RIZINで八百長試合か。シバターと久保優太の対決の裏側暴露で炎上。ラインの写真がツイッターで拡散、ネットで物議醸す

大晦日開催の総合格闘技イベント『RIZIN.33』で、炎上系YouTuberで総合格闘家のシバターさん（本名＝齋藤光 36歳）が元K-1王者・久保優太選手(34)と対戦し、飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを決めて勝利したことで話題になる中で、この試合に八百長疑惑が浮上し物議を醸しています。

3分2ラウンドの特別ルール（判定無し、KO、1本のみで決着）で行われたシバターさんと久保優太選手の試合は、1ラウンド1分34秒でシバターさんが飛びつき腕十字を決めて勝利し、シバターさんの方が体重が10kg以上重いというハンデはありながらも、元K-1王者を相手に勝利を飾ったということで大きな話題になりました。

＜↓の画像は、シバターさんが久保優太選手に、飛びつき腕十字を決めたシーンの写真＞

しかし、その翌日に久保優太選手の妻・サラさんの兄がツイッター上で、八百長試合だったと暴露しました。

＜↓の画像が、八百長試合を暴露したツイート写真＞

ツイートに添付したLINEのスクリーンショットでは、シバターさんが久保優太選手に対して、「出来れば2ラウンド目に決めてください。視聴率やてんちむさんにラウンドガールをお願いしてたりするので、1ラウンド目はめちゃくちゃ私ふざけるので、1ラウンド目うまく時間を潰して、2ラウンド目で本気で倒しに来てください。私も2ラウンド目は本気で行きます」などと八百長を持ちかけ、久保選手がその要求に応じている内容となっており、このツイートはすでに削除されていますが瞬く間に拡散され、大騒動に発展しました。

＜↓の画像が、ツイッターに投稿されたLINEトーク写真（左側の噴き出しがシバターさん）＞

こうして八百長疑惑が浮上する中で、久保優太選手も自身のツイッターを更新し、「嘘をつく人生は嫌だな。正直者が馬鹿を見るのか。騙されるより騙される方がいいのか。自分は真面目に誠実に紳士に生きたい。色々疲れた。事の経緯とかも全部きちんと話したい。」と意味深な投稿をしています。

＜↓の画像が、久保優太選手のツイート写真＞

一方のシバターさんは自身のYouTubeチャンネルに【RIZIN大晦日大会での疑惑について】と題した動画を投稿し、「久保戦において、一切の八百長はしておりません。試合が始まってから、終わるまで、常に全力で勝ちに行ってました。」と、八百長疑惑をキッパリと否定しています。

ツイッターに投稿されたLINE写真に対しても、「全く身に覚えがありません。出回っているスクショも捏造なんじゃないですか？誰が何のためにああいった画像を作ったのかわからないんですが、LINE乗っ取りなのか、捏造なのかだと思うんですけどね」「仮に万が一、あれが本物だったとしたら、久保さんは元K-1王者、絶対に飲んではダメでしょ。もし、シバターが本気で仕掛けてきても圧倒的な力で対処しなきゃダメでしょ、プロなんだから。もちろん打診なんかしてないですが」などと語っています。

八百長疑惑を何度も否定した上で、「格闘技って何だったら殺し合いですからね。お互い命のやり取りをするんであれば、何だってやるでしょう。いわば戦場。後ろから奇襲で撃ってきたヤツがいて、撃たれたとして、『ズルい！ズルい！』っていう兵士がどこにいますか？当たり前でしょ。後ろから撃たれたなんて騒ぐヤツがいたら、笑いものですよ」「もし仮に（提案が）あったとしても、そこはさ、勝たなきゃダメでしょ。負けたら何も言うパワーがねえよ。勝ったヤツが正しいんだから、この世界」と言い放ち、試合に負けた以上は、今さら何を言っても無駄という趣旨の持論を展開しています。

そして、試合の八百長疑惑などに対してネット上では、

• これも含めてのブックでは？
• なんで久保が被害者ぶってるの？わけわからん
• 格闘技はプロレスみたいなショーとして見るべきなのか
• シバターの罠に引っかかった感じか。まさかライジンの舞台でもやるとはな。ライジンはこれを容認するのか？
• つまらん試合がブック破りで面白くなった。結果オーライじゃん
• シバターは試合後も盛り上がって笑いが止まらんだろうな
• これが事実なら格闘技ファンとしてはガッカリ。シバターはもちろん、これを受け入れて、今になり騒ぐ久保もプロとして失格。
• 捏造は無理があるだろ。普通なら、久保選手のLINE知りません！とかやり取りはこれしかありません！って見せるだろ。それすらできない時点でお察し
• シバターが稼げてるのがよくわかる。彼はエンターテイナーである。人々をうまく煽りネタを提供して楽しませているプロだな
• 久保選手もこの話したら前にも後ろにもいけない。朝倉選手みたくフルボッコにしてから話せば良かったに
• 久保はデメリットしかないはずなのになんで受けた？って思うよ。RIZINも絡んでないなら、看板に泥を塗られたんだから損害賠償求めるくらいせんと、誰も信用せんよ。
  そうせんと今後もまた八百長かよって論争も出てくるし、そうなって一番可哀想なのは一生懸命真面目に練習してる選手だからね。

などの声が上がっています。

シバターさんは過去にも、総合格闘家の朝倉未来選手（あさくら・みくる 29歳）や元K-1王者の安保瑠輝也選手（あんぽ・るきや 26歳）と『愛媛プロレス』で対戦するにあたり、土下座までして試合に負けてほしいと懇願し、八百長を受け入れてもらうという流れがあったものの、実際の試合ではボコボコにされていました。

今回の久保優太選手との試合でも事前に、そうした八百長を持ちかけていたのか否かは不明ながら、シバターさんには“前科”があることから流出したLINEは、捏造されたものではない可能性が高い気がします。

そして、久保優太選手がシバターさんの要求を受け入れ、騙し討ちを食らって負けたのが事実だったとすれば、八百長の暴露によって大きなダメージを受けるのは久保選手の方ですし、『RIZIN』側もこの八百長を事前に把握していたのだとすれば、さらに大きな騒動に発展するのは必至で、格闘技ファンの信頼を失うことになりますが、果たして今後どのような展開を迎えるのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。