バドミントン男子で日本代表入りが確実視されていたものの、東京・錦糸町にある違法なカジノ店で賭博行為を行っていたことが明らかとなった桃田賢斗選手(21)は11日、所属先のNTT東日本から出勤停止30日の処分を受け、10日には日本バドミントン協会から無期限の競技会出場停止処分の処分を受けました。
また、桃田選手らを賭博に誘った2012年のロンドン五輪日本代表の田児賢一選手(26)については、日本バドミントン協会から無期限の登録抹消処分を科され、NTT東日本からは解雇される事が発表されました。
桃田選手は世界ランキング2位(2016年4月7日)と世界トップクラスの選手であり、今年8月開催のリオデジャネイロ五輪の出場は間違いないと見られ、メダル獲得にも期待されていたのですが、自らの過ちによって五輪初出場を逃すことになりました。
<↓の画像は、8日に謝罪会見を行った田児賢一選手と桃田賢斗選手>
これからの活躍が期待されている若手選手のまさかのスキャンダル発覚で大きな衝撃を与えましたが、この一連の騒動の引き金になったあるトラブルを14日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じていることが明らかとなりました。
ニュースサイト『デイリー新潮』が報じている記事によれば、同誌が取材を行ったところ、この事件が露見したきっかけには桃田選手のハレンチ写真の存在があることが分かったといいます。
桃田選手はマレーシア遠征直前に、ある人物からの電話を受けたそうなのですが、墨田区内に店を構える年上のスナックママとのキス写真がその筋に出回ってしまい、買い取りを匂わせた内容だったとのこと。
そして、桃田選手が関係者に相談したことによって一連の問題が発覚したそうで、同誌には桃田選手とママが抱き合うようにしてカラオケを歌う写真などとともに、この騒動の経緯を報じているそうです。
<↓の画像が、裏カジノ騒動の引き金になったという桃田選手とスナックママのキス写真>
これに対してネット上では、
- あーあ、若い時にお金持ちすぎたらこうなるのか、それともそういう素質なのか
- でもこれだと嫌がっているようにも見えるなw首にもキスの跡が
- 清原氏もそうだが、金を持っている有名人にはこの手の人達が寄ってくるんだよ。気をつけないといけないんだろうけどねぇ・・・
- その筋に弱味握られたら最後。自業自得だわ
- チャラすぎ。薬物検査はよ
- ヤクザがこの写真と賭博で桃田から金を脅迫しようとしたら拒否られたので、賭博も写真マスコミに売られましたってことか
- ママが893の女でお前ワシの女に何しとんじゃって言われたのか。漫画みたいな展開だな
- 写真をネタに脅してるんなら逮捕案件だな
- こんなん出るとは錦糸町界隈の悪い人にハメられたの確定だなw立場自覚せずにハメられるほうも悪いけど
などのコメントが寄せられています。
2人が裏カジノに出入りしていたと報じた『産経新聞』は関係者からの証言で判明したものだとしていたものの、昨年摘発された裏カジノ店に出入りしていたことがこのタイミングでなぜバレたのか謎だったのですが、その筋の方とトラブルになったことが原因で表に出されてしまったんですね…。
11日に放送された『Mr.サンデー』(フジテレビ系)では、香川バドミントンスクール代表の吉川和孝さんが、小学校時代の教え子だった桃田選手が賞金2700万円を手にした後にかなり乱れた生活を送っていたことを証言。
吉川さんによると、桃田選手はキャバクラやパチンコに通いつめていたといい、ぜい肉が付いたスポーツ選手らしからぬ体形になりかけたこともあったそうです。
そして、『週刊新潮』だけでなく12日発売の『週刊アサヒ芸能』も桃田選手の女遊びとヤクザとの交遊について報じていることが明らかとなっています。
<↓の画像が、『週刊アサヒ芸能』の記事見出し>
桃田選手は相当遊んでいたようですので、これからさらに情報が出てくる可能性があり、さらに窮地に追い込まれるようなものが出てくるかもしれないですね。
また『週刊現代』でもこの騒動について報じており、複数の関係者が「2人は真実を語っていない」と証言。
2人は会見で裏カジノ店では暴力団関係者を見かけたことがないと話し、田児選手は「お店の中の印象としては、そういった暴力団の人というよりは、みんな自分の印象では穏やかな感じで接してくれて、それで行きやすくなったんだと思います」、桃田選手は「自分も店内の様子としては反社会的勢力の、そういう人はいなかったように感じていました」と語っていたのですが、暴力団関係者は「店の『ケツ持ち』は住吉会系の暴力団組長でしたが、組長は毎日のように店に顔を出し、プレイしていました。田児は組長の隣で、声を掛け合いながら何度もプレイしています。」と明かしています。
さらに、「桃田も田児も間違いなく、組長の名前を知っていました。店のオーナーは別にいるのですが、二人は組長がオーナーだったと勘違いして、『Pは○○さん(組長の名前)の店でしょ』と周囲に話しているんです。桃田は組長が面倒を見ている錦糸町の飲食店の常連客でもありました。組長の素性を知らないなんて考えられません」と、2人がウソを付いていると指摘。
その他にも、裏カジノ店「P」に出入りしていた回数、負けた金額についても過少申告しているとみられるようで、田児選手は2014年10月~2015年3月までに月10回程度、桃田選手は2014年10月~2015年1月に計6回程度訪れ、それぞれが約1000万円、約50万円負けたと話していたものの、田児選手はそれぐらいだとみられるが、桃田選手については過小申告しているといいます。
桃田選手は田児選手と一緒でない時を含めて最低でも10回は来ていたといい、20回近く来て最低でも100万円以上を損をしている印象があるとのこと。
また、桃田選手が昨年1月以降に来店していないというのはウソで、店が摘発される直前の3月下旬まで2人は来ていたそうです。
この期に及んで真実を隠そうとしているのは、田児選手が桃田選手をかばおうとして口裏を合わせている可能性もあるといいます。
これらの真相も今後明らかにされていくのか、さらに衝撃的な情報が出てくるのか今後の展開にも注目ですね。