12月3日のライブをもって活動自粛中のロックバンド『ゲスの極み乙女。』が、デビュー以来所属している『SPACE SHOWER MUSIC』との契約満了により、近日中に事務所から離れることが分かったと31日付の『日刊スポーツ』が報じています。
同紙によると、ボーカル&ギターの川谷絵音さん(本名=川谷健太 28歳)の不倫騒動、当時まだ未成年だったタレント・ほのかりんさん(20)との飲酒騒動などがあり、バンド活動を自粛することが決定し、さらには今年リリース予定だった『ゲスの極み乙女。』の3rdアルバム『達磨林檎』は発売中止となるなどのトラブルがあったものの、事務所とモメて退社するのではなく円満退社だといい、双方で協議を行い再契約しないことで合意したそうです。
<↓の画像は、ゲスの極み乙女。メンバーの写真>
(画像左から、ちゃんMARIさん、川谷絵音さん、休日課長さん、ほな・いこかさん)
再契約しない理由が気になるところですが、川谷さんは9月末に週刊誌『週刊文春』によって、当時未成年のほのかさんと飲酒していたことを報じられ、川谷さんが参加する『ゲスの極み乙女。』と『indigo la End』の活動自粛が決定し、一方のほのかさんはレギュラー番組『Rの法則』(NHKEテレ)と出演予定の舞台を降板。
12月16日には、ほのかさんが所属していた芸能事務所『GMBプロダクション』が、「弊社所属 ほのかりん について弊社契約規定(法令順守に関する)違反につき、一切のマネージメント及び所属契約を解除させていただきましたことをご報告申し上げます。」と、未成年飲酒が発覚したことを理由に事務所をクビにしたことを発表。
こうしたほのかさん側の重い処分、川谷さんのこれまでの騒動を考慮し検討を行った結果、『SPACE SHOWER MUSIC』は再契約をしなかった可能性もあるとのことです。
そして、これに対してネット上では、
- 今年最大の朗報
- 1番の被害者はメンバー。メンバーが気の毒としか言いようがない
- 川谷のおかげで売れたかもしれないけど川谷のせいで沈んだ。他のメンバーかわいそう。
- 相手の女性は事務所解雇されたのに、ゲスが再契約では世間が納得しない。当然だろう
- 最大の問題は川谷に反省がないこと。発言聞いてると被害者ぐらいに思ってるもんな
- ここまできたら続けられないですよね。解散した方がメンバーも良いのでは
- このまま解散だね、ゲス谷のせいで巻き込まれたメンバーはたまったもんじゃないな。ベッキーがあれだけ叩かれ 1番の悪者のゲス谷がバツを受けないなんておかしな話だもんね もうアーティストとしては無理だろうね、イメージが悪すぎ。
などのコメントが寄せられています。
フリーになることが明らかとなった『ゲスの極み乙女。』は、2012年5月に、ロックバンド『indigo la End』で活動していた川谷さんを中心に結成。
2013年に、『SPACE SHOWER MUSIC』マネージメント契約を交わし、同社のインディーズレーベルより2枚のアルバムをリリース、2014年には『ワーナーミュージック・ジャパン』傘下のレーベル『unBORDE(アンボルデ)』と契約し、同4月にアルバム『みんなノーマル』でメジャーデビュー。
同8月にシングル『猟奇的なキスを私にして/アソビ』をリリース後、『ミュージックステーション』に初出演し、2015年には、シングル『私以外私じゃないの』、『ロマンスがありあまる』などのヒットによってメディアへの露出量が激増し、同年の『第66回NHK紅白歌合戦』に初出演を果たしました。
<2015年に紅白初出場を果たしたゲスの極み乙女。>
しかし、今年1月に川谷さんがタレント・ベッキーさんと不倫交際していたことが明らかとなり、メディアへの露出が激減。
その後の川谷さんの対応が悪く、反省の色も見せなかったことなどによって世間からは猛バッシングを浴び、さらには当時未成年で現在同棲交際中のほのかさんとの飲酒が発覚し、バンド活動を当面の間、自粛することとアルバムの発売中止が決定。
川谷さんの騒動が無ければ、『ゲスの極み乙女。』はさらに売れていた可能性がありましたが、バンドの顔でもあった川谷さんのスキャンダルによってバンドのイメージも悪くなり、今後活動を再開したとしても厳しい状態が続くとみられ、事務所側にはデメリットが多いため当然の結果かと思います。
現時点ではバンドの解散などについては発表していないものの、川谷さんのスキャンダルによって他のメンバーは今年1年振り回され、今後もしばらく白い目でみられることになる可能性が高いことから、脱退を決意するメンバーがいてもおかしくはないですし、最悪の場合、解散となるかもしれないですね。