カジサック名義でYouTuberとしても活動のキングコング・梶原雄太さん(43)が、所属する吉本興業に対してブチギレ激怒した件について言及し、事務所を辞める可能性もあると語りました。
梶原雄太さんは4月25日にX(旧ツイッター)を更新し、「むちゃくちゃ腹立つ。芸人さんのYouTube出演 本人からオッケー出てて会社NGだって。なんで俺はこの会社にいるんだ?? なんじゃこれ。」
と、吉本興業に対する不満をぶち撒けていました。
<↓の画像が、キングコング梶原雄太さんのX投稿写真>
それから10日経ち、キングコングのYouTubeチャンネル『毎週キングコング』(登録者数:50.2万人)で【吉本興業にブチギレた件についての詳細を話します】と題して、この問題について言及しました。
梶原雄太さんはこのトラブルの概要について、「(吉本興業の)ある芸人Aさんに直接オファーを出してOKをいただいた。会社に報告して『OKいただいたからスケジュールよろしく』と伝えたが、1週間後に『ダメです』と言われた。その理由に納得できず、Xにポストした」
と説明しています。
相方・西野亮廣さんから、吉本興業が某芸人の動画出演を拒否した理由を問われると、「それ言うと全部バレる」として詳細は明かさなかったものの、「俺は会社って“ファミリー”だと思ってんねん。でも、俺はどっちが偉いとかはないと思うねん。吉本の良くないなと思う所はマネージメントの人数と芸人の数が合わなすぎてる。伝達事項がグチャグチャになってると思ってるのね。」「それを分かった上でXにポストしたのは、(問題点に)会社が気付けと。ネットニュースになれば上も見ると思うねん。事務所を辞めたいからやったわけではなく、(問題に)気付いてほしいからやってるということ。でも、分からへんで。俺よう言うてるけど、辞めるかもしれへん。いつかは。何があるか分からへん」
と語りました。
続けて、「俺が一番この話で大事にしたいのは、俺らも会社を大事にせなアカンけど、会社もタレントを大事にせなアカンということ。そこをもう一回話し合おうよって」
と語り、事務所側がもっと所属タレントに寄り添ってほしいと訴えており、事務所にある程度貢献しているという自負があるからこそ、こうした話をしたとしています。
この問題はすでに解決していて、吉本興業側とも和解しているとのことですが、このトラブルに対してネット上では、
- 会社にグダグダ言うなら辞めれば
- 何でもSNSにあげる奴は信用出来ない。嫌なら辞めたら良いだけの話。
- 正直、キングコングはやってる活動からして吉本から独立してもあまり問題無さそう。
- 所属芸人に会社通さず直接オファーする方がどうかしてる。あと芸人でもないユーチューバー、いつ辞めてもらっても結構と会社は思ってるよ。
- 会社の連絡系統のせいにしていますが、ただそのタレントさんが気が変わっただけでしょうね 本人目の前に断りづらかったのでしょう その可能性を完全に抜きにしてるのがちょっと痛いところ
- 本人からはOK貰ったけど会社判断でNGになるなんて、別におかしい事でも無いのでは?と思うけど。タレントが所属事務所の管理下にある契約及び立場なら。
- 嫌ならやめればいいと思う。別に吉本もたくさん売れっ子抱えてるから手放したくないとは思わないでしょ。
散々若手の時に押してもらって飛んでも所属させてくれて義理はあるはず。嫌ならやめればいいし、会社はファミリーではないよ。
などの声が上がっています。
吉本興業には約6,000人ものタレントがいるそうですが、それに対してマネージャーの数が圧倒的に少ないという話は、かねてから様々な人気芸人たちもテレビ番組などで明かしており、ニュースサイト『NEWSポストセブン』が2019年に報じた記事によると、若手芸人担当のマネージャーは1人で100~200人を担当しているそうで、それによって仕事現場にマネージャーがいないというのは珍しくことのようです。
これによる弊害で情報の伝達がスムーズにいかず様々な問題が生じているようで、梶原雄太さんは過去にも吉本興業に対する不満をぶち撒け、事務所にウソをつかれたこともあり不信感を抱いていることも明かしていました。
そんな梶原雄太さんに対してネット上では、嫌なら辞めればいいのではとの声が多く上がっています。
西野亮廣さんも吉本興業のマネージャーが定期的に変わるシステム等に対して不満を抱き、折り合いがつかなかったことで2021年1月をもって退所、独立という選択をしています。
そして、キングコングはコンビでの活動量も非常に少なく、梶原雄太さんはYouTuberとしての活動がメインになっていて、吉本興業から出れば今回のような問題でイラ立つことも減るでしょうし、より自由に活動できていいのではと思いますが、不満を言いながら辞めないのは根底では事務所が好きということや、吉本興業という大きな看板を失いたくないという思いが強いというのもあるかもしれないですね。