『セブンイレブン』等とコラボ商品を複数出している東京・銀座の人気インド料理専門店『ナイルレストラン』の2代目オーナーで、芸能事務所『浅井企画』に所属し、タレント活動もしているG.M.ナイルさん(ゴパーレン・マダワン・ナイル 77歳)が、強制わいせつ容疑で書類送検されていたことを14日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じています。
G.M.ナイルさんの強制わいせつ事件は被害女性の告発で明らかになったもので、幼い子供を持つ40代の既婚女性・山田さん(仮名)は同誌の取材に、「こんなに誠意のない最低な人物をなぜ信頼していたのでしょうか。悲しさ、悔しさ、虚しさ、怒りで胸が張り裂けそうです」
と怒りをあらわにしています。
被害者の山田さんは10年以上前にG.M.ナイルさんと出会ったそうで、ナイルレストランで食事したことがきっかけで、ナイルさんの妻も含めて家族ぐるみの付き合いになり、山田さんが結婚・出産後も電話やメールで連絡を取り合う関係が続いていたとのことです。
<↓の画像は、東京・銀座のナイルレストランの外観と名物オーナー・G.M.ナイルさんの写真>
そして、2020年10月に7年ぶりにナイルレストランで会食することになり、G.M.ナイルさんの別宅で待ち合わせたそうで、「会うなり『久しぶりー!』と言ってハグしてきたのです。また、2階で雑談をしていると、手術をした背中の『傷跡をさすって』というので、仕方なく触ると『気持ちいい』と漏らしていました。いま思うと抵抗しないのか確かめられていたのだと思います」
と、山田さんは当時のやり取りを振り返っています。
その後レストランで食事したそうなのですが、途中でナイルさんから「家で食べない?」と誘われ、店が混んできたこともあって山田さんはそれを受け入れ、再び別宅に行ったところ、ナイルさんが豹変したそうです。
G.M.ナイルさんはいきなり山田さんの服や下着をめくり上げ、それに対して山田さんが抵抗したところ、電気を消して無理やり胸を舐めたり、ズボンの上から局部を触らせる等の行為に及んだといいます。
山田さんは、「あまりのことに、幽体離脱してパニック状態の自分を上から眺めているようでした。『このくらいにしてください』と言って、気分が悪くなりトイレに逃げ込みました」
と当時の状況を振り返っています。
その後、何とか逃れることができた山田さんは警察署に被害届けを提出、2020年12月に被害届が受理され、示談交渉も決裂し、昨年7月にG.M.ナイルさんが書類送検されたといい、現在も検察が事件の捜査をしているとのことです。
週刊新潮は事件について話を聞くため、G.M.ナイルさんに直撃取材を行ったところ、「あれは事件でもなんでもないですよ。でっち上げ」「ちょっとイチャイチャして、オトナの男女ならよくある話でしょ」「僕は彼女が金目当てなんじゃないかと思っているの」
などとニヤけながら語ったといい、ナイルさんは冤罪だと主張しています。
しかし、山田さんは「一貫してお金の要求はしていない」と語っており、強制わいせつ事件によって心に深い傷を負い、医師からは「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」との診断を受け、胸を見られたくないとの思いから、子供たちと一緒にお風呂に入ることもできなくなってしまったと告白しています。
そして、G.M.ナイルさんの性加害疑惑、強制わいせつ容疑での書類送検に対してネット上では、
- こんなんばっかり。ほんと気持ち悪い。
- ナイル川に沈めたらいい
- ナイルレストランは大好きだったのですごくショック
- インド料理ではかなり有名なお店だから、機会があったら行きたいと思っていたのに、残念だ。
- 今、セブンイレブンでやっているカレーフェアにもナイルレストラン監修の商品があったな。
商品を全撤去になるんじゃないかな。セブンイレブンから訴えられたら、このオーナーは全てを失うと思う。 - 仕事でお会いしたことあるけど、良くも悪くも押しの強い人。アレを優しそうとみてしまう人は危うい。対人距離を保つなど一線引いた方がいい
- コレが事実なら悪いのは手を出した方だけど、被害女性も警戒は必要だったよね。
相手のテリトリーに踏み入れたら勝手に『了承してる』と思うやつ、ザラにいる。
混んできたから別宅に移動して被害に遭ってる、だったら帰る選択肢もあったよね。同じようなことやってんじゃない? - 悲しいけれど、おじいちゃんと思って親しく接してたが、向こうは違ったというのはよくある話。
相手が老人でも病人でも、社会的信用のある人でも家族ぐるみで仲良くしていてもね - 警察が好きだの、警察官に囲まれていると安心感があるとか、インタビューで言っていて、なんかあった時に味方になってもらおうとしてるのかなって思ってたけど、こういう人だったんだね。
などの声が上がっています。
性加害を告発されたG.M.ナイルさんは、インドの独立運動家・A.M.ナイルさんの次男で、日本で生まれ育ち、東京農業大学畜産学科を卒業し、父親が創業した日本初の本格インド料理店・ナイルレストランのオーナーとなり、同店は最近も『セブンイレブン』など多くの企業とコラボ商品を出している人気店です。
<↓の画像は、現在発売中のナイルレストランとセブンイレブンのコラボ商品写真>
また、G.M.ナイルさんは1970年代から芸能活動も行い、現在もたまにテレビ番組に出演しているほか、ナイルレストランが歌舞伎座の楽屋に近く、多くの歌舞伎俳優と交友を深め、三味線音楽の1つ清元節は名取の腕前を持ち、「清元榮奈魯(きよもとえいない)」との芸名で舞台にも立っており、市川海老蔵さんの公演にも出演したことがあります。
「希望郷いわて文化大使」や「花の里きょなん観光大使」を務めているほか、警察や自衛隊好きを公言し、全国各地の警察組織で講演活動を行い、個人で警察資料館を所有するほどで、そんなG.M.ナイルさんが、女性に無理やり性的な行為をしたとして、強制わいせつの疑いで捜査を受けているというのは驚きです。
ただ、G.M.ナイルさんは無実を訴えており、起訴まではされていないので事件の真相は不明ながら、ナイルさんはトラブル直後に被害者の山田さんに謝罪メールを送っており、「本当に〇〇には嫌な思いをさせてごめんなさい。(中略)つい何を勘違いしたのか馬鹿をして、素敵な〇〇を傷つけて本心からごめんなさい」
などと綴っています。
<↓の画像が、事件後にG.M.ナイルさんが被害女性に送った謝罪メールの写真>
山田さんの証言やこうしたメールを見る限りでは、G.M.ナイルさんが不適切な行為をしたのは事実だと思いますし、こうした事件が表沙汰になったからには、セブンイレブン等とのコラボ商品にも影響が及ぶのではないかと思いますが、果たして今後どういった展開を迎えるのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。