8月に週刊誌『週刊文春』を通じて、女優・佐々木希さん(36)とアンジャッシュ・渡部建さん(51)夫妻との金銭トラブルを告発し、炎上したジュエリー職人の“A氏”こと宮澤紀充さんが、今度は『週刊女性』を通じてトラブルの経緯、詳細を実名告発しています。
宮澤紀充さんは週刊女性の取材に「これほどまでに粗末な依頼を受けるくらいだったら、死んだほうがマシと、本気で思いました」と語り、佐々木希さんから依頼を受けたジュエリー制作を巡るトラブルを激白したといいます。
<↓の画像が、ジュエリー職人・宮澤紀充さんの写真>
宮澤紀充によると、昨年4月に第2子を出産した佐々木希さんから記念としてオーダーメイドのピアスの制作を依頼され、最終的に価格は40万円で制作することになったそうです。
ピアスの制作にあたり宮澤紀充さんは他の客からのオーダーを断り、制作の準備を進めていたものの、依頼から約9ヶ月間も代金が支払われなかったことで制作を断念し、キャンセル料として合計66万円を請求したといい、そのお金は支払われたものの、週刊文春の報道後にインスタグラムなどを通じて批判が殺到したため、自らの口で詳細を説明しようと思ったとしています。
佐々木希さんが宮澤紀充さんにジュエリーの制作を依頼するのは2度目で、1度目は向日葵のデザインをあしらった指輪の制作を依頼され、渡部建さんの不倫スキャンダルがスクープされてから1年半後の2021年12月に納品したものの、代金28万円の振込は納品から約10日後だったといいます。
佐々木希さんは代金を支払う前の2021年12月7日に自身のインスタグラムで、「紀君(A氏)のお人柄と、作品に対する熱い思いと愛情に感動し、紀君が作る世界に一つだけの大切なジュエリーに出会いたいと心から思いました。好きな花の一つの向日葵。向日葵は元気なイメージがあるけれど、女性らしくとお願いし、そこから紀君の素晴らしいアイディアにより、約1年後、出来上がりました。うっとり。これからずっと大切にします」
と綴り、指輪を公開していました。
<↓の画像が、2021年12月に佐々木希さんがインスタグラムで公開した指輪の写真>
宮澤紀充さん曰く、佐々木希さんはこの投稿以降に態度を変えていき、「インスタグラムでジュエリーを“宣伝してあげた”という上下関係ができた」ように感じたそうで、「当初は、お互い対等な関係で、敬意、リスペクトを持って交流していたと記憶していますが、次第に私を軽視しているような態度に変わってしまったんです」
と振り返っています。
そして、2度目のジュエリー制作の依頼は昨年9月に受け、予算はいくらでもいいと言われたそうで、デザインについて色々とやり取りした末に、宮澤紀充さんが予算を50万円に設定したそうです。
それから約1週間後に佐々木希さんと会い、ピアスのデザイン画を見せながら見積もりを提示したところ、「佐々木さんは『高っ!』とひと言。この数日後、LINEで石の色や配置などデザインの細部を写真付きで細かく説明しました。価格については、材料的にも本来80万円ほどかかる商品でしたが、出産のお祝いもかねて値引きのサービスを行い、改めて50万円の見積もりを出しました。佐々木さんの質問の全てに答え、真摯に対応すると『ありがとう! また連絡します』と返信が。しかし、10月中旬以降は音信不通になってしまったんです」
と語っています。
宮澤紀充さんはその後、佐々木希さんの誕生日前日の今年2月7日にお祝いのメッセージを送り、ピアスについて触れると「デザインちょっと待ってね」との返信があり、その後再び会ったのは5月で、その時は渡部建さんと共通の友人家族と食事したといいます。
その際に宮澤紀充さんがピアスについて確認すると、「予算は40万円でお願いします」と言われたためデザインや材料の見直しを行い、そして通常は内金を受け取ったうえで、デザイン制作に入ることを改めて説明し、そして材料費の高騰による価格改定を6月に行うため、5月中に入金をしてほしいとも告げたそうです。
