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元レイカーズ・コービーが自家用ヘリ事故で急死。娘ジアナのバスケ試合会場へ向かう途中にトラブル発生し…

コービー・ブライアントがヘリ墜落事故で次女と共に死去。NBAスーパースターの訃報に世界中から悲しみの声上がる

アメリカのプロバスケットボールリーグ『NBA』のチーム
『ロサンゼルス・レイカーズ』で20年に渡ってプレーし、NBAを代表するスーパースターのコービー・ブライアントさん(Kobe Bean Bryant 41歳)が現地時間26日、自家用ヘリコプターの墜落事故によって死亡したことが明らかとなり、世界中のファンから悲しみの声が上がっています。

報道によると、コービー・ブライアントさんが乗っていた自家用ヘリにはパイロットを含めて9人が乗っており、全員の死亡が確認されたといい、その中にはコービーさんの次女・ジアナさん(Gianna Maria-Onore Bryant 13歳)含まれているとのことです。

<↓の画像が、墜落事故で亡くなったコービー・ブライアントさん、次女・ジアナさんの写真>

墜落現場は、アメリカ・ロサンゼルス郊外のカラバサスで、保安局の発表によれば26日午前9時37分(日本時間27日午前1時37分)ごろに、墜落に関する通報が入ったといいます。

コービー・ブライアントさんは、ジアナさんが所属するバスケチーム『レディ・マンバ』の試合に向かうためヘリコプターに乗っていたそうで、現地メディアの報道によれば、他にもう1人のチームメイトと親が同乗していたとしています。

墜落事故発生現場の映像

墜落事故発生当時、現場では濃い霧が発生していたとのことですが現時点では事故発生原因は不明で、捜査当局は今後、ヘリコプターに搭載されていたブラックボックス(フライトデータレコーダー、コックピットボイスレコーダーの通称)の回収を目指し、事故発生の原因や犠牲者の身元を調べるとのことです。

コービー・ブライアントさんは1996年(当時17歳)で名門チーム『ロサンゼルス・レイカーズ』に入り、2016年に現役引退サウルまでNBAチャンピオン5回、シーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、得点王2回、オリンピック代表として2度の金メダル獲得、NBA記録の18年連続オールスターゲーム選出、歴代最多となるオールスターMVP4回、NBA歴代2位の1試合81得点、通算得点数はNBA歴代4位の3万3643得点といった成績を残したスーパースターでした。

2015-2016年シーズンをもって現役引退後には、背番号「8」と「24」がレイカーズの永久欠番となり、ロサンゼルス市は背番号を組み合わせた8月24日を「Kobe Bryant Day (コービー・ブライアントの日)」に制定し、昨年末には今年のNBA殿堂入り候補の1人として名前が挙げられていました。

一方のプライベートでは2001年に、元モデルのヴァネッサさん(Vanessa 37歳)と結婚し、2003年1月に長女・ナタリアさん(Natalia 17歳)、2006年5月にジアナさん、2016年12月に3女・ビアンカちゃん(Bianka 3歳)、昨年6月には4女・カプリちゃん(Capri 0歳)が誕生したばかりで、コービーさんは自身のインスタグラムには度々家族の写真を投稿し、特にバスケをしているジアナさんの写真を頻繁に投稿していました。

<↓の画像が、コービー・ブライアントさんと家族の写真>

そんなコービー・ブライアントさんの突然の訃報に対してネット上では、

などと死を悼む声が上がっています。

また、NBAのレジェンドであるマイケル・ジョーダンさんは、「言葉にならない痛みを感じる。コービーを愛していた。私にとっては弟のような存在だった。よく話したし、もうそれができないのが非常に悲しい」「彼は強烈な負けず嫌いで、バスケ史上有数の偉大な選手であり、創造性も持ち合わせていた。コービーは家族を深く愛する素晴らしい父親でもあり、娘がバスケットボールというスポーツを愛していることをとても誇らしく思っていた」といったコメントを発表しており、他にも各界の多くの著名人たちがコメントを出しています。

他にも、コービー・ブライアントさんの名前「Kobe」の由来は、元NBA選手の父ジョー・ブライアントさん(65)が1978年に、アメリカのレストラン『Kobe Steak House』で神戸牛を食べた際、あまりの美味しさに感動して息子に「Kobe」という名前を付けたというエピソードがあり、神戸牛の認定団体『神戸肉流通推進協議会』の事務局・谷元哲則局長は、「コービーさんの命名のきっかけになったことで、神戸牛の世界的な価値は間違いなく上がりました。本当に光栄なことでしたので、亡くなられたことをニュースで知った時は本当にビックリしましたし、とても残念です。心よりお悔やみ申し上げます」とコメントしています。

コービー・ブライアントさんは2010年のインタビューで、カリフォルニア州オレンジカウンティの自宅から試合会場までの移動には、自家用ヘリを使用していると明かしており、移動時間短縮のためにヘリでの移動を多用していたといいます。

それによってこのような悲しい事故が発生してしまったわけですが、まだ13歳の娘さんと共に亡くなったというのが非常にショッキングで言葉を失います。

コービー・ブライアントさんは現役引退後、児童書やアニメ制作なども行っていたほか、現役選手と共にワークアウトを行い、自身のスキルなどを伝授するなど、次世代に自身の経験などを伝えていく活動にも数多く取り組んでいたといい、まだ41歳と若く素晴らしいプレーヤーだったことから、今後は指導者としても大きな期待が寄せられていたとみられるので、ヘリコプターの墜落事故で亡くなってしまったというのは非常に残念でなりません。

また、次女・ジアナさんも父親と同じくバスケに力を注ぎ、コービー・ブライアントさんはジアナさんが将来、女子プロバスケットボールリーグ『WNBA』でプレーすることにも期待し、指導できることが嬉しいなどと語っていただけに不慮の事故による死は残念でなりませんが、あの世でゆっくりと休んでもらいたいです。

コービー・ブライアントさんと次女・ジアナさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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