4日にスタートする女優・山口紗弥加さんの初主演連続ドラマ『ブラックスキャンダル』(日本テレビ系 木曜23時59分)で、主題歌を担当する4人組ロックバンド『ゲスの極み乙女。』にトラブルが起きていることを週刊誌『週刊女性』が報じています。
『ゲスの極み乙女。』では、2016年1月にボーカル&ギターの川谷絵音さんが、タレント・ベッキーさんとの不倫スキャンダルで大きな騒動を巻き起こし、その後さらに、当時未成年だったタレント・歌手のほのかりんさんと飲酒していたことが報じられ、このトラブルを受けてバンドは活動を自粛したほか、2016年末をもって当時所属していた『スペースシャワーミュージック』との契約も終了しました。
『ゲスの極み乙女。』はそれから4ヶ月後の昨年4月1日に、大手レコード会社『ワーナーミュージック・ジャパン』とマネジメント契約を結び、バンド活動を再開させていました。
しかし、『週刊女性』の記事ではレコード会社関係者が、「所属レコード会社であるワーナーミュージック・ジャパンとマネージメント契約も結んでいたのですが、8月をもってその契約は終了してしまったんです。実は、6月に川谷さんがワーナー内に自主レーベルを立ち上げているので、今後はレコーディング、宣伝、営業、スケジュール管理のすべてをメンバーでやらなければならなくなってしまいました」
と語っています。
<↓の画像は、ゲスの極み乙女。のメンバー写真>
(左からドラムのほな・いこかさん、ピアノのちゃんMARIさん、川谷絵音さん、ベース・休日課長さん)
契約更新とならなかった理由について同関係者は、「川谷さんはこだわりが強い人で、自分がイメージした理想を絶対にかたちにしたい人。そういった思いの強さから、意見してくる人とはぶつかってしまうのか、『ゲス極』はかなりの頻度でマネージャーが代わっていたそうなんです。ワーナーも芸能事務所ではなくレコード会社ですから、そうした要求に応えられなくなってしまったのかもしれませんね」
と憶測しています。
こうした証言を受けて『週刊女性』はレコード会社に問い合わせをしたものの、期日までに回答を得られなかったとしています。
『週刊女性』はさらに、川谷絵音さんが6月に『中央公論新社』から出版予定だったエッセイについても、未だに出版のメドが立っていないとも伝えており、その理由について芸能プロダクション関係者は、「本の中では名前こそ出していないもののベッキーさんとのことが書かれているそう。まるで彼女への未練をにじませるような表現もあるとか。話題性があるうちに出しておきたいところですが、所属事務所がないせいもあるんでしょうね。年内出版も難しいそうです」
と明かしています。
この件について『中央公論新社』に問い合わせたものの、こちらも期日までに回答を得られなかったとのことです。
そして、ネット上ではこの報道に対して、
- マネージャーが変わりまくるのは大抵クズのサイン
- 両成敗でいいじゃない
- 音楽の才能と人間性は比例しないことが多いな
- こだわるなら自分でやれ、ってことだな そしてそのこだわりが世の中に受け入れられるものなのかどうかは全く別の話 スタッフはそのあたりのギャップを埋めるために存在しているわけでもあるが、あまりの酷さに匙投げちゃったんだろうな
- 何だかんだで若手バンドの中じゃトップレベルで売れてるし、他にも幾つもバンドも掛け持ちしてるからそう簡単には消えないよ
- まだまだ精神年齢が幼な過ぎると思うよ。何年か、あるいは、10数年後に落ち着くんじゃないか。
- 契約終了じゃなくてマネージメント契約終了じゃん。しかもワーナー内に自分のレーベルまで作ってんだし、結果さえ出せば金だけもらってやりたい放題じゃんよ
- 90年代、音楽が売れてた頃はこの手のクズはわんさかいたけど、レコード会社、マネージャー事務所側も儲かるから我慢してた。今儲からないから我慢できないんだろうな
- トラブルだったらレーベル契約終了してるけど、マネージメント契約だから一時的にワーナーがやってただけでそれが終わっただけとちゃう?別に自分たちがやるんじゃなくて、業界に詳しい人雇えばいいだけの話
などのコメントが寄せられています。
『ゲスの極み乙女。』のマネジメント契約については、契約期間が1年だと『日刊スポーツ』によって報じられており、当初から1年だけの契約だったという可能性もありそうなのですが、『週刊女性』が報じているように、川谷絵音さんと上手くいかなかったことが契約未更新となった原因なのでしょうかね。
ちなみに、川谷絵音さんが立ち上げた自主レーベルは『TACO RECORDS(タコレコーズ)』という名前で、8月29日発売の4枚目アルバム『好きなら問わない』がレーベル第1弾作品になっていました。
この作品は見事なコケっぷりとなっており、1stアルバム『魅力がすごいよ』はオリコンで最高4位、不倫発覚直後にリリースの2nd『両成敗』は1位、活動再開後の3rd『達磨林檎』は3位と、これまでTOP5位内にはランクインしていたのですが、自主レーベル第1弾となった『好きなら問わない』は12位という結果でした。
これはバンドのメディア露出、プロモーション量が減ったことも関係しているかと思いますが、やはり川谷絵音さんの不倫スキャンダルなどによって、多くのファンが離れてしまったことが大きな要因になっているとみられます。
川谷絵音さんはミュージシャンとして高い評価を受けてはいるものの、色々と残念な人というイメージが付いてしまったので、今後も厳しい状態は続くのかもしれません。
『週刊女性』によると、マネジメント契約終了によって今後はバンドメンバーたちで、レコーディング、宣伝、営業、スケジュール管理の全てをやることになるとのことで、これからまた新たなトラブルなどが発生しそうな気もしますね。