『キングオブコント2015』で準優勝し、“ダンソン”ネタでブレイクしたお笑いコンビ『バンビーノ』の石山タオルさん（本名＝石山大輔 39歳）が、路上で倒れていたところを通りすがりの女性に救助され、九死に一生を得たことをX（旧ツイッター）で明かしました。
＜↓の画像が、バンビーノ・石山タオルさんの写真＞
バンビーノ石山タオルさんは「命の恩人を探してます！」と題した文書を投稿し、18日昼ごろに東京・高円寺北の道端で、両足の痙攣(けいれん)や手のシビレといった症状に見舞われ、気がついた時には仰向けの状態で倒れていたといいます。
そこを自転車で通りがかった女性が「大丈夫なの？ 救急車呼ぼうか？」と声をかけてくれたといい、それに対して石山タオルさんが水を買って来てほしいと伝え、財布を出したところ女性は「お代はいらない！」と言って、体を冷やすための氷や保冷剤、水などを買ってきてくれたといいます。
女性はその後、「今から買い物行くけど、次にこの道を通った時に倒れてたら、絶対に救急車を呼ぶからね」と言ってその場を後にし、石山タオルさんはその後症状が落ち着いたことから帰宅したそうです。
こうして女性に命を救ってもらった石山タオルさんは、「お代も払ってない、ありがとうもちゃんと言ってない。この場を借りて本当にありがとうございました。」
などと感謝の言葉を綴り、「思い当たる方いたらご連絡ください」と呼び掛けています。
＜↓の画像が、バンビーノ石山タオルさんのX投稿写真＞
そして、この投稿に対してネット上では、
- 熱中症だったのかな。歳のせいかこういう話を読むだけで世間は捨てたもんじゃ無いなと涙が出てくる。良い方に出会えて良かったですね
- 救助した女性の方は素晴らしい。ところで両足が痙攣する程の事って何が原因？ 先ずは病院に行った方がいいと思う
- 熱中症だと思ったら、実は脳梗塞で亡くなってしまったという話を聞いたことあります。病院行ってくださいね！
- 数日後血栓で亡くなったりするから、ほんとは病院行ってほしいし、調子がどっかおかしかったら血栓と思って救急車ですよ。
- 家族が脳梗塞＋心筋梗塞で倒れた時の症状に似てる部分もあったので、お忙しいと思いますが、どうかどうか病院で診ていただいて下さいね
などの声が上がっています。
石山タオルさんは女性に体を冷やしてもらい、その後症状が改善したとのことや、痙攣やシビレ、失神などの症状から、軽度の熱中症を発症したのかもしれません。
＜↓の画像は、環境省の熱中症応急処置マニュアルの写真＞
軽度ですぐに症状が回復したのであれば、病院へ行く必要もないようですが、熱中症は後遺症が残る恐れがあることや、熱中症ではない可能性も考えられること、そして石山タオルさんは高校生時代に頭をケガして「脳挫傷の一歩手前」と診断され、現在も後遺症があると明かしていたことから、ネット上では病院で一度診察を受けてほしいとの声が多く上がっています。
石山タオルさんはその後Xで、病院で診察を受けたことを明かしており、「病院で診察、点滴を打ちまして、手の痺れも取れて快方に向かっております。」「助けてくれたお母さんもきっと近くだと思うのでその道を頻繁に通ったりしてみます！ 少し休みます。皆様もお気をつけください！」
と綴っています。
女性が救助してくれたからこそ軽症で済んだとも考えられ、熱中症は処置が遅れると重症化して命に関わる恐れもあるため、女性は本当に命の恩人だと思います。
現時点ではまだ女性の方から連絡は来ていないようですが、今後どこかで再会するなどし、直接お礼を伝えられたらいいですね。