ロケバスの中で20代女性に性的暴行をした疑いで、不同意性交と不同意わいせつ容疑で書類送検された『ジャングルポケット』の斉藤慎二さん(41)が、「俺はハメられた」と周囲に語っていることを22日発売の週刊誌『フラッシュ』が報じています。
斉藤慎二さんは7月30日に、情報バラエティ番組のロケでピン芸人・やす子さん(26)、20代半ばのインフルエンサー・タレントの女性・Aさんと共演し、ロケバスでAさんと2人っきりになったのを見計らいキスをしたり、口での性的な行為を求めたとされています。
その後、Aさんが警視庁新宿警察署に相談し、斉藤慎二さんは任意の事情聴取に対して、行為自体は認めながらも「合意があった」と一部否認していたそうですが、「軽率な行為で相手方や自分の家族に迷惑をかけたことを反省してます」と供述し、一方のAさんは「許すことは絶対にできません」と語っているとのことでした。
そして、書類送検後に『吉本興業』は斉藤慎二さんの契約解除を発表し、斉藤さんは現時点でコメントを出していませんが、妻でタレントの瀬戸サオリさん(36)は7日にインスタグラムに文章を投稿しました。
＜↓の画像は、ジャンポケ斉藤慎二さんと妻・瀬戸サオリさんがCMで共演時の写真＞
瀬戸サオリさんは投稿で「一部事実と違う報道がされています」とし、「事実関係としましては、相手の方からも行為があり SNSをフォローしたり 連絡先を交換していたことは事実で こちらとしましてはロケバスの中のドライブレコーダー及びカメラの解析を警察の方に求めていました。一方的な行為ではなかったことを伝えている状況でした。私が弁護士の方から聞いている内容はこれが全てです。」
と綴り、斉藤さんがこの事件に対して「一方的な行為ではなかった」と主張していることを明らかにしました。
＜↓の画像が、妻・瀬戸サオリさんのコメント全文＞
この投稿に対してAさんは弁護士を通じて、「7月に斉藤氏から性被害に遭いました。そのことで心身ともに深く傷つきました。その傷は今も癒えていません。」「初対面で、早朝のロケバス内での出来事にもかかわらず、斉藤氏の家族から私に『行為があった』と、まるで私に非があるかのような事実と異なるコメントが出された」
と非難しています。
そして、フラッシュの取材によれば、斉藤慎二さんは芸人仲間に「俺はハメられた。もう終わりだ」などと話しているとしています。
斉藤慎二さんの現在の様子についてテレビ局関係者は、「相当メンタルがやられていて、焦燥しきっているので、スタッフや仲のよかった人がこまめに連絡だけはしているようです」
と明かしています。
また、インスタグラム投稿が大きな波紋を呼んだ瀬戸サオリさんの様子については、「相手に対して怒り心頭のようで、徹底的に争う姿勢のようです。このまま斉藤さんが引退しては子どもの将来にも影響しますし、当然、収入も大きく変わってきます。斉藤さんも変わらず『（被害を訴えた）相手にキスされて、“これでがんばれます”って言われたんだ。俺はハメられただけなんだ！』と力説しているそうです」
と語っています。
ただ、同意があったと立証するのはかなり難しく、ロケバスのドライブレコーダーに記録された映像に関しても、音声が明瞭ではないことから同意の有無を判断するのは難しいものの、「15分程度の映像には、斉藤容疑者が被害女性を抱き寄せてキスするシーンや、体をまさぐるシーンは確認できるそうです」
と社会部記者が明かしています。
フラッシュはこの他に、『週刊文春』なども伝えている斉藤慎二さんのギャンブル依存、借金トラブルについても報じ、大の競馬好きだった斉藤さんは毎週200万円近くを競馬に注ぎ込み、相当な金額を負けていて、知人の社長や後輩芸人らにも借金を重ね、総額は数千万円レベルにまで膨らんでいたとしています。
斉藤慎二さんの知人は、「斉藤さんが、Aさんという社長に500万円を借りたんです。で、その後にA社長が飲みの席で、別のBさんという社長を斉藤さんに紹介したことがあったんです。そうしたら、1週間も経たないうちに斉藤さんがB社長に『お金、貸してくれませんか？』と連絡していたみたいなんです。しかも、A社長と同額の500万円。紹介されて即、数珠つなぎのように借金を頼むなんて、とB社長は呆れていました」
と明かしています。
こうした報道を受けてネット上では、
- 「俺はハメられただけ」。百歩譲って相手から誘われたとしても、仕事中に誘いに乗るか？
- ギャンブルで借金する奴は平気で嘘つく
- ハニートラップなら当然仕掛けた側も罰せられるべき
- ハメられたと主張するなら堂々と表に出てきて説明しろよ 吉本解雇されてんだからできるだろ
- この瀬戸さおりって人も何で別れないんだろう？ こんなのと一緒にいたら自分も子供も借金漬けで地獄に堕ちるだけなのに…
- 仮にハニートラップだったとしても仕事中にロケバスでやる事では無いよ。それだけで芸能界、TV界から追放に値するよ。
- ハメられようが何だろうが、応じなければ良かっただけの話。そもそも妻子ある身なんだし。結局本人のだらしなさが招いた結果。
などの声が上がっています。
斉藤慎二さんはこのまま女性との示談が成立しなかった場合、不同意性交等罪（法定刑：5年以上の懲役）、不同意わいせつ罪（同：6ヶ月以上10年以下の懲役）で起訴される可能性があるのですが、フラッシュが先日報じた記事でも、斉藤さんは性犯罪事件に強いと評判の弁護士を付けて、同意があったとする方向で徹底的に争う構えを見せているとしていました。
昨年には、プロ野球『福岡ソフトバンクホークス』の山川穂高選手（やまかわ・ほたか 32歳）が、妻子持ちでありながら20代の知人女性をホテルに連れていき、性的暴行をした疑いで強制性交等（現・不同意性交等）容疑で書類送検されました。
ただ、山川穂高選手は性的暴行を否定し、相手も同意のもとで行為に及んだなどと主張しており、最終的に検察は「嫌疑不十分で不起訴処分」としました。
＜↓の画像が、山川穂高選手の写真＞
山川穂高選手はその後の取材で、相手女性とは示談もしていないことを明かしていました。
斉藤慎二さんの性的暴行事件に関しても同様に密室での行為で、検察が確実に有罪にできると判断するほどの証拠が集まっていない可能性もあり、もしその場合は斉藤さんも不起訴となるとみられます。
しかし、斉藤慎二さんは昨年にも不倫スキャンダルを報じられながら、仕事中のロケバス内で性的な行為に及んだとのことで、法的な処分は免れたとしても印象は最悪です。
他にも、ギャンブル依存症による多額の借金や虚言癖、投資詐欺事件の主犯格との繋がりなども報じられていて、芸人としての再起はかなり難しいとは思いますが、とりあえずはこの性的暴行事件が今後どういった展開を迎えるのか、引き続き動向に注目していきたいです。