ソロ音楽ユニット『コーネリアス(Cornelius)』等で活動のミュージシャン・小山田圭吾さん(52)が過去の雑誌インタビューで、学生時代の障害者イジメ、虐待行為を公言していた問題で東京五輪開会式の音楽担当を辞任して以降も、騒動の余波が拡大を続けていますが、また新たなトラブルが発生していることを週刊誌『女性自身』が伝えています。
『女性自身』によれば、小山田圭吾さんと共に6人組バンド『METAFIVE(メタファイブ)』で活動しているミュージシャンのテイ・トウワさん(本名=鄭東和 56歳)が、ツイッター上で小山田圭吾さん等を批判しているアカウントを次々とブロックしているといい、その中には『METAFIVE』のファンも含まれていることで物議を醸しているそうです。
<↓の画像は、テイ・トウワさんの写真>
テイ・トウワさんにアカウントをブロックされたというファンは、ツイッター上で以下のような声を上げているといいます。
- テイ・トウワが小山田とゴンドウを批判してるツイートをエゴサして、片っ端からブロックしてるというツイートを目にして検索かけてみたら私も御多分に漏れずブロックされてた笑
身内でヨチヨチしあってひっそり音楽やってろや笑 - 小山田圭吾とゴンドウトモヒコについての批判ツイートをしたら、テイトウワにブロックされた。
直接のリプ送ったりしてないけど、エゴサーチしたのかな - わたしもブロックされました。来週月曜日の横浜でのライヴ、楽しみにしていたのに悲しい
- 来週月曜日にMETAFIVEのライヴに行く予定だったけど、このまま何も改善されないのなら、お金をドブに捨てたと思って行くのやめるし、新譜も予約してたけどキャンセルする
- 小山田・ゴンドウ両氏は言うまでもなく、2人を非難したらファンまでブロックするテイ・トウワ氏に貴重なお金を払いたくない
『METAFIVE』のメンバーでは、ミュージシャンで音楽教育番組『ムジカ・ピッコリーノ』(NHK Eテレ)の音楽監督を務めていたゴンドウトモヒコさん(別名・本名=権藤知彦 53歳)も、ツイッター上で小山田圭吾さんの問題言動を擁護したとして炎上騒動に発展しました。
<↓の画像は、『METAFIVE』のメンバー・ゴンドウトモヒコさんの写真>
ゴンドウトモヒコさんは小山田圭吾さんが16日に謝罪コメントを発表した後、「偉いよ小山田くん。受け止める。いい音出してこう!!寧ろ炎上なんか〇〇喰らえ。」とツイートし、これに批判が殺到する事態となりました。
それから間もなくゴンドウトモヒコさんはツイートを削除した上で18日に、「余計な一言のために油に火を注ぐようなことをして大変申し訳ありませんでした。いじめ、暴力に関しては断固反対です。謝罪文を支持し過去を払拭できる活動を一メンバーとして非力ながらも協力していきたいと思います」
と謝罪しました。
その後、この投稿には一般ユーザーから「『余計な一言のために油に火を注ぐようなことをして』って、謝罪すべきは、そっちじゃないでしょうに…。蛇足ですけど、日本語的には『火に油を注ぐ』では?」とのコメントが寄せられ、ゴンドウトモヒコさんは「そうでした。すみせん。」と謝罪し、この投稿を最後にツイッターの更新がストップしています。
テイ・トウワさんは、ゴンドウトモヒコさんを批判したユーザーもブロックしているようですが、この対応に対してネット上では、
- 問題発覚からのメンバーの対応が非常に大人気ない
- Twitterでの百田くんと同じで、disられた時の抗体が無いのよ
- 見苦しいね。正しい指摘から逃げているだけで、中年の大人がやる事じゃない
ファンであっても肯定派しか付けたくないと言うのは、メンバー周りも同類の集まりなんじゃないか - ちっちぇ大人たちだな(笑)昔から思ってたけど、ここいらの人達の作品は昔から薄っぺらい。
渋谷系と言われメジャーとインディーズの間で、それが何となく俺たちかっこいい!みたいな空気感を出てたあの感じ。
その軽さや薄っぺらさが、情熱をかけて、丹念に考え作られた作品ではなく、リアル本人たちが薄かったっていうなんともファンを欺くこのオチ。
きっとファンのことも小馬鹿にしてたんだろうと思うと、全く好きではない私でも、ファンが可哀想に思う。 - 類は友を呼ぶと言いますからね。そもそも小山田と一緒にいられる人間ってことは、似たような常識で生きているひとたちだってことでしょ。
性格が合わない人となんてバンドやってられないでしょうからね。 - 何か問題が起こったら、身内は庇うよりも批判した方が、世間が納得して事が収まりやすい。
METAFIVE好きだったから本当に残念。音楽に罪はないって言うけど、今回は内容が酷すぎて聴く気もなくなった。 - 炎上した本人の周りにいる人達が、本人の味方をしているつもりで、その実、盛大にガソリンをぶっかけていることに、なんで気づかないんだろう。
本人も含めて、炎上事案の対応についてこれ以上ない程の悪い見本になっていて、教材化してもいいぐらいな感じですわ。
などの声が上がっています。
テイ・トウワさんのツイッター等に直接、批判的なコメントを投稿しているユーザーではなく、わざわざ検索をして小山田圭吾さんやゴンドウトモヒコさんを非難しているアカウントをブロックしているというのは相当ですね。
テイ・トウワさんとしては、小山田圭吾さんの過去の言動は問題視するべきことではないとの考えで、『METAFIVE』のファンを名乗っていたとしても、否定的な発言をする人は全員アンチといった認識なのか否かは不明ですが、この行動は大人げないというか器が小さいというか…色々と残念に感じる行動です。
今回の騒動で小山田圭吾さんの周囲からは厳しい声はほとんど上がらず、擁護する発言ばかりが目立ち、いとこの音楽プロデューサーで“肉マイスター”の田辺晋太郎さんにいたっては、辞退発表後に「はーい、正義を振りかざす皆さんの願いが叶いました、良かったですねー!」と挑発し、この投稿が炎上するとすぐさまツイートを削除して謝罪、その後なぜかアカウントごと削除しました。
さらにその後、田辺晋太郎さんと業務委託契約を結ぶ『サンミュージック出版』が謝罪コメントを発表、本人も新たにツイッターアカウントを作成し、そこに改めて謝罪コメントを投稿しました。
小山田圭吾さんを巡る一連の騒動では、周りにいる人たちも理解し難い行動を取って事態を悪化させており、小山田さん等のイメージが悪くなる一方ですが、この負の連鎖は今後も続くのでしょうかね。