に報道各社にFAXを送信し、「本日発売の『週刊新潮』に掲載の、当社所属タレント ビートたけしに関する記事において、当社役員が、ビートたけしの弟子である運転手に対してパワーハラスメントを行うなどしたとの内容が報じられておりますが、いずれも事実に反し、当社らに対する訴訟は全くの不当訴訟というほかございません。」
と真っ向から反論しています。
また、石塚康介さんの強い希望からビートたけしさんは弟子入りを認め、俳優志望の夢を実現させるために作品への出演機会を与えたり、運転手の手伝いなどをしてもらい手当を支払うなど、事務所としてもできる限りの応援をしたと主張しています。
しかし、「様々な問題行動がありこれを度々指摘していたところ、最終的には自ら弟子を辞める道を選択されました。このような状況下での高額の損害賠償を求める提訴をみて、理解に苦しんでおります。」
としています。
このように『T.Nゴン』側は石塚康介さんの提訴は不当だと訴えているのですが、『週刊新潮』の記事では石塚さんがこれまで受けてきたパワハラの数々を訴えています。
石塚康介さんは週刊誌に告発を決意した理由について、横井喜代子さんがビートたけしさんの活動をサポートするようになって以降、スタイリストやマネージャーなど多くの人が横井さんとモメて離れていったとした上で、「今回、私がこうして声をあげることで、彼女に苦しめられながらも沈黙せざるを得なかった人たちが、私に続いてくれたらなと思っています。そして世間の人に、殿を変えてしまった彼女の真実を知ってもらえれば幸いです」
と語っています。
<↓の画像は、ビートたけしさんの交際相手・横井喜代子さん(仮名)の写真>
石塚康介さんは2010年1月にビートたけしさんの弟子となり、2011年6月から運転手を務めており、2012年に公開されたたけしさんが監督の映画『アウトレイジ ビヨンド』、2015年公開の『龍三と七人の子分たち』のほか、2016年放送のドラマ『屋根裏の散歩者』(NHK BSプレミアム)などに出演し役者としても活動していました。
石塚康介さんは以前まで『オフィス北野』に所属していましたが、昨年春にビートたけしさんが独立、2015年に設立した個人事務所『T.Nゴン』へ移籍し、運転手を務めていた石塚康介さんも同様に事務所を移籍したようです。
この9年間、ビートたけしさんの側で仕事やプライベートの様子を見てきた石塚康介さんは、まずたけしさんと横井喜代子さんの出会いを明かしており、2013年1月に東京・銀座でたけしさんの誕生日会が行われ、その後に行った西麻布で横井さんと出会い、意気投合して連日食事をするようになり、神戸旅行をする関係へと発展したそうです。
そして、出会いから約3ヶ月後には元妻・幹子さんと暮らしていた自宅を出て、新たに別のマンションを借りて横井喜代子さんと同棲生活を始め、2人はマンションにお客がいてもキスしたり、ハグするなどしていたとのことです。
芸能関係者によると、横井喜代子さんの見た目は「普通のおばさん」という感じだそうですが、褒め上手だったり、献身的な部分にビートたけしさんは惚れた様子で、母親のような女性がタイプというたけしさんの好みに合致しているため、無条件に横井さんの言うことを信じてしまう部分があったのかもしれないといいます。
2015年になると2人で個人事務所『T.Nゴン』を設立し、このころから横井喜代子さんは仕事にも口を出すようになり、2016年7月放送の『ドクターX』(テレビ朝日系)に出演したビートたけしさんがグラビアタレント・女優の橋本マナミさんとキスシーンがあり、これに横井さんは激怒し、たけしさんはマネージャーを通じてキスシーンの差し替え交渉をしていたそうです。
これ以降、横井喜代子さんは「明日の撮影に橋本マナミが来るのか」「特番のキャストに『その他』と書いてあるが、この中に橋本マナミがいるのではないか」などと、しつこくビートたけしさんに聞くなどし、こうしてたけしさんと橋本さんは共演NGになったとのことです。
<↓の画像が、橋本マナミさんと『ドクターX』のキスシーン写真>
