お笑いコンビ『キングコング』のボケ担当で、昨年から「カジサック」名義でYouTuberとしても活動中の梶原雄太さん(38)が、今年に入ってから炎上騒動を連発していることで相方の西野亮廣さん(にしの・あきひろ 38歳)が6日、自身のブログに梶原さんに向けてメッセージを送っており、その内容が話題になっています。
<↓の画像が、キングコング西野亮廣さんの写真>
西野亮廣さんはブログに「拝啓、カジサック様」というタイトルの記事を投稿し、まず最初にYouTubeのチャンネル登録者数が年内に100万人突破しなければ芸人引退としていることに対して、「世間的には『“芸人引退”とか言ってるけど、肩書きが変わるだけで、どうせ活動内容は変わらねぇんだろ?』と思われてしまっている上に、相方であるキングコング西野がとっくの昔に芸人を引退しつつ、それでも活動を続けていることを証明してしまっている手前、もはや何のフックにもなっていない『芸人引退』という不思議な目標に向かって突き進む姿に毎度目頭が熱くなります。」
とイジった上で、ここ最近頻発している梶原雄太さんの炎上騒動に言及しています。
<↓の画像が、“カジサック”ことキングコング梶原雄太さんの写真>
1つ目は、1月18日放送の『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)にて、ゲスト出演したピン芸人・サンシャイン池崎さん(本名=池崎慧 37歳)が両親にプレゼントした平屋の一戸建てに対して、「公衆トイレじゃないですか?」と言い放ったことで勃発した炎上騒動。
2つ目は、2月2日に開催のイベント『ホリエモン万博 チャンバラ合戦大運動会』で、評論家・宇野常寛さん(40)のことをバラエティ番組のようにイジり、宇野さんを怒らせて帰らせてしまったことによる炎上騒動。
3つ目は、梶原雄太さんのYouTube動画でカメラマンや声を担当している元ラフ・コントロールのヤスタケさん(本名=山口安威 40歳)が、自宅で大事に保管している複数のスニーカーをお菓子の『スニッカーズ』に入れ替えるドッキリを仕掛け、その動画に批判コメントが殺到している炎上騒動。
これらに対して西野亮廣さんは、「ドッキリと称して、後輩芸人のコレクションであるスニーカーを『スニッカーズ』に入れ替えるという面白くも何ともない奇妙なアクションで案の定、大炎上。そして謝罪謝罪謝罪。SEKAI NO OWARIが『炎と森のカーニバル』ならば、貴殿は『炎と謝罪のミルフィーユ』といったところでしょうか。」
と綴っています。
そんな中でニュースサイト『J-CASTニュース』が5日、「カジサック炎上続きで、キンコン西野の株上がる」という記事を配信したことを取り上げ、「一周回してくださって本当にありがとうございます。好感度って一周回るものなんですね。次から次へと火事を作るカジサックは漢字だと『火事作』になるのでしょうか? なるのでしょうね。貴殿が燃えに燃えてくださるおかげで、約15年近く燃え続けた私は、ついに『黒炭』としての旨味を出し始めることとなりました。」
とし、梶原雄太さんが炎上していることによって、Yahooニュースのコメント欄には、
- カジサックは糞。西野は才能があるからまだ良い
- カジサックは面白くない。西野は『ゴッドタン』で芸人魂を見せてくれるから好き
- 西野はなんだかんだで芸人。カジサックは大学生
- 西野は天才
- 西野は才能の塊
- 西野は普通にイケメン
などと自身を絶賛する声が上がっていると紹介しています。
そして、こうした声が上がっているのも、「これまで上沼恵美子先生の陰に隠れていたお笑い偏差値23の貴殿が(※ちなみに西野は24)、毎日ありのままの姿をYouTubeでお届けしてくださるおかげです。お笑い偏差値23を包み隠さず出してくださり、本当に、本当にありがとうございます。そのままでいてください。レットイットビーです。」
と皮肉たっぷりに綴っています。
さらに、「カジサックが頑張れば頑張るほど、カジサックの評判が下がり、私の評判が上がります。誰が何と言おうと、私はカジサックが大好きです。人気者とコラボしてチャンネル登録者数を稼ぐ他力本願っぷりに、『めちゃイケ』のオファーシリーズの岡村さんのパクリとしか思えないその衣装に、よくよく見ると周富徳のようなその顔面に、恋しています!届け、この想い。LOVE!!メルティーLOVE!!メルティー!!」
と、相方のことをイジり倒しています。
このように綴った西野亮廣さんのブログ記事に対してもネットでは絶賛の声などが上がっている一方、様々な問題を起こしている梶原雄太さんには相変わらず多くの批判が寄せられており、コンビ間での格差がさらに大きくなっている様子です。
梶原雄太さんは今年勃発した3つの炎上騒動のうち2つは謝罪し、宇野常寛さんが告発した不快なイジりに対しては謝罪することなく、自身のことを支持する方がツイッターへ投稿した動画をリツイートし、さらに多くの批判が寄せられることになっています。
YouTuberとしての活動を始める前と比べると、梶原雄太さんに関する話題が注目を集める機会が明らかに増えていますが、梶原さんに対して嫌悪感を抱く人がより増えているようにも感じられるため、炎上商法もほどほどにしておいた方がいいのかもしれないですね。