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ザブングル加藤歩はピン芸人で活動継続、ツッコミ松尾陽介は裏方転身か。運動神経悪い芸人・ガチ王が芸能界去る決断

ザブングル解散、松尾陽介が芸能界引退発表し理由説明。闇営業&新型コロナで収入が激減、今後の活動は…

1999年結成のお笑いコンビ『ザブングル』が、今年3月末をもってコンビを解散し、ツッコミ担当の松尾陽介さん(まつお・ようすけ 44歳)は芸能界を引退することが明らかになりました。

所属事務所『ワタナベエンターテインメント』は、ザブングルの松尾陽介が、2021年3月31日をもって弊社との専属契約を満了し、芸能活動から引退することをご報告いたします。と、松尾陽介さんの芸能界引退を発表し、これによってザブングルは解散するとしています。

ボケ担当の加藤歩さん(かとう・あゆむ 46歳)は、コンビ解散後もピンで芸能活動を続けていくといい、芸能活動に区切りをつけ、新しいことにチャレンジしてみたいという松尾の思いを尊重し話し合った結果、このような結論に至りました。としています。

<↓の画像は、事務所の公式サイト掲載のザブングルの解散発表コメント全文の写真>

ザブングルの解散は週刊誌『週刊女性』の取材で明らかになったもので、正式発表前に2人は同誌の取材に応じ、コンビ解散の胸中を語っています。

松尾陽介さんは芸能界引退を決意した経緯、理由について、40歳を過ぎて、漠然とこのままお笑いを続けていけるのかな……と思っていたところ、闇営業が発覚して。それでお笑いで食べていくのは無理かなと引退を考えるようになりました。自粛期間中、時間がたっぷりあったこともあり、相方と話し合ったところ、特に止められることもなかったのでと明かしています。

<↓の画像は、芸能界を引退するザブングル・松尾陽介さんの写真>

一方の加藤歩さんは、「コンビを組んで20年以上たっているので、相方が考えていることは空気で察してしまうというか。事前の準備はできていましたが、改めて解散のことを言われたときは驚いたし、本当に解散するという感覚はまだないですね」と語っています。

<↓の画像は、ピンで活動を続けるザブングル・加藤歩さんの写真>

ザブングルは2019年に『フライデー』によって、雨上がり決死隊・宮迫博之さん等と共に、反社会的勢力のパーティーに闇営業で参加していたことが発覚し、このスキャンダルでコンビは2ヶ月の謹慎処分が下され、その期間中に2人は熊本など全国約10ヶ所の介護施設でボランティア活動を行っていました。

松尾陽介さんはその活動を通して、引退への気持ちをより強めたそうで、「闇営業騒動が起きて、もう僕らで笑ってもらえないんじゃないかなと、人前に出るのが怖くなってしまったんです。そんなときに介護施設でいろんな方と触れ合ったことで、世の中には人から求められている仕事がたくさんあるんだなと実感して。それでお笑い以外の仕事をより考えるようになりました」「まだ身体が元気なうちに次に行かなきゃというのはありました。10年前なら引退は早すぎるけど、10年後なら遅いと思ったので、そういう意味でも踏ん切りはつきやすかったですね」と明かしています。

そして、仕事再開から半年足らずで新型コロナウイルスによって仕事が激減し、松尾陽介さんは芸能界引退を決意したといい、加藤歩さんによれば、謹慎によって収入が半分になった後、新型コロナウイルスによってさらにその半分まで収入が減ったといいます。

加藤歩さんは2009年9月に、約3年交際した1歳年下の美人美容師と結婚し、2011年11月には第1子となる長男(9)、2014年8月に第2子の次男(6)が誕生しています。

そのため、謹慎期間中には消防設備士の資格を取得し、その仕事も始めたといい、「介護施設などで防災訓練も行っているのですが、この顔のおかげで僕のことを知ってくれている方も多く、話を聞いてくれるので、今後も多くの人に防災訓練の大切さなどを伝えていけたら」「ゆくゆくは所属事務所の消防点検も行って、物理的に守っていければと(笑)」と語り、お笑い以外の活動もしていくようです。

一方で芸能界引退を決意した松尾陽介さんは、具体的に今後何をするのか決まっていないそうで、「3月末まで今の事務所と契約が残っているので。今までやってきたことが活きるのは企画・制作などの裏方なのかなと思うので、作る側に興味を持っていますとしています。

加藤歩さんはピンで活動を続けますが、松尾以外とコンビを組むつもりはないので。あ、でもとんでもなくすごい人から誘われたら、新しいコンビも考えます(笑)。芸名を考えたときに『ザブングル』を残すことも考えたのですが、この名前は2人のものだし、過去にしがみついてもしかたがないので、本名の加藤歩として再スタートし、お笑いだけでなく俳優などいろいろな可能性も探りたいです!と今後について語っています。

そして、松尾陽介さんの芸能界引退、ザブングルの解散発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

ザブングルは闇営業騒動前からコンビ活動が減少し、主にテレビ番組に出演しているのは「カッチカチやぞ」や「悔しいです!」のギャグでブレークした加藤歩さんでした。

ただ、松尾陽介さんも『アメトーーク!』の企画「運動神経悪い芸人」では、あまりの運動神経の悪さから「ガチ王」の異名をとり、それなりにテレビ番組にも出演していただけに芸能界引退の決断には少し驚きました。

ザブングルは2007年の『M-1グランプリ』で決勝まで進出した実力の持ち主で、闇営業騒動後にはレギュラー番組『建物の世界を深堀り ボクらケンセツ部』(サンテレビ・テレビ埼玉)がスタートしています。

謹慎明けに受けたインタビュー取材では、介護施設でのボランティア活動を通して、「『もっと売れたい』と思いました。売れるということは知られるということ。知られるということは、喜んでくれる人の数を増やせるということ。その意識も再確認しましたし、それが強くなったと思います。」との思いを明かしていました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で仕事がさらに減少し、松尾陽介さんはそれが決定打になって引退を決意したそうで、このような形での芸能界引退、コンビ解散は残念ですが、松尾さんも将来について色々と考え、悩み抜いた末に芸人を辞めることを決断したと思いますので、それぞれの今後の新たな活動を応援していきたいですね。

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