2001年に日本人野手として初めてアメリカ・メジャーリーグの試合に出場し、これまで20年近くにわたって活躍を続けたイチロー選手(本名=鈴木一朗 45歳)が21日、東京ドームで行われた『オークランド・アスレチックス』の開幕第2戦をもって現役引退することを正式発表し、日本テレビ系で中継された同試合の視聴率は12.6%(関東地区)と高い数字を記録しました。
また、試合終了後に行われた現役引退発表会見を中継の各ニュース番組も軒並み視聴率がアップするなど、世間の大きな注目を集めていたことが明らかになっているのですが、たけし軍団のタレント・ダンカンさん(本名=飯塚実 60歳)が21日、自身のブログへ投稿した記事の内容が物議を醸しており、ネット上では賛否両論となっています。
イチロー選手は昨年5月、所属球団『シアトル・マリナーズ』の「スペシャルアシスタントアドバイザー(会長付特別補佐)」に就任し、選手として試合への出場はストップしましたが、今年1月にマイナー契約を結び、3月20日にメジャー契約となったことで、東京ドームで行われた開幕第1戦に先発出場、第2戦にも出場を果たしましたが、1本もヒットが打てず、今年のオープン戦から含めて29打席連続ノーヒットで現役生活を終えました。
そんなイチロー選手に対してダンカンさんはブログで、「とんだ茶番のイチロー」と題して、「なんだこのシラケ・・最後が客寄せパンダって・・くだらね~」と率直な思いを綴っています。
<↓の画像は、ダンカンさんのブログ記事の写真>
そして、これに対してネット上では、
- ダンカン攻めてるねぇ
- 正論言っちゃった・・
- 茶番ってのがすげぇ的確
- 阪神ファンは阪神の選手以外興味ないからしゃーない
- こういう媚びないコメント最高に好き
- 戦力的に惜しまれながら引退してほしかったのはある
- どうみても茶番だからな。ペナントは真剣勝負なのに、こういうことを持ち込む。しかも開幕戦に。日本人はイチローだから許せるが贔屓ならたまらんわ
などと、ダンカンさんに賛同の声が上がる一方で、
- 思っていても、言ってはいけないことがある
- 取り敢えずお疲れ様で良いだろ!
- 客寄せパンダにもなれない人の嫉妬
- こいつが晩年金本が試合出てるときにもこの発言できてたなら許すわ
- 今までの偉大な功績があるからこそ最後まで客を呼ぶことが出来るのでは。思うのは勝手だが、そのような発言をするのは失礼極まりない。
- 去年の契約とか状況で今年の開幕戦を日本でやるって言ったらこうなるのは予想できた事だし、その茶番が許されるのがイチロー。
それを突っ込むなんて粋じゃないねー。 - 敬意が全く感じられないですね。この人は阪神ファンではあるけど野球ファンではないのでしょうね。
- これはないって思う。超一流の野球選手に、一応野球好きな人がリスペクトどころか茶番って表現…あり得ないわ。
- デイリーすらもイチローが一面なのにくだらないとはどういうことか
などと批判的な声も殺到しており、ネット上ではプチ炎上状態になっています。
ダンカンさんはプロ野球『阪神タイガース』の大ファンで、先日も野球雑誌『週刊ベースボール』で阪神の特集が組まれた際に、イチロー選手が表紙を飾っていたことを疑問視するなどしていました。
一方で、2016年にイチロー選手がメジャー3000本安打を達成した際には、ブログで大記録の達成を祝うなどしており、決してイチロー選手が嫌いなわけではない様子ですが、現役最後の試合内容に満足できず、不満を漏らしてしまったのかもしれないですね。
野球好きなダンカンさんの気持ちも分かりますが、誰もが知っているようにイチロー選手はメジャーで野手として素晴らしい功績を残し、日本人の野球選手を代表するような存在です。
特に、プロ野球からメジャー移籍後最初に所属した『シアトル・マリナーズ』には、2001年~2012年、2018年~と10年以上にわたって在籍し、現在も多くの選手やファン等から愛されており、日本での開幕戦が引退試合となったのは、日本のファンのことを思ってという部分もあったのではないかと思いますし、現役最後の試合を「茶番」「客寄せパンダ」「くだらない」と言ってしまうのは残念な気がしますね。