YouTubeで俳優・綾野剛さん等の名誉を傷つけたり、常習的に脅迫した等として、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)、名誉毀損、強要、威力業務妨害の容疑で警視庁から逮捕状が出ている元国会議員・ガーシー容疑者(本名=東谷義和 51歳)に対して、外務省が旅券(パスポート)返納命令を出したことが明らかになりました。
ガーシー容疑者に対するパスポート返納命令は3月23日付の官報で公告され、期限は3週間後の4月13日となっています。
返納期限を過ぎるとパスポートの有効期限が失効し、現在もアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに滞在しているとみられるガーシー容疑者は不法滞在状態となります。
警視庁はさらにガーシー容疑者を国際手配するほか、UAE政府に身柄の引き渡しを求める方針としています。
そして、逮捕状に続いてパスポート返納命令も出たことに対してネット上では、
- どんどん詰めろ詰めろ
- そんな猶予あるなら余裕で逃げ切りそう
- あとは日本政府と有効関係にあるUAE政府警察当局の動きと、ガーシーが違法パスポートなどを使ってさらに犯罪を重ね続けるかだな
パスポート返納命令を無視したら、さらに旅券法違反の5年以下の懲役の罪状が増える - 返さないと不法滞在の罪までくらうんだろ?何だかんだブーたれて期限間近で返納しそう
- もう現地人と結婚するしかないな
- 今からでも帰国して示談お願いすればいいのに。一生国外で逃げるようなことじゃないよ
- ここまでは予想されてた通りだけど、この後の事は聞かないな 本当に逮捕出来るの?
などの声が上がっています。
警視庁は逮捕に向けて着々とガーシー容疑者を追い詰めているように見えますが、ガーシー容疑者は逮捕状が請求された時点で「これで一生、帰国しないことを覚悟できました」と語っていて、パスポート返納命令が出たところで今後日本に戻ってくる可能性は限りなく低いとみられます。
ガーシー容疑者はこれまでのライブ配信で、UAE政府が発行する「ゴールデンビザ」を取得していることを明かしており、このビザを持っていることでUAEに10年間滞在することが可能で、日本のパスポートが失効したところで問題はありません。
また、ガーシー容疑者が現地の女性と結婚すればUAEのパスポートが取得できますし、国によってはお金さえあればパスポートを取得できるため、今後も様々な手を尽くして海外逃亡生活を続ける可能性があります。
日本はUAEとの間で犯罪人引き渡し条約を結んでいないため、国際手配しても捜査への協力を得られるかは不透明で、動画配信サービス『FC2』の創業者・高橋理洋さん等も、国際指名手配されながらもドバイで生活を続けています。
これらのことから、ガーシー容疑者も今後パスポートが失効したとしても、強制送還ということにはならずに海外逃亡生活を続けるのではと思いますが、果たして今後どういった展開を迎えるのか見ものですね。