11日にチャンネル登録者数が300万人を突破したYouTuberグループ『コムドット』が、未成年飲酒・喫煙について週刊誌から取材を受けたことを明かし、過去の問題行為は事実と認めた上で謝罪しました。
コムドットのメンバーはインスタグラムでライブ配信を行い、リーダー・やまとさん（本名＝鈴木大飛 23歳）が事の経緯を説明し、地元の友人がインスタグラムで、コムドットメンバーが未成年時に飲酒・喫煙している姿を公開していたところ、某週刊誌から事実関係を確認する取材メールが届き、来年頭ぐらいにその写真と共に問題行為を取り上げることが判明したため、緊急でインスタライブを行うに至ったとしています。
地元の友人がSNSにアップしたのは、2017年11月に当時19歳だったひゅうがさん（本名＝渡辺彪雅 23歳）が喫煙している写真と、2018年5月に当時19歳だったゆうまさん（本名＝浦田悠馬 23歳）、あむぎりさん（本名＝非公表 22歳）、ゆうたさん（本名＝佐藤優太 22歳）の3人が友人等とのバーベキューで飲酒している写真だったそうで、その写真も動画内で公開しています。
＜↓の画像が、コムドットメンバーが未成年時の飲酒写真＞
その上で、メンバーたちが未成年時に飲酒・喫煙していたのは事実で間違いないと認め、「僕たちが悪いなと思っているポイントは、未成年で成人してない視聴者がたくさんいて、僕たちも影響力があるって自覚はしているんですけど。そういう中でこういう記事が出てしまうことによって、悪い影響を与えてしまうだろうなっていうことを考えて、その点は本当に申しわけなかったなと思います。申し訳ございませんでした」
と謝罪しています。
ちなみに、未成年飲酒・喫煙問題の取材を行ったのは『フラッシュ』で、Web版の『SmartFLASH』で未成年飲酒・喫煙写真も公開しています。
＜↓の画像が、『フラッシュ』が入手した2枚の写真＞
ゆうたさんは、「申し訳なかったというか、自分たちの至らない点というか、やってしまったことではあるんですけど、これはYouTuberになる前の写真で、活動を始めてからは表に立つ人間として、意識を固めてはいたんですけど。その前は、（未成年飲酒などは）もちろん悪いことなんですけど、今ほどの意識がなかったというか。『みんなやってるから』とか、よくあると思うんですけど、そういう同じ考えを持ってしまっていて。ファンの人に心配とかご迷惑をおかけしてしまうのは、本当に悔しいですし、申しわけない気持ちでいっぱいです」
と釈明しています。
今回の件についてやまとさんは、メンバーたちに「ちょっとムズいよね」と語りかけながら、「これが悪いとか思っていないとかではなく、僕たちが発信していく内容として、めちゃくちゃこう『本当にごめんなさい、本当にごめんなさい』と言うのは難しい。僕たちのリアルな気持ちとして、視聴者の方には真似をしてほしくないし、過去の行為は悪いことだと思うが、『本当に、本当に申し訳ありませんでした』というくらいの謝罪を、ここでウソでするのは違うかなと思っている。過去の未成年飲酒・喫煙を視聴者に謝罪するというよりも、一番言いたいのは真似をしないで下さいということ。今の俺らが視聴者に言えることはそれしかない。俺たちはすでに成人しているから、今後は『お酒を飲みません、タバコも吸いません』というのは違うし、ちょっと難しい」
と、複雑な心境を明かしています。
また、「過去のことでも、こういう事になりうるんだなというのはすごく勉強になった。今後も自分たちで説明できることはスピーディーにやっていきたいと思っているので、そこらへんは信頼して見ていただきたい」
などと語っています。
コムドットのファンに向けては、「全然、擁護とかはしないでください。悪いことしているのは僕たちなので、『コムドットは悪くないよ』とか、記者の人を責め立てるような発言はしないでください。コムドットと視聴者のみんながチームだとしたら、チーム全体の士気が下がってしまうから。頭下げるのは俺らで、みんなはそれを『気を付けろよ、コムドット』という風に静観してほしい」
と呼び掛けています。
- コムドットの未成年飲酒・喫煙問題を謝罪のインスタライブ動画（Instagram）
