プロスケートボーダー・池田大亮選手(いけだ・だいすけ 24歳)が所属する『ムラサキスポーツ』が、台湾でビルに落書き行為をして逮捕された事件を謝罪し、活動自粛を発表しました。
池田大亮選手は今月3日から台湾に滞在し、同じくスケートボーダーの戸倉大鳳選手(とくら・たいほう 22歳)、本橋瞭選手(もとはし・りょう 25歳)と共に、台北で5日開催のスケボーイベントに出演しました。
その後、池田大亮選手と戸倉大鳳選手はナイトクラブで友人らと酒を飲んだ後に、合計6人で台北市内のビルに不法侵入し、所持していたスプレーやマーカーを使って、ビルの壁やエレベーター、屋上に設置しているエアコンの室外機などに落書きしました。
<↓の画像は、事件前の戸倉大鳳選手と池田大亮選手の写真>
犯行の様子は防犯カメラに記録されており、9日に警察が住居侵入と器物損壊容疑で池田大亮選手と戸倉大鳳選手を逮捕し、取り調べに対しては「酒に酔い、面白いと思ってやった」などと供述したと現地メディアが伝え、このニュースがネット上で拡散され、日本でも大きな波紋を広げていました。
そして、池田大亮選手が所属するムラサキスポーツが公式サイトでコメントを発表し、冒頭で関係者やファンに謝罪した上で、「本人との間で事実関係の確認を行った結果、当該事案については既に先方との示談が成立している旨の報告を受けております。しかしながら、社会的責任やモラルに反する行為があったことは事実であり、本人とも協議のうえ、当面の間、弊社ムラサキスポーツとしての活動を自粛させていただくことといたしました。」
と活動休止を報告しています。
また、「弊社といたしましては、本人を突き放すのではなく、今後はより一層の指導を徹底し、同様の事案が二度と起こらぬよう努めてまいります。」
としています。
ムラサキスポーツは『産経新聞』の取材に対して、池田大亮さんに事件について聞き取り調査したところ、ビルの所有者とは示談が成立しているほか、刑事処分は受けていないと話し、事件が報じられた時点で日本に帰国していたとのことです。
<↓の画像が、ムラサキスポーツの謝罪コメント全文>
ムラサキスポーツは謝罪コメントを出した一方で、池田大亮選手と戸倉大鳳選手は現在も沈黙を続けており、誹謗中傷コメントなどが寄せられためなのか理由は不明ながら、インスタグラムの投稿は全て削除しています。
ビルに不法侵入して落書きをするといった明らかな犯罪行為をし、そしてこの事件を複数の台湾メディアがこの事件を伝え、日本人やスケートボーダーたちのイメージが悪化するなど大きな波紋が広がっており、スポンサー等から口止めされているのかどうかは分かりませんが、今後自らの口で関係者やファンらに謝罪したうえで活動を再開してほしいですね。