M-1グランプリで史上初の2連覇を達成した『令和ロマン』の高比良くるまさん（たかひら・くるま 本名＝髙比良直樹 30歳）が、オンラインカジノでの違法賭博行為を認めて芸能活動を自粛し、2～3月まで出演予定だった複数のお笑いライブも出演中止となりました。
そして、今日開催された『M-1グランプリ2024 スペシャルツアーin静岡』では、高比良くるまさんの代演として“コロチキ”こと『コロコロチキチキペッパーズ』が出演し、これに対してネット上では不満の声などが上がり、炎上騒動となっていたことにコロチキのナダルさん（本名＝相浦英樹 40歳）がYouTubeでブチギレ激怒し、反響を呼んでいます。
＜↓の画像は、令和ロマンの写真＞
『M-1グランプリ2024スペシャルツアー』は2月～6月にかけて全国で開催のネタライブで、昨年のM-1で優勝した令和ロマンなどファイナリスト10組のほか、セミファイナリストが出演します。
22日に静岡市民文化会館で行われたライブには、オズワルド、家族チャーハン、カラタチ、金魚番長、ジョックロック、真空ジェシカ、スタミナパン、ドンデコルテ、ママタルト、ロングコートダディ、そして令和ロマンが出演予定でしたが、高比良くるまさんが活動を自粛したことにより、相方・松井ケムリさんがピンで出演、そして追加でコロチキが出演することが発表されました。
＜↓の画像は、コロコロチキチキペッパーズの写真＞
その後ネット上では、M-1で準々決勝止まりのコロチキがなぜ出演するのかと疑問や批判の声が上がり、ちょっとした炎上状態になっていました。
そして、コロチキ・ナダルさんは自身のX（旧ツイッター）で「代演で出演します 休日返上で出ます 叩かれてます 意味がわからん」と投稿し、その後コンビのYouTubeチャンネルで【令和ロマン代演で炎上してる件について】と題して、ネット上での批判に言及し怒りをぶち撒けました。
ナダルさんは出演オファーを受けた経緯を説明し、M-1のライブツアーということでコロチキが出演するのは相応しくないと思い、「どうしようもないときだけ声かけて」と伝えたとしています。
最終的に、他に出演できる人が見つからないとのことから、休みを返上して出演を決めたところ、ネット上ではコロチキに対して辛辣な声が飛び交い、トレンド入りするほどの炎上騒動に発展したとし、「なんやねんこれ！ 誰が出たくて出てんねん。みんなやりづらいっちゅうねん。誰が令和ロマンの代わりにそんな勢いよく『あ、出たいです』って言うねん」「ホンマ言いたくないけど、M-1の客と令和ロマンの痛いファン、ええかげんにせえよ！！ いくらなんでも信者すぎるぞ！」「俺らの炎上、何？ 昨今で一番かわいそうな炎上じゃない？」
とブチギレ激怒しています。
これに対してネット上では、
- 申し訳ないけどこの炎上はとても笑った
- 流石にコレは可哀想
- ナダルが酷い目にあって怒ってるだけで面白い
- ここまでセットでできるのはコロチキしかいない
- ナダルの中ではこういう芸が鉄板だけど、「令和ロマンの痛いファン」て発言に関しては本音だろ
- この公演は希望者は払い戻しが出来るとのことだから令和ロマン目当ての人は払い戻せぱ済む。どうせ外野が騒いでいるだけ。
- どの世界でもそうだけど、過剰なファンって時にその推しにとってマイナスになる行動しますよね
見ていて嫌な気分になると、せっかく面白いと思っていた令和ロマンで笑えなくなっちゃう - 今日の静岡のM-1ツアー1部観てきた。コロチキ出てきた瞬間の拍手凄かったし、めちゃくちゃ面白かった
などの声が上がっています。
ナダルさんは『安田大サーカス』のクロちゃんと同様に“クズキャラ”で知られ、好感度が低いこともあって叩かれやすい芸人の1人ですが、さすがに今回の件は可哀想だと同情の声が多くみられます。
芸人仲間たちからも同情の声が上がっているほか、あえて動画のネタにして笑いに変えていることを絶賛する声も上がっており、『鬼越トマホーク』のボケ担当・良ちゃん（本名・旧芸名＝坂井良多 39歳）はXで、「コロチキは真のエンターテイナー 触れづらい話題を上手く利用して自分達だけでなくこれから代演する全ての芸人がやりやすくなる空気を作る。更に復帰後の遺恨清算の流れにもいける。これが芸人。かっこいい。」
と綴っています。
コロチキの前には『ぼる塾』が令和ロマンの代演を務め、令和ロマンの一部ファンから批判が噴出して炎上状態になっていました。
こうした騒動がきっかけで、令和ロマンの一部熱狂的なファンだけでなく、令和ロマンの更なるイメージ悪化にも繋がってしまっています。
代演を務めた芸人たちに批判の矛先が向かうことは、令和ロマンの2人も当然望んでいないでしょうし、ファンの暴走が令和ロマンの活動にも悪影響が及ぶ可能性もありますし、そもそもこうした事態を招いたのは高比良くるまさんなので、代演を務める芸人に感謝することはあっても、批判するというのはお門違いだと思いますね。