会食から2日後に宮澤紀充さんがLINEで、請求書などの書類は必要かどうか佐々木希さんに確認したところ、「いえいえー、見積書いらないよ。後で領収書だけお願いします。私、予算40万円って言ったよね、確か!?」との返信があり、振込先を伝えたとのことです。
<↓の画像が、佐々木希さんからのLINEメッセージ>
宮澤紀充さんはその後、5月28日に改めてLINEを送るも返信がなく、連絡があったのは入金期限を過ぎた6月11日だったといい、その内容もATMから入金ができなかったというもので、「またチャレンジしてみる! お騒がせしてごめんね」との返信があり、翌日に入金を催促したところ「今日は、バタバタで出来ずでした。明日と明後日仕事とかで、時間なくて、来週チャレンジします!」と、期限を大幅に過ぎているにも関わらず、すぐに対応しようとしない姿勢に堪忍袋の緒が切れてしまったそうです。
<↓の画像が、佐々木希さんと宮澤紀充さんのLINEやり取り>
そして、宮澤紀充さんは佐々木希さんに対して、「2023年9月時点から、今日まで未払いです。支払い期日が過ぎているので、時間作って早急にお支払いください。いずれにしても、率直に迷惑なので。制作を含めた全てを、お断りさせて下さい」
と怒りのメッセージを送ったところ、佐々木希さんと渡部建さんから謝罪があり、6月13日にキャンセル料が入金されたといいます。
<↓の画像が、宮澤紀充さんが送った激怒LINEの一部>
ちなみに、宮澤紀充さんはその後キャンセル料の返金も考えたものの、最終的に能登半島地震で被災した石川・のとじま水族館に全額寄付したといい、インスタグラムで振込明細書を証拠として公開しています。
<↓の画像が、宮澤紀充さんが公開した振込明細書の写真>
宮澤紀充さんはキャンセル料の入金前には、警察にもこのトラブルについて相談したといい、そして入金前日に弁護士を通じて佐々木希さんにメールを送るも返信が無く、後日、佐々木さんの弁護士から返答があったといいます。
その内容は、「予算の話はしたが金額は確定させていない」「前払いであることも振込期限についても知りません」と、それまでにデザインや予算について話し合ったうえで、金額や振込期日などを決定したにも関わらず、佐々木希さん側からは「そもそも正式なオーダーをしていない」という趣旨の回答が届いたとしています。
この他にも、佐々木希さんは宮澤紀充さんに対して不義理をしていたそうで、2度目の依頼ではピアスの他にも「仲の良い友人とお揃いの指輪を作ってほしい」と相談され、指輪のサイズを計測して材料を提案、佐々木さんが希望する見積もりをだしたものの、金額を聞いた直後にキャンセルされたといい、こうした行為もあって宮澤さんは佐々木さんに対して不信感を抱いたとしています。
このように佐々木希さんとのトラブルを告発した宮澤紀充さんは最後に、「憤りの対象はもはや人ではなく、あらゆる物事の軽視や理不尽さに対してです。相手を気遣って動いている方々が負担、しわ寄せを受ける。必要のない疲弊を背負うことは何事においても理不尽です」
と語っています。
宮澤紀充さんが営むジュエリーブランド『Racconto(ラコント)』のホームページなどを見てみると、なかなか気難しい職人気質の方のようで、顧客情報を流すという行為もあって、今回の騒動を巡っては宮澤紀充さんに対して多くの批判が寄せられ、ネット上ではバッシングの嵐となっていました。
ただ、宮澤紀充さんが公開したLINE上などでのやり取り、経緯説明を見てみると、佐々木希さんにも色々と問題があったことがうかがえ、自分は有名芸能人という驕りからか、宮澤さんに対してぞんざいな態度を取り、かなり失礼な言動を取り続けていたことが分かります。
そして、入金日も守らずに放置した末にトラブルになった途端に謝罪し、お金を支払うも、そもそも指摘されたような説明を受けていないと弁護士を通じて回答し、誠実さに欠けていると感じます。
それでも週刊誌を通じて、こうしたプライベートの問題を告発するのはどうなのかと疑問を抱き、正直なところどっちもどっちだと感じますし、週刊誌に暴露するのではなく当事者間で話し合い、問題を解決してほしいと思います。