ハンカチ王子・斎藤佑樹投手の利益供与問題で、法に触れる別の疑惑も浮上! おねだりしたポルシェ・マカンに車庫飛ばしの疑い
甲子園のマウンドでハンカチを使って汗を拭う姿が話題となり“ハンカチ王子”として人気を集め、現在はプロ野球『北海道日本ハムファイターズ』に所属する斎藤佑樹投手(28)が、母校・早稲田実業学校の校友会会長を現在務めている出版社『ベースボール・マガジン社』(以下:ベーマガ)の池田哲雄社長から、高級外車、高級ブランドの財布やバッグ、マンションなどを提供されていたことが判明し、これは利益供与だと大きな騒動に発展していましたが、これをスクープした週刊誌『週刊文春』は新たな疑惑をスクープしています。
<↓の画像は、利益供与を行っていた池田社長>
斎藤投手は池田社長に、「鎌ケ谷の二軍練習場に通うための車が欲しい」「札幌には車があるけど東京にはないから、池田さんならなんとかなるんじゃないですか」などとおねだりし、それを快諾した社長は800万円を超える高級外車「ポルシェ・マカン」の新車をベーマガの関連会社でリースし、それを斎藤投手に昨年夏頃から又貸ししているとのこと。
それを斎藤投手は東京・港区にある自宅に駐車し、千葉・鎌ヶ谷にある二軍練習場への往復などに使用するなどしていたそうなのですが、問題視されているのは車を停めていた場所。
<斎藤投手とマカン>
まず車を購入して公道を走らせる場合には、運輸支局で自動車登録を行う必要があり、その際に「使用者の住所から2キロ以内に車庫を確保しなければならない」と車庫法などで定められており、もし虚偽の車庫を届けていた場合には20万円以下の罰金に処せられる場合があるとのこと。
同誌の取材に対してベーマガ側は、「ポルシェの車庫証明が、斎藤の自宅から7キロ以上離れたベーマガ本社で取得されている」ことを認めたそうで、この件について池田社長は「ウチのリースですから、会社に車庫があればいいわけですよ」と、あくまでも所有者はベーマガであり、斎藤投手は車を貸してもらっているということになっているため、問題ないという見解を示していたといいます。
しかし、これについて行政書士の林洋平さんは、「実態として、取得した車庫証明に記載された車庫以外の場所に駐車しているのであれば、車庫飛ばしに当たります。」と指摘し、「これは、法人名義でリースしている車を個人に又貸ししている場合も適用されます」と説明しています。
なお、同誌は日ハムに取材を申し込んだそうですが、この件についても日ハム側はスルー。
ですが、法的に問題がある可能性が浮上してきたことからスルーし続けるのは難しく、説明を求められることになりそうだといいます。
これにネットでは、
- トレード不可避
- まあどうでもいいレベル
- 車庫飛ばしは『電磁的公正証書原本不実記録』この辺りの法にひっかかる。難しい言い回しやけど陸運局の登録データの不正
- まあ球団から厳重注意とか罰金はあるかもな。でもその程度だろ
- まあどんな小さな違反でも明るみに出た以上はスルーされるのはおかしいわな
などのコメントがありました。
利益供与を『週刊文春』によって報じられた後に日ハムは特にコメントをすることもなく、斎藤投手を出場選手登録抹消にしていたのですが、法律に触れてしまうような「車庫飛ばし」と言われる偽装行為を行っていたとされるのであれば、今後さらに重い処分を受けるだけでなく、しっかりと説明を行う必要が出てくるでしょうね。
斎藤投手がもう少しプロ野球選手として結果を残している選手だったら、「おねだり王子」「汚れたハンカチ」などと揶揄されることもなく、そこまで叩かれること無くスルーされていたかもしれませんが、プロ入り5年で登板数は57、勝利数はたった14勝と期待を大きく裏切る結果で、甲子園のスターで無ければ放出されるような成績ということから叩かれるのも当然かと思います。
この件を日ハムがどこまで重く受け止めるのかに注目したいですね。
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