女優・桐谷美玲さん(29)や黒木メイサさん(31)等が所属する芸能事務所『スウィートパワー』が、危機に直面していることを週刊誌『週刊新潮』が報じています。
『週刊新潮』によると、看板女優だった堀北真希さん(30)が2015年に俳優・山本耕史さん(42)と電撃スピード結婚、2017年2月に事務所を退社したことで風向きが変わったといい、看板女優を失ったことに事務所は大慌てとなり、「別の女優をテレビ局に必死で売り込んでいました」と芸能記者が語っています。
その後、堀北真希さんの穴を埋めるために多くの仕事をこなしていた桐谷美玲さんは、2018年7月に俳優・三浦翔平さん(31)と結婚、さらに本人の希望で女優業をセーブするようになり、2012年から火曜キャスターを務めていた報道番組『news zero』(日本テレビ系)も降板し、現在の仕事はモデル業がメインという状況です。
こうして稼ぎ頭2人を失った『スウィートパワー』では今、マネージャーの辞職が相次いでいるそうで、「最盛期は20、30人くらいマネージャーがいたはずなんですけどね、この1年で10人は辞めているんじゃないですか。いまは堀北、桐谷に代わる女優を生み出せていないし……」
と芸能関係者が明かしています。
これについて『スウィートパワー』の担当者は、「マネージャーに関しては7月に1名退社しますけど、向いている人とそうでない人がいます。それはどこも同じではないでしょうか」
と回答したとのことなのですが、現在深刻な人手不足問題が起きているようです。
この報道に対してネット上では、
- 結婚させなかったり圧力かけるよりずっといい事務所。
- それでも結婚、妊娠、セーブ、引退など本人の意向を通してるなら良い方なんじゃない?
- マネージャーがそんなのばっかで女優が売れるはずがない。まずマネージャー育てたら?
- 高杉真宙くんがまだ残ってる!でも思うほど売れてないのはナゼ?男性タレントにもお金を突っ込んで欲しい。
- これなんだよなぁ。。。所属タレントが調子よいときは儲かるけどビジネスとしては甚だリスクが高くて。結婚と引退は先行投資も無駄になったりな。
- 元KARAの知英が居るじゃないか!事務所はもっともっと知英を売り出すべき
- 女優の意思を尊重する良い会社か、結婚してやめたくなるような悪い会社かのどっちか。
などのコメントが寄せられています。
『スウィートパワー』には現在も、桐谷美玲さん、黒木メイサさんの他に、南沢奈央さん(29)、内山理名さん(37)、桜庭ななみさん(26)、元KARAの知英さん(25)、他に若手イケメン俳優の高杉真宙さん(23)、岡田健史さん(20)が所属しています。
この中で今勢いがあるのは高杉真宙さんと岡田健史さんで、特に岡田さんは昨年10月期放送のドラマ『中学聖日記』(TBS系)で俳優デビューを果たし、この作品がきっかけで大きな注目を集めており、今年に入ってまだ連ドラや映画などへの出演はありませんが、「アリナミンMEDICAL Balance」と「イオンの保険相談」のCMに出演し、着実に人気と知名度を上げています。
<↓の画像は、岡田健史さんの写真>
また、高杉真宙さんは4月期放送の実写ドラマ『賭ケグルイ シーズン2』(TBS系)に出演したほか、7月期放送の『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-』(テレビ朝日系)、8月31日スタートの『サギデカ』(NHK)、1月公開の映画『十二人の死にたい子どもたち』、2月公開の『笑顔の向こうに』、5月公開の『映画 賭ケグルイ』、9月公開予定の『見えない目撃者』、10月公開予定の『超・少年探偵団NEO -Beginnin-』、2020年公開予定の『前田建設ファンタジー営業部』など、数多くの作品に出演しています。
<↓の画像は、高杉真宙さんの写真>
このように現在は若手俳優たちが活躍し、桐谷美玲さんや堀北真希さんの穴を埋めている様子なのですが、やはり2人に比べると仕事の単価も低いでしょうし、人気・知名度も2人に比べると劣るため、事務所も色々と苦労しているのかもしれません。
ちなみに、2017年3月にニュースサイト『日刊サイゾー』が報じた記事によると、『スウィートパワー』は業界内でブラック事務所とも言われているそうで、テレビ関係者が『スウィートパワー』について、「“女版ジャニーズ”といわれ、スタッフは女性ばかり。新人スタッフは数ヶ月単位で地方に送り込まれ、地元のかわいい少女のスカウト活動をさせられる。それが嫌で辞めていく社員も多かったが、マネージャーになると、事務所が借り上げた寮のマンションにタレントとともに住み込みで生活させられる。」
と語っています。
この話だけでは言うほどブラック事務所とは思いませんが、この1年で10人ものマネージャーが退社しているということは何か問題がありそうで、マネージャーだけでなくタレントも事務所を離れていくといったことも今後あるかもしれませんね。