他にも、横井喜代子さんはビートたけしさんのお金にも口を出すようになり、その影響でたけしさんは全く無頓着だったお金にうるさくなったといい、横井さんは『オフィス北野』のマネージャー、タレント等の給料を調べ上げて、「この人達の給料が高過ぎる。ダーリン、あなた会社に金を取られているだけなんじゃないの」と吹き込み、給料が書かれた書類をたけしさんに渡していたこともあったとしています。
これが最終的に『オフィス北野』からの独立騒動に繋がり、昨年春に独立となったのですが、独立してからはさらに横井喜代子さんの金への執着が増していったといいます。
ビートたけしさんは2016年から、パチンコホールチェーン『ZENT(善都)』のCMイメージキャラクターを務めているのですが、今年5月に行われた新CMのギャラが気に食わず、企業側にギャラを「1000万円上げろ」と要求して実際に上乗せさせ、これによってCM撮影現場の雰囲気はかなり悪くなっていたそうです。
同時期に石塚康介さんは横井喜代子さんから、ビートたけしさんをデザインに組み込んだTシャツを勝手に製作、販売していると難癖を付けられ、弁護士を同席させて厳重注意をされたそうなのですが、そのTシャツは石塚さんが個人的に着用するために製作したもので、実際に弁護士からも販売をせずに、自分だけで着用する分には問題ないと言われたものの、横井さんは納得せず、それと前後して石塚さんに対する高圧的な態度、パワハラが酷くなっていったと打ち明けています。
具体的には、ビートたけしさんが移動に使用する愛車ロールス・ロイスが自由に使用できなくなり、たけしさんを仕事現場に送った後、仕事が終わるまでの間に頼まれたお遣いをすることもあったそうですが、横井さんは現場送迎で車を使用していい一方、お遣いは電車、バイクなどに乗り換えて行くようにという指示が出されたといいます。
さらに、仕事現場には付き人、マネージャーがいるにも関わらず、石塚康介さんも現場に残り、ビートたけしさんを見ておくようにと指示され、これによって車の給油すらまともにできない状態になったとしています。
今年5月には、ビートたけしさんが修理に出していたメガネを受け取りに行き、本人に直接渡したところ、同日夜に横井喜代子さんからメールで「メガネは私が頼んだので、私にお渡し下さい」と言われ、その翌日も横井さんから電話をするようにというメールが届き、電話口でメガネの件について執拗に説教され、電話を切った後にも同じ内容のメールが届いたそうです。
この頃から、午前11時に横井喜代子さんに電話をするよう指示され、電話すると横井さんは寝ているのか出ないことも度々あり、石塚康介さんが11時に出勤して送迎の準備をしていると、横井さんから「なぜ、11時に連絡しない」と電話で詰問されたこともあったそうですが、同じ敷地内にいるにも関わらず、なぜいちいち電話で連絡をしなければならないのか意味不明としています。
横井喜代子さんは単に「自分の思うがまま」にならないと気が済まない人間で、全権を握っているのはビートたけしさんではなく、横井さんとしか思えない状態になっていたとのことです。
これだけでなく、車の給油へ行こうとしたところ、防犯カメラで監視していた横井喜代子さんから電話で「私に連絡してから行け」と言われたり、深夜に「今日は休みだけど、何かあったら連絡します、と社長が言っています。」と連絡があったり、休日も休ませないようにしようという嫌がらせとしか思えなかったといいます。
こうした日々を送るうちに石塚康介さんはストレスで胃痛や寒気などの症状が現れ、仕事途中に公園で倒れ込むようになり、7月30日に横井喜代子さんから「挨拶がない」と執拗に責められたことで、石塚康介さんが「挨拶しましたけど!」と反論したことで言い争いとなり、最終的に横井さんがビートたけしさんに助けを求めに行き、その瞬間に石塚さんは我慢の限界に達し、「もう辞めますので、今までありがとうございました」とたけしさんに告げ、その場を去ったといい、その間たけしさんは終始無言だったそうです。
