芸トピ

Janne Da Arcのベーシスト・カーユ脱退でバンド解散発表。弁護士事務所から内容証明郵便、事件の詳細は…

ジャンヌダルク解散の理由…ベースka-yuが集団訴訟問題? 脅迫・恐喝行為を訴える声上がり…

2007年から活動休止中だったヴィジュアル系ロックバンド『Janne Da Arc(ジャンヌダルク)』が1日、公式サイト上でバンド解散を発表したほか、ファンクラブ『マドモアゼルなあなた達』も1日をもって解体(30日に全サービス終了)となることが発表されました。

公式サイト上では『ジャンヌダルク』が解散に至った経緯、理由を説明しており、まず3月31日をもってベース・ka-yuさん(カーユ 本名=松本和之 44歳)がバンドを脱退、所属事務所『アップライズ・プロダクト』を退所したといいます。

<↓の画像が、『ジャンヌダルク』のベース・ka-yuさんの写真>

ka-yuさんが脱退に至った経緯は、ニューアルバムの発表を控え、プロモーション活動やライブツアーの準備をしていた昨年9月に、弁護士事務所の方から所属事務所へka-yuさん宛ての内容証明郵便が届いたそうなのですが、「そこに記載されている事柄が、もしも全て事実であるなら、社会的正義から著しく反する行為であるゆえ、弊社としましては、事実関係が曖昧なままの状態で、ka-yuに関するプロジェクトを遂行していくことは差し控えるべきである」と判断したといいます。

内容証明の詳しい内容については、「今後裁判で係争していく可能性がある為、公表を控えさせていただくことをご理解賜りますと幸いです。」としています。

事務所側としては、この案件が速やかに裁判へ移行し、事実関係が早々に明らかになると考えていたそうなのですが、想定していたよりも結果が出るまでに長い時間がかかることや、この問題の有無に関係なく、「争いに至るまでのka-yuの行為にもいささかモラルに反する部分が見受けられた」ことなどから、事務所側はka-yuさんが法律に触れる行為はしていないと仮定し、今後の活動に関する話し合いをすることになったそうです。

事務所側はka-yuさんに対して、しっかりと反省して身の潔白を証明することや、ファンらのためにも音楽活動に専念して欲しいという趣旨を伝え、双方の間で長時間にわたって話し合いが行われたそうなのですが、事務所側の思いに対してka-yuさんは、「Janne Da Arcは大切だし、比較するものではないかもしれないが、どちらかを選べと言われればJanne Da Arcよりも大事にしたいものが見つかったため、Janne Da Arcを脱退し事務所を辞めます」という決断をしたため、『ジャンヌダルク』のメンバーとも相談した上で、バンドからの脱退、事務所を退所することが決まったとのことです。

そして、『ジャンヌダルク』は2007年から活動を休止しており、ボーカルのyasuさんは2017年8月から、「長年の活動から生じた頚椎の損傷、それに起因する身体各所への痛みなど、複合的な症状の併発」によって音楽活動を休止中で、『ジャンヌダルク』としての新たな活動などをファンに約束できず、「4人のJanne Da Arcを宣言することは非現実的な上、とてつもなく誠意を欠くものであり、5人でのJanne Da Arcの活動の可能性を失くした今、平成31年4月1日をもってJanne Da Arcを正式に解散するという発表を、ka-yuの脱退報告と同時にさせて頂くことがファンの皆様への最低限のけじめであり礼儀ではないか、という結論に至り、今回のご報告ということになりました。」と、『ジャンヌダルク』解散に至った理由を説明しています。

最後に事務所側はka-yuさんやメンバーに対して、「言い尽くせない程の悔恨と遺憾な思いがありますが、20年以上もの間、苦楽を共にした仲間として、裁判等の公正な判断のもとka-yuが自らの身の潔白を完全に証明することを、そして彼の選んだ人生が彼にとって悔いのないものになることを心から望んでいます。」「個別での活動とはなってしまうものの、引き続き主たる生業として音楽の道を歩み続けるyasu、you、kiyo、shujiの4人の今後を、皆様が温かく見守って下さいますと、とても幸いに思います。」とコメントしています。

また、これまで10年以上にわたって活動再開を心待ちにしていたファンに対して、「このような残念なご報告をしなければならないことを非常に心苦しく思っております。改めて深くお詫びさせて頂きたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。そして、長年の間、Janne Da Arcへの温かい声援を送り続けて下さった皆様には、心より深く感謝をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。」と、謝罪と感謝の言葉を綴っています。

『ジャンヌダルク』解散の原因となったka-yuさんは、ファンに対して一言「今までありがとう。」というメッセージを送っています。

この発表を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられており、多くの『ジャンヌダルク』ファンは突然の解散発表にショックを受けているほか、事務所側が明らかにしたka-yuさんのトラブルとは一体何なのかいう反応が多く、様々な憶測が飛び交っています。

また、ネット上ではこれが原因なのではないかという情報が上がっており、その内容はかなり衝撃的なものとなっています。

その衝撃的な情報は、詐欺被害者のコミュニケーションや集団訴訟に特化したサイト『集団訴訟プラットフォーム MatoMa』に投稿されており、【「Janne Da Arc」有名バンド所属のベーシストka-yuによる恐喝・詐欺に対して集団訴訟を起こそう!!】という呼び掛けが行われています。

この集団訴訟の概要・詳細欄には、以下のようなことが記されています。

【概要欄】
Janne Da Arcのベース、ka-yuにお金を要求された。ka-yuと肉体関係をもつと、お金を要求するようになった。

もうお金は払えないと伝えると、肉体関係を持った際の動画をばらまくと言ったり、ka-yuの仲間が仕返しをするなどと、恐喝まがいのことをしてきた。

仕方なく、紹介された大人のお店で働いてお金を渡すようになった。

【詳細欄】
Janne Da Arcのベース、ka-yuに恐喝まがいに金銭を巻き上げられた。

まずはSNSのダイレクトメッセージで連絡を取ることからはじまった。
その後、電話番号を聞かれ、自身の足がつかないように非通知でかけてくるようになった。

また、連絡を取り合うに連れて、収入や職業を聞かれた。今思えば、いくら取れるかの算段を立てていたのかもしれない。

貯蓄などの関係から金銭を吸い上げられなくなったと判断したのか、大人のお店で働くように誘導され、その売り上げを手渡すようになった。
【引用元:集団訴訟プラットフォーム MatoMa

この集団訴訟の被害者数は現時点で「3人」、被害金額は「281万円」となっており、約3万3000人がこの呼びかけを応援していると表示されています。

<↓の画像が、『MatoMa』の集団訴訟ページの写真>

これらの話については現時点で事実なのか、虚言なのかどうかは不明で、ka-yuさんが実際に女性に対して脅迫、恐喝行為をしたのか否かは定かではないのですが、こうした噂話などは以前からネット掲示板に上がっており、ファン等の間でも評判は決して良くなかった様子です。

事務所側もこうした問題、情報を聞いて最終的に『ジャンヌダルク』を解散するという決断をした可能性もありそうですが、多くのファンたちが活動再開を望んでいた中で、このような形で解散が発表されるというのは非常に残念な話ですね…。

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