ダウンタウン・松本人志さん(61)が8日、性加害疑惑報道を巡る週刊誌『週刊文春』に対する訴えを取り下げ、裁判を終結させたことによって、松本さんと同じく1月から芸能活動を自粛しているスピードワゴン・小沢一敬さん(おざわ・かずひろ 51歳)の今後にも注目が集まっています。
現在、複数のメディアは盛んに松本人志さんのテレビ復帰のタイミング、最初に出演する番組に関する情報を出していますが、19日発売の週刊誌『週刊女性』によると、ダウンタウンの2人は小沢一敬さんの復帰を最優先に考え、水面下で復帰に向けた計画を練っているとしています。
<↓の画像は、スピードワゴン・小沢一敬さんの写真>
小沢一敬さんは昨年末に週刊文春によって、ホテル飲み会で女性を集める役割を担っていたとや、小沢さんも参加女性に性的な行為をしていた疑いを報じられました。
その後、1月8日に松本人志さんがX(旧ツイッター)で「事実無根なので闘いまーす」と宣言し、『吉本興業』が松本さんの芸能活動休止を発表した翌日に、小沢一敬さんの所属事務所『ホリプロコム』は、「小沢の行動には何ら恥じる点がない」「性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ありません」
とのコメントを発表し、その後も活動を続けていました。
しかし、その4日後にホリプロコムは一転して小沢一敬さんの活動休止を発表し、その理由については、「小沢本人より、一連の報道において現在も関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました。弊社としてはその申し出を受け、当面の間、小沢一敬の芸能活動を自粛することと致しました。」
と説明していました。
この発表前から小沢一敬さんは体調不良を訴え、出演予定だったライブをキャンセルするといった異変がありました。
そして、小沢一敬さんが芸能活動を休止してから早10ヶ月が経過し、松本人志さんと週刊文春の裁判が終結したものの、小沢さんの復帰について具体的な情報は一切出ていないのですが、週刊女性の取材によると、松本人志さんと浜田雅功さんは小沢さんの復帰に向けた計画を考えているといいます。
<↓の画像は、週刊女性が今月中旬撮影の白ヒゲを生やしたスピードワゴン小沢一敬さんの近影>
週刊文春に“アテンド芸人”として報じられ、芸能活動を休止したのは小沢一敬さんのみで、小沢さんはかなり繊細な性格をしていることもあり、多くの芸人仲間からも心配の声が上がっていたそうです。
浜田雅功さんも小沢一敬さんの今後を心配していた1人だったようで、松本人志さんと週刊文春の裁判が終結後に、「小沢の復帰は最優先で考えないとアカン」と話していたとしています。
週刊女性の取材に中堅お笑い芸人は、「実は、松本さんの裁判終結に関しても、文春サイドとなかなか折り合いがつかない状況に対し、これまで訴訟に関して深入りしてこなかった浜田さんが、松本さんに直接“まずはそっち(訴訟)を終わらせるべきじゃないか”と提案し、結果的に和解へとつながったそう。やはりダウンタウンは浜田さんの存在あってこそのコンビなんです。そしてダウンタウンの2人だけではなく、多くの芸人たちは小沢さんがこのまま“飼い殺し状態”になってしまわぬよう、復帰の道筋をつくろうとしています」
と明かしています。
一方の松本人志さんは復帰を急いでいるわけではないとしたうえで、「復帰には批判的な声や報道も多く、テレビ復帰が絶望視されているようにも見えますが、実際に先日放送された民放キー局の特番は“もし出演が可能であれば”と、直前まで松本さんに出演オファーをしていましたし、他局の幹部も吉本サイドと接触し、松本さんの復帰についての打ち合わせを行っている状況です」
とテレビ局関係者が水面下の動きを明かしています。
小沢一敬さんは活動休止前に、性加害を告発したA子さんと自身のLINEトークを親しい関係者に送っていたとされ、そのLINEでは問題の飲み会後にA子さんが小沢さんに、「今日は幻みたいに稀少な会をありがとうございました。会えて嬉しかったです 松本さんも本当に本当に素敵で、佐田さんも最後までとても優しくて 小沢さんから頂けたご縁に感謝します。」
といったメッセージを送っていました。
<↓の画像が、小沢一敬さんとA子さんの流出LINEトーク写真>
このLINEトークを週刊女性PRIMEが公開したところ、松本人志さんはXでこのLINE画像を添付して「とうとう出たね。。。」と投稿し、これによってA子さんの告発内容は虚偽だとして松本さんのファン等から批判が噴出し、A子さんに批判の矛先が向かう事態となりました。
<↓の画像が、松本人志さんのX投稿>
小沢一敬さんのこうした行動が状況を悪化させ、A子さんをさらに追い詰める事態になったことは間違いないほか、A子さんは飲み会当日に小沢さんから「粗相があったら、この辺りを歩けなくなるかも」と言われたとし、「芸能界に関わる仕事もしていた私にとって脅迫に聞こえました」と振り返っています。
他にも真偽不明ながら、『アイドリング!!!』の元リーダー・遠藤舞さんが7月にXで、友人が小沢一敬さん主催の飲み会に参加したところ、松本人志さんから性加害を受けたとの話を聞いたと告発したり、一連の騒動前から芸人仲間たちが小沢さん主催の誕生日会は「芸能界の闇みたいな感じ」と語るなど、小沢さんにも色々と“黒い疑惑”があります。
そのため、芸能活動再開にあたっては週刊文春の報道など一連の疑惑について、自身の口でしっかりと説明し疑惑を払拭したうえで、堂々と活動してほしいと思います。