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キングカズは客寄せパンダ? セルジオ越後がYouTubeで痛烈批判に横浜FCが激怒も疑問の声。事実無根と猛反論も…

セルジオ越後が横浜FCから厳重抗議で謝罪動画公開。三浦知良選手巡る発言で騒動も擁護の声。現役続行で波紋呼ぶ

日系ブラジル人2世の元プロサッカー選手で、辛口評論家として知られるセルジオ越後さん(76)が15日に、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画内での発言を巡り、Jリーグ『横浜FC』側から「事実無根」「大変遺憾」との猛抗議を受け、新たに謝罪動画をアップしたのですが、サッカーファン等からはセルジオさんの主張を支持し、擁護する声も多く上がるなど物議を醸しています。

波紋を広げているセルジオ越後さんが3日に投稿した動画は、『【辛口激励!】カズよ、裸の王様になるな!』と題して、Jリーグの現役最高齢選手である“キングカズ”こと三浦知良選手(みうら・かずよし 54歳)や、J2リーグへの降格が決まった所属クラブ『横浜FC』について言及し、「雇っている方の責任問題」「彼がCMに出てクラブにお金が入る」「それが財源になって戦力アップする」「彼がいなくなったら横浜FCは大変なことになる」などと発言していました。

問題となっているセルジオ越後さんの動画

三浦知良選手は今年3月に、自身が持つリーグ戦の最年長出場記録を更新するなど、50代になっても現役を続けていることで“サッカー界の生きる伝説”とも言われているものの、年々試合への出場数が減り、今シーズンのリーグ戦出場試合数は1試合のみで、出場時間は1分にとどまり、カップ戦を含めても出場数はわずか4試合となっていて、公式戦で得点を決めたのもギネス世界記録に認定された2017年3月が最後となっています。

昨シーズンの三浦知良選手のプレーまとめ動画

このような状況からセルジオ越後さんは、『横浜FC』に対して批判的な発言をしていたのですが、これに対して『横浜FC』は小野寺裕司会長CEO名義で抗議声明を発表し、セルジオさんの動画内での発言について、「当クラブは、三浦選手がCMに出演すること等により収入が得られるような契約は一切しておらず、YouTubeにおけるセルジオ越後氏の発言は事実とは異なり、三浦選手のCM出演等により収入を得たことはなく、当然その収入により戦力をアップさせた事実もありません。」と反論し、事実無根だと訴えています。

続けて、「あたかも当クラブが三浦選手のCM収入等の財源として戦力をアップさせようとし、三浦選手を利用しているかの印象を与える内容を強調して配信しており、当クラブとしてはこの指摘については大変遺憾であり、このままでは虚偽の内容が拡散されることにより当クラブの名誉が著しく毀損されるものと考え、やむなく本リリースをさせていただくことといたしました。」とし、セルジオ越後さんサイドに加えてYouTubeサイドには、動画の内容は事実無根だと厳重抗議をしていると発表しています。

これを受けてセルジオ越後さんはYouTubeに新たな動画をアップし、カズ選手と横浜FCに関して、ちょっと誤った発言がありました。決してカズのCMから、チームにはお金入っていないって。それは僕の過ちで謝りたいと思いますと発言は誤りだったことを認め、謝罪しました。

その上で、ただ、ここ何年も試合にほとんど出ない。得点しない。他のチームは厳しいのに何で横浜FCはカズをかばうのか。横浜FCがもっと強くなるため、もっと羽ばたくため、試合に出られなくなったら戦力外になる」「常に勝つことがサポーターへの義務である。カズであれだれであれ、貢献しない選手は去っていかないとJリーグはしぼんでいく。横浜FCは強くならない。貢献ってなんだろう、ということで声を挙げましたと説明し、最後に改めて「不適切な発言は反省し、申し訳ないと思います」と謝罪しています。

セルジオ越後さんの謝罪動画

そして、セルジオ越後さんの謝罪に対してネット上では、

などの声が上がっています。

三浦知良選手のCM出演料がクラブに入り、それが財源になっているというのは事実無根なのかもしれませんが、三浦選手が在籍していることによってチームの注目度が上昇し、様々なグッズが売れたり、試合等に多くの観客を集められているのは事実で、50歳の時に開幕戦に先発出場した際には、クラブ史上最多の1.3万人以上を集客し、マスコミも殺到しました。

また、三浦知良選手自身も“客寄せパンダ”になっていることを自覚しており、2016年3月に雑誌『アエラスタイルマガジン 2016年4/1号』の取材を受けた際、「客寄せパンダ的な利用のされ方をするのは嫌じゃないですか」と問われると、「よくそう言われるし、書かれているじゃないですか。でも、パンダじゃなきゃ人は来ないですから。その役割は自負していますよ。僕は客寄せパンダで十分ですよ。だって普通の熊じゃ客は来ないんだもの。パンダだから見に来るんだもの。熊はパンダになれないんだから」と答えていました。

三浦知良選手は2019年以降、公式戦への出場数が1ケタで、さらに得点を決めたのも2017年3月が最後という状況から、そろそろ現役から退くべきなのではないかという声は多く、最近の取材で三浦選手が「あと10年くらいしか(現役を)やれないんでね」「やれても正直、あと6年くらいかな」などと語ったことに対して、サッカーファンから「みっともない」などの声が上がっていました。

しかし、『横浜FC』は三浦知良選手との契約延長を打診しており、三浦知良選手が出場機会を求めて他チームへ移籍するのが濃厚とされる中で、すでに複数のチームが獲得の動きを見せており、その中には三浦選手の兄である“ヤス”こと三浦泰年さん(56)が、今シーズンから監督を務めている4部リーグ相当のJFL『鈴鹿ポイントゲッターズ』も含まれており、移籍先の最有力とも言われ、これを巡っても批判的な声は少なくありません。

三浦知良選手がすでに現役選手としては限界を超え、チームの戦力になっていないのは出場試合数などから明らかで、それにも関わらず『横浜FC』はなぜ、年俸1,000万円以上(推定)を払ってまで在籍させているのか、セルジオ越後さんの発言に抗議をするだけでなく、その点に関する説明も是非してほしいところですね。

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