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デヴィ夫人が高級毛皮コート破損被害訴えるも勘違いと判明。和解勧告受け入れて裁判終了の顛末

デヴィ夫人が破れた毛皮コート巡る裁判で完敗。グランドプリンスホテル高輪に預け、破損したと提訴も真相は…

タレントとして活躍している“デヴィ夫人”ことデヴィ・スカルノさん(旧名・日本名=根本七保子 79歳)が、グランドプリンスホテル高輪に対して損害賠償を求めた裁判で、“完敗”していたことを週刊誌『週刊新潮』が報じています。

デヴィ夫人は2017年12月24日に、グランドプリンスホテル高輪で開催されたクリスマスパーティーに出席、その日着用していた毛皮のコートをホテル従業員に預けたところ、右腕部分が破損した状態で返ってきた訴えました。

一方のホテル側は「最初から裂けていた」と反論し、デヴィ夫人はホテル側に謝罪や修理代を求めたものの両者の主張は平行線を辿ったため、デヴィ夫人は昨年5月に、損害賠償として181万8000円(慰謝料等100万円+修理費用代等64万8000円+弁護士費用17万円)の支払いを求めて民事提訴しました。

昨年6月20日に東京地方裁判所で第1回口頭弁論が開かれ、その後『週刊新潮』の取材に応じたデヴィ夫人は、「裂けているコートを着て、わたくしが堂々と人前を通って皆様にご挨拶しますか。あり得ないことですよ」と怒りをあらわにしていました。

また、トラブルの経緯については、「すごく長いコートなので、従業員が踏んづけてしまい、それに気付かず持ち上げようとして裂けたんだと思うんです。でも、その場で謝罪があれば許していました。ところがプリンスホテルは、預けてから30分も経ってわたくしを呼び出し、破れた毛皮をテーブルの上に乗せて、最初から破れていたことにしようとしたのです。その企みにわたくしは逆上したんですよ」と説明していました。

<↓の画像が、右袖部分が裂けたデヴィ夫人の高級毛皮コートの写真>

この毛皮のコートは、アメリカ・ニューヨークで1番というセレブ御用達ブランド『デニスバッソ』のモノだそうで、「ロシアンゴールデンセーブル」というイタチ科のクロテンという動物の最高級毛皮を使用し、購入価格は4000万円ぐらいだったとデヴィ夫人は明かしています。

そんな毛皮のコートを預けたところ破損したと主張するデヴィ夫人ですが、『週刊新潮』の取材に対してグランドプリンスホテル側は、「預かる前からコートが破損していたことが認められたため、それを先方にお伝えしました。訴訟提起には驚いています」と回答していました。

この報道から約半年、『週刊新潮』が裁判のその後を取材したところ、グランドプリンスホテル側の主張が東京地裁に認められ、デヴィ夫人側に損害賠償を支払う必要無しという内容の和解勧告が出たとのことです。

この和解勧告に対してデヴィ夫人側も受け入れ、昨年12月20日に和解が成立したといいます。

このような結果になった経緯についてグランドプリンスホテル関係者は、「夫人は地下1階の宴会場にエスカレーターで降りてきて、15時32分に受付をすませ、コートを手に会場に入りました。コートは会場担当が受け取り、34分にクロークに預けています。クロークの担当者はすぐ破損に気づき、会場担当とも連絡をとり、ホテルの責任ではないことを確認のうえ、54分、夫人に破損の旨を伝えました。夫人は会場外のロビーで『人的に破かなきゃこうならない』とお怒りでした」とトラブルに発展するまでの様子を説明しています。

続けて、「(その後何人もの責任者が説明したものの、夫人の主張は変わらず)ついには『こうやったんじゃないの?』と、感情的にコートを踏んだり引っ張ったりして、最終的に破損は20センチくらいまで広がっていましたよ」と明かしています。

デヴィ夫人が乗ったエスカレーターの防犯カメラ映像を確認したところ、コートを預ける前から右袖部分が裂けていることが判明したといい、こうした証拠も提出したことでグランドプリンスホテル側の主張が全面的に認められたようです。

この結果について改めてデヴィ夫人に話を聞いたところ、「(和解した?)知らないです。まだ、報告を受けていません。防犯カメラの映像?あなたにお見せしてもいいです。全然切れていませんよ。なに言ってるんですか、あなた。変な言いがかりつけないでください!」とブチギレ、一方的に電話を切られたといいます。

そして、このトラブルに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

結局はデヴィ夫人の勘違いで、自ら訴訟までしたにも関わらず、グランドプリンスホテル高輪側が当初から説明していた通りの結果となっており、これでは“モンスタークレーマー”などと揶揄されても仕方がありませんね…。

デヴィ夫人はこれまでもこうしたトラブルを何度も起こしており、一度頭に血が上ると暴走が止まらず、自身の非を認めようとはしないというのが特徴です。

歳を重ねてもその姿勢は変わらず、この10年の間にも提訴したり、逆に訴えられるなどしているのですが、何度もトラブルを起こしながらもバラエティ番組などに出演し続けています。

今回の毛皮コートをめぐる裁判ではホテル側の主張が認められ、デヴィ夫人は赤っ恥をかくだけでなく、世間からも批判が寄せられてはいるものの、恐らく仕事への影響はほとんどなく、今後も様々なテレビ番組に起用されるのだろうと思いますが、自身の勘違いで多くの人を巻き込むようなトラブルは今後起こさないでほしいものですね。

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