石塚康介さんはこのような形でビートたけしさんの元を去り、損害賠償を求めて提訴するに至ったといい、年内には『T.Nゴン』からスタッフがもう1人辞める予定で、たけしさんの周囲に側近として残っているのは、『オフィス北野』時代からのマネージャーと横井喜代子さんぐらいしかいないとのことです。
このような告発をした石塚康介さんは、横井喜代子さんに謝罪を求めており、公の場で横井さんの真実を明らかにしたいと考えているとしているのですが、石塚さんの告発に対してネット上では、
- 晩節を汚す、って言葉がぴったり。年取ると視野が狭くなるんだね、色んな意味で。
- この女性に限らず、不倫して配偶者から奪う人は自惚れというか、配偶者よりも自分の方が優れてるというプライドの高い人が多い。それが手に入れたら前面に出てくる
- やしきたかじん、高倉健など、財をなした人の最後ってなんか……でしたが、この方もそういう感じにならないかと思ってしまいます。
- 才能のある人や天才も、結局はダメな女性と一緒になって言いなりになって変わってしまうよね。錦織もそうだし、、
奥さんやパートナーを選ぶときは、自分の親しい人や、友達が反対するような人とは一緒にならない方が絶対にいいと思う。 - 最近のたけしさんを見てると、たけしさんも引退しても良い時期になってきたのかなって思う。周囲が持ち上げ過ぎていて、見てる方が悲しくなる。
たかじんさんも、晩年は再婚相手と実子が揉めたし。たけしさんも晩節汚すことが無いように、引退出来ると良いですけど。 - もう引退した方がいいかも。芸能人や自営の人に定年がないかもしれないけど、物事の判断力、運転、さまざまな事に、支障がでるんだよ、歳を取ると。糟糠の妻を捨てた時点で終わってる。
- フライデー襲撃のとき軍団に「土方をしてでもお前らを食わせないとな」って言った殿がいともあっさりオフィス北野を出て行ったのが不思議だったが、やはり愛人に言いくるめられてたのか。
子供の頃からテレビでずっと見てて好きだったから残念。早く目を覚ましてほしい。 - 一般でも、よくある話!
ある方は会社を新しい愛人にのっとられました。それまでにまわりが散々、大丈夫か?と心配したら、その人たちを悪く言い、古くからいた従業員は去りました。あとは倒産しました。
恋は盲目ですね。
などのコメントが寄せられています。
『オフィス北野』からの独立騒動、森昌行元社長との争い、糟糠の妻だった幹子さんとの離婚などは全て、愛人の存在があったからだと以前から週刊誌などによって報じられていました。
また、今年5月には『女性自身』によって、ビートたけしさんの専属スタイリストが3月に突如クビになっていたと報じられており、その原因は衣装の微調整でたけしさんの身体に触れることが気に入らず、横井喜代子さんが「たけしの体に触るな!」と激怒して契約解除宣告したとのことでした。
一方でビートたけしさんの知人は、「契約が3月で満了しただけ。新事務所の経費削減の一環」とし、嫉妬などでクビにしたわけではないと語っています。
他にも、ビートたけしさんの弟子である『浅草キッド』の水道橋博士も、体調不良で一時活動を休止した背景には、横井喜代子さんの存在があるのではとの噂も流れていました。
噂、憶測レベルの話も複数ありますが、ビートたけしさんの側近だった運転手の石塚康介さんが今回パワハラなどの告発に踏み切っており、たけしさんの長男・北野篤さんも4月に『週刊文春』の取材に対して、「実はもう父とは2年近く連絡がとれない状態が続いています。」「父の周りにいる顔ぶれもすっかり変わり、そうした人たちの悪い噂も見聞きするようになった。この状態を放置している父は何を考えているのか」
などと訴えていました。
『T.Nゴン』側は不当な訴訟だと訴え、石塚康介さんの告発内容を否定しているため現時点では何とも言えませんが、昨年からビートたけしさんの周りで様々なトラブルが起きているのは事実で、突然の離婚などおかしいと感じる部分があるため、石塚さんの告発をきっかけに真相が明らかになることに期待したいです。