そして、コムドットの未成年飲酒・喫煙問題と謝罪動画に対してネット上では、
- 別に一般人でも未成年の時に飲酒、喫煙してるやつは山ほどいるし、正直どうでもいい。
- プライド高いな。素直に謝罪すればいいのに
- 擁護してほしい感、俺らは謝罪してるから良いだろう感が満載…
- 説明の意味が解らない。謝りたいのか？謝りたくないのか。この人たちの影響を次の世代が受けなければいいが。
- これには驚いた。この事については心から悪いと思ってないし、謝りたくもないという事なんだね。
モラルが有るとは思ってはいなかったが、想像のレベルを超えてきた。 - 素直に認めて自分達のメイン視聴者である未成年に同じことしちゃダメだよ、でいいのに。なんで毎回ひねくれた事を言うのかな。
週刊誌の粗探しが気に入らないのならそういえばいいし、わかってもらえるはずなのになぁ - 未成年飲酒を擁護するつもりは無いが批判しようとは思わない。それを入手させた店だったり、成人であればその人たちが悪い
- 要するに、未成年のファンに悪い影響を与えるかもしれない件は謝罪するが、過去の行状をほじくり返す報道の在り方には納得していない。
「本音で話す自分、カッコイイ。ファンは分かってくれるよね？」ってことなんだろうか。 - もはやこの人たちが、未成年飲酒や喫煙してたところで驚かないんだけど笑 でしょうねって思う。
そういう人たちだからYouTuberやってるんだろうなって思う。YouTubeしかないんだろうなっていうか。 - この人達は余計な言葉が多過ぎるんだよね。言いたい事だけをハッキリと簡潔に言えばいいと思う
謝罪の気持ちが無いなら無い、申し訳ないと本当に思ってるなら誠心誠意謝罪する。余計な言葉は何一つ要らないよ
などの声が上がっています。
コムドットのメンバーは今年6月に週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』によって、緊急事態宣言下に30人以上の人気YouTuberたちが集まった誕生日パーティーに出席していたことが報じられ、ひゅうがさんが会場の近隣にある駐車場で喫煙する姿なども撮影されていました。
＜↓の画像は、『文春オンライン』撮影のコムドット・ひゅうがさん（中央）の写真＞
それから3ヶ月後の9月には『フラッシュ』によって、コムドットのメンバー等が地元の西東京市内の閑静な住宅街にあるコンビニの駐車場にたむろし、大声で騒ぐなどして近隣住民たちに迷惑を掛けていることが明らかにされ、立て続けに問題行動が報じられたことで大炎上騒動に発展しました。
＜↓の画像が、『フラッシュ』撮影のコンビニ前にたむろするコムドットメンバー等の写真＞
これらの報道によってコムドットのイメージは悪化しつつも、11日には年内達成を目標としていたチャンネル登録者数300万人超えを達成しました。
しかし、また新たに未成年時の飲酒・喫煙が明らかとなり、インスタライブでいち早くファンに経緯を説明した上で謝罪しつつも、過去の行為を視聴者に心から深く謝罪するのは難しいとし、余計な発言を繰り返していることで波紋を広げてしまっており、インスタライブでこのような釈明をするぐらいだったら、短く謝罪の言葉だけを綴ったコメントを出した方が良かったのではとも思います。
リーダーのやまとさんは、『フラッシュ』によってコンビニ駐車場での“騒音パーティー”を報じられた際にも、インスタライブで謝罪しながらも事実と異なる点があるとして実際の状況を説明したり、ツイッターに長文を投稿するなどしていたのですが、そうした対応を評価する声がファンたちから上がっていた一方で、逆ギレしているようにも感じられたことから、トラブルに対する反省が伝わってこないとの指摘も少なくありませんでした。
今回の件でも同様に、過去の過ちを謝罪し反省している素振りを見せつつも、余計な発言をしていることで物議を醸していますが、チャンネル登録者数が300万人を突破するほどの人気YouTuberとなり、非常に大きな影響力を持っているだけに、改めて言動などに注意を払って、視聴者に少しでも良い影響を与える存在になっていってほしいです。