2018年まで約10年にわたって、税務申告漏れ(無申告)を繰り返していたことなどが発覚し、昨年10月から芸能活動を自粛していたチュートリアル・徳井義実さん(とくい・よしみ 44歳)が15日、所属事務所『吉本興業』がネットで生配信した劇場ライブ「ルミネtheよしもと配信寄席」で舞台復帰を果たしました。
チュートリアル徳井義実さんは相方・福田充徳さんと共に舞台に登場すると、「税金の問題でお騒がせし、世間の皆様にご迷惑をおかけしまして、本当にすみませんでした。これからは社会人としてやるべきことをしっかりやって、仕事も頑張っていきたいと思っています。宜しくお願いします」
と謝罪し、2人揃って深く頭を下げてから漫才を披露しました。
<↓の画像が、漫才を披露したチュートリアルの徳井義実さん、福田充徳さんの写真>
この日のネタでは、申告漏れ問題による芸能活動自粛騒動を自虐し、「福田さんには春が来て僕にはまだ…。昨日、雪降ってんの俺だけかな」「自粛はイヤー!マンションから出られへん。マンションの住人まで僕のことを…」
などというセリフも飛び出しました。
また、ネタの最後にはコンビ結成から現在に至るまでをチュートリアル徳井義実さんが真剣な表情をしながら振り返り、福田充徳さんに向かって、「20年以上こうやって漫才できたのは、相方がお前やったからやと思ってるよ。感謝してる。」などと感謝の言葉を述べ、ネタを締めくくっていました。
そして、チュートリアル徳井義実さんの舞台復帰に対してネット上では、
- 復帰良かったですね。チュートリアルとして福田さんとの漫才での復帰嬉しいです。また頑張って下さい。これからの活躍楽しみにしてます。
- 復帰は早かったんじゃないかなあ。まあテレビに出るばかりが芸人の仕事ではないし、求められる場があるなら頑張ればいいと思う。
- ちゃんと追徴課税を払って会社の謹慎も解けたなら、あとは芸人なんやし、おもろいかおもんないかでファンは判断したらいい
- 確信犯じゃないですか!本来逮捕されるのが普通の案件。金になるから復帰は早くていいの?
これが吉本の処罰の線引きになるんですよ!こんな甘くていいのか?といいたいです - いい大人が長い間国民の義務を怠って、しかも高額な税金の滞納…芸能人の場合は影響力もあるので、罰金を含め払っからいいでしょ、って事にはならないでしょう。反省とかまるで感じれません。
そもそも、こんな非常識な人を良く使う現場があるなと思います。 - 自虐ネタをやる神経が理解できない。本当に反省してるのか?
ミュージシャンや俳優と違って、こういう形でネタにできてしまうのが、お笑い芸人という職業の欠点。
クスリなんかと同じで、復帰してしまえばこっちのもんなんだろうな。
だから芸能人は信用できない。まあ、それを笑ってしまう「観る側」にも問題があるとは思うが。 - 中野英雄と仲良く写った写真が出るとか、こいつは全く反省するつもりもないのか本当の馬鹿なのか。どちらにしても復帰は有りえないだろう。
吉本の大崎会長が宣言していた反社との関わりをしないという事が嘘だと思われてしまうぞ。 - 板東英二はダメでこの人はOKというのが良く分からない。どちらも確信犯であることに変わりはないのに。
普通の会社ならクビ、世間の一般常識とはなれた甘い対応だと感じる。 - 板東英二は脱税で完全に芸能生命絶たれたが…吉本の力はまだ健在ですね。
コロナでごった返してる時に、どさくさに紛れての復帰が彼らしい。性根って変わらないね - 徳井ダメでしょ、数ヶ月で何を反省できるの?督促状きてたんでしょ、逮捕同然よ。知らないふり、反省してるふり、テレビに出る価値ないよ徳井さん。
芸能界って甘いよ、徳井さんは芸も達者で好きでしたが、人としてあり得ないことをしてから、などとテレビに出て欲しくないと思いました。
それだけのことをした。。。深い反省があれば、わずか数ヶ月で復帰なんて甘い考えはよぎらないはずです。
などのコメントが寄せられており、賛否両論となっています。
吉本興業はチュートリアル徳井義実さんに対して特に処分は下しておらず、徳井さんが芸能活動を自粛したいと申し出たことによって、昨年10月から活動を休止していました。
その背景には、チュートリアル徳井義実さんはレギュラー番組を複数持っている人気芸人で、出来る限り仕事への影響は小さくしたいとの思いが強くあったとみられます。
そして、昨年までに約1.4億円の所得隠し&申告漏れなどで追徴課税として約3700万円を納付したほか、新たに超大物税理士と顧問契約を結び、2019年度分の確定申告も済ませた上で2月24日に芸能活動再開を正式発表しました。
<↓の画像は、チュートリアル徳井義実さんの所得隠し&申告漏れの図>
それから約2週間後の3月7日にはコンビのラジオ番組に復帰し、今回舞台復帰も果たしたわけですが、悪質だと言わざるを得ない“脱税”行為を繰り返していたにも関わらず、わずか4ヶ月の活動自粛で仕事を再開、さらに自虐ネタで笑いを取ろうとしたことで物議を醸していますが、自身が繰り返していた問題を深く反省していないのではと思われても仕方がないかもしれません。
吉本興業の強力なバックアップなどによって、テレビ番組への完全復帰も時間の問題ともみられていますが、不倫スキャンダルなどよりも大きな問題を起こしていただけに、起用するテレビ局側が厳しい対応をすることも必要な気がします。