サッカー日本代表でイタリアのACミラン所属の本田圭佑選手(29)が5日に、ワールドカップアジア2次予選のアフガニスタン戦が開催されるイランのテヘランにて練習を行い、その後報道陣からの取材を受け、2009年9月5日に行われたオランダとの国際親善試合中にフリーキックのキッカーをめぐり、当時代表の10番を背負っていた司令塔の中村俊輔選手(37)とピッチ上で衝突した際のことについて聞かれ、「後にも先にも自分が俊さんよりFKが上手いと思ったことはない。あのときは蹴りたいと思って主張した。」と語りました。
(↓の画像左が本田圭佑選手、右が中村俊輔選手)
- 日本代表対オランダ戦で中村選手と本田選手がキッカーをめぐり衝突したシーン(YouTube)
これに対してタレントの清水圭さん(54)が6日に自身のブログを更新し、「な~んか『エエ話』みたいになってるけど、実際はそんなキレイ事ではおまへん」と綴り、ネット上では大きな話題に。
清水さんはブログで「『オレに蹴らせて欲しい!』と主張しただけなら、それは当たり前の行為どす。でも、キッカーをあきらめきれない本田選手が中村選手に吐いた『ありえないセリフ』をワタシは知ってまんねん」と、事の真相を知っているかのような口ぶりで、「ともに勝利を目指すチームメイトには、絶対言うべきではない『捨てゼリフ』。蹴らせてもらえず悔しかったとしても、味方に対してはありえへん一言。それは決して『主張』ではなく、味方が蹴るFKを外させるための『暴言』どす。チームスポーツとして、その行為はどうしたって正当化されまへん」と本田さんを非難。
さらに「男やったらその言葉の反省も含めて、今回ちゃんと話すべきちゃいますのん?『若気の至り』では済まされまへん・・・『敬意』なんてカケラも感じまへん」と苦言を呈し、「都合の悪いことは黙って、今、受け入れられるであろうことだけを言うブラジルW杯の直前『今は黙って応援して、大会が終わってから好きなだけ言うてください』とタンカを切ったのに、大会が終わっても日本に帰らず知らんぷり(笑)そやからワタシは本田圭佑という選手がニガテどすねん」と批判。
そして、今になってこのような事をブログで明かした理由については「この事はず~っと言わんつもりでいたけど、彼がこの事に口を開いた以上、美談になるのは『そんなアホな』なんで書いてしもた」と綴っていました。
このブログの記事のコメント欄は賛否両論となっていたのですが、清水さんは7日に再びブログを更新し「どうしても看過ならんと思い『アホな正義感?』とともに、腹を括って書きましてん」といい、さらに「時間が経って立場もできた今になって、暴言のことは話さず『エエ話』にしてしまおうというやり方が、ワタシにはどうしてもあまりにも卑怯に映ったんどす」と再び本田選手を批判していました。
しかし、これはネット上で大きな反響を呼ぶことになり、現場に居たわけではない第3者の清水さんがこのような発言をすることに対して多くの批判が寄せられ、一部のニュースサイトでもこの話題が取り上げられたことからなのか8日に、「本田選手の件 削除します エライすんまへん」として本田選手について綴った文章を削除し、「今回のことに関しては、ここからすべてのコメントを受け付けませんので、よろしくお願いしますどす」と綴っています。
これに対してネット上では、
- 本田について言いたい放題書いて都合が悪くなったら消すとか、見事なブーメランでワロタwww
- 本田は若気の至りで言い過ぎたのかも知れないが、50過ぎてブログで自爆のほうが始末が悪い
- 記者から当時の事を聞かれてあそこは自分がどうしても蹴りたかったと言っただけだろ。自分から語ったわけでもなければ美化も正当化もしていないじゃん。聞きかじりの話でよくこんなこと言うなこいつ。そりゃ仕事ないわ
- 最近この人に限らず芸能人は発言が軽いし、大事なコメントでもそうでなくてもなんでもブログとかSNS。都合が悪いと削除。一般人より影響力があるのだからもっと考えて発言しないと
- これさ、俊輔がこいつに本田に言われたとを話したってことになっちゃうじゃん。そしたら、なんか俊輔下げになるよね?言うなら俊輔本人。こいつが言うから変な感じになるじゃん。KYにもほどがあるわ!!
などのコメントが寄せられていました。
清水さんが一体誰から聞いたのか分かりませんが、もし本当に本田選手が中村選手にありえない酷い発言をしていたとしても、第3者である清水さんが間に入ってわざわざブログでこのような事を綴る必要はなく、中村選手にも大きな迷惑をかけることになるため、多くの方が閲覧出来るブログで綴るのは控えるべきでしたね。
そして、清水さんが痛烈に批判している本田選手が中村選手に言い放った言葉についてなのですが、ネット上では「最後にFKで決めたのいつっすか?」「俊輔さん、これ外したら代表引退して貰いますよ」などと言ったのではないかという憶測が飛び交っているものの、真相は明らかになっていません。