元卓球日本代表・福原愛さん(34)が、昨年7月に台湾から日本へ連れて帰った長男の引き渡しを巡り、元夫で元卓球台湾代表・江宏傑さん(こう・こうけつ、ジャン・ホンジェ 34歳)と泥沼の争いを繰り広げ、27日には江さんが日本外国特派員協会で記者会見を開き、「早く息子に会いたい」と涙ながらに訴えました。
この会見が大きな波紋を広げる中で、NON STYLE・井上裕介さんが29日放送の情報バラエティ番組『あさパラS』(読売テレビ)で、江宏傑さんの言動に対して疑問を呈し、ネット上で物議を醸しています。
<↓の画像は、NON STYLE・井上裕介さんの写真>
江宏傑さんと福原愛さんは2021年7月に離婚が成立、長女・あいらちゃん(5)と長男・こうくん(4)の親権については、台湾で認められている「共同親権」としたことを発表しました。
その後も子供たちは台湾で江宏傑さんと一緒に生活していましたが、昨年7月に福原愛さんが台湾の空港で約1年半ぶりに子供と面会し、紆余曲折を経て長男だけを連れて日本に帰国しました。
江宏傑さん側の説明によると、帰国から1週間後に福原愛さんと連絡が途絶え、そして当初は夏休み期間中だけ日本に滞在という話だったようですが、その後も福原さんは長男を引き渡さず、昨年8月には福原さん側が日本の裁判所に長男の親権者指定の申し立てを行い、日本の法律のもとで長男の単独親権を獲得しようとしたそうです。
一方で江宏傑さん側は、同10月に日本の裁判所に子供の引き渡しを申し立て、東京家庭裁判所は今月20日付で福原愛さんに対して、直ちに長男を引き渡すようにと保全命令を出しましたが、それに従わなかったことで江さん側は強制執行の申し立ても行ったとし、福原さんの行為は「未成年者誘拐罪」に該当するとの考えから刑事告訴も辞さない構えを示しています。
一連の経緯を江宏傑さんが会見で初めて明らかにし、一方の福原愛さん側はSNSを通じて抗議声明を出しており、「公衆の面前で国際記者会見を開くことは、高度な紛争を引き起こすだけでなく、意図的に両親と子どもの関係を引き裂き、子どもに悲しい思いをさせ、別離を引き起こすものであり、子どもに対する家庭内暴力の一種です」
などと強く非難し、泥沼の争いになっています。
この話題を29日放送の『あさパラS』でも取り上げ、番組に出演したノンスタ井上裕介さんは、「正直、元旦那さんは会見までせなアカンか?という話。夫婦内で解決せえよ、と思ってまう。会見するぐらいのことしてしまう旦那さんやったら、今まで何もしてこなかったんかな?と勝手に思ってしまう」「こんな大事にせずにクローズでしてほしかった。福原さんと旦那さんがどんな関係が分からんけど、なんなら話し合いを避けて逃げてる状態でもあるじゃないですか。そここそ戦ってほしかった」
などと持論を展開していました。
そして、井上裕介さんの発言に対してネット上では、
- 夫婦で解決せえよって、できないからこうなってるんでしょ
- 普通の親の心情なら、約束破られたらこうなるだろ。しかも、不倫したのに会わせないとか、人として欠陥してるだろ。
- 共同親権に合意していながら江さんの同意もなく勝手に日本に子供を連れてきて、江さんが何を言っても子供を返さずその上裁判所命令が出ても引き渡さない。
この状況を打開するにはこのようなやり方しかなかったのでは - 来日して不倫に厳しい日本人を味方にして世間を騒がせるのもひとつの戦略ではあるでしょうね。井上さんの言ってる事も分かる。
- 広末涼子の時もそうだが、男女が揉めると必ず男を叩く奴が現れるな…キャンドルジュンも江宏傑も悪くないのに
- 考えがズレてる発言。これは元アスリートによる誘拐事件。メディアの力を利用することで解決に向かう可能性が高まると思う
- 多分会見は弁護士の入れ知恵だろうけど、有名であればあるほど公にした方が逃げられないと思う。
福原さんのしてることは立派な誘拐だと思う。代理人通じて正々堂々話し合うべきだった。
などの声が上がっています。
江宏傑さんは昨年7月に、福原愛さんが長男を日本に連れて帰ってからすぐにインスタグラムで、「昨夜から今まで電話に出たり、メッセージに返信したりしません」と福原さんを批判し、この投稿を巡って日本と台湾で大きな波紋を広げました。
これに対して福原愛さんは抗議声明を出し、江宏傑さんは音信不通になったと主張しているものの「日本に到着後すぐに連絡をしました」と反論し、家庭内の問題をSNSなどを通じて発信することによって、メディアやネットの批判を煽っているとして非難していました。
また、福原愛さんの元専属コーチも江宏傑さんの言動を非難し、子供との面会や日本への帰国を妨害したのは江さんだったとして、「母親と子供が一緒にいて安全であることをよく知りながら、彼は虚偽の告発と失踪を報告することを選んだ。愛ちゃんは日本に帰国し、無事であることを報告しています。江さん、本当にこんな風にネットメディアを使って母親を破滅に追い込みたいんですか?」とSNSに綴っていました。
江宏傑さんはSNSなどで子煩悩ぶりをアピールしながら台湾の国民やメディアを味方につけ、福原愛さんに批判の矛先が向くよう仕向けているふしがあり、今回の会見に関しても福原さん側の問題行為を公にし、より多くの味方をつけて、事を有利に運びたいとの思惑が透けて見えます。
これによって状況はさらに悪化して泥沼の争いとなり、子供たちへの様々な悪影響が懸念されるだけに、お互いに冷静になって話し合いで解決するべきだとは思います。
しかし、お互いの主張が平行線を辿り、解決の糸口が見えなかったことで江宏傑さん側は強硬手段に出たとみられ、今後さらに刑事告訴も辞さない構えを示して揺さぶりをかけていますが、これに対して福原愛さん側は今後どういった対応をしていくのか見ものですね。