昨年大ブレークしたお笑いコンビ『ガンバレルーヤ』のボケ担当・よしこさん(本名=永田淑子 28歳)が21日、不動産会社『センチュリー21』の新CM発表会見に出席し、昨年11月に受けた手術後の体調を明かしました。
ガンバレルーヤよしこさんは昨年11月17日に、脳腫瘍の一種「下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)」(別名:下垂体腫瘍)の摘出手術を受けるため一時休養することを発表し、約1ヶ月後の同12月15日に仕事復帰を果たしました。
下垂体腺腫はほとんどが良性の腫瘍で、ガンになる確率は非常に低いのですが、この病気によってホルモンバランスが崩れ、先端巨大症によって顔が変化し、眉間、頬骨、下アゴの突出、鼻、唇、耳たぶ、舌が分厚く大きくなったり、手足のサイズも肥大化するといった症状のほか、高血圧、糖尿病、動悸、体重減少、発汗過多、甲状腺腫、無月経、多毛、色素沈着などの症状がみられます。
ガンバレルーヤよしこさんは2017年から体の異変を感じていたといい、仕事復帰後の昨年12月放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系 日曜午前10時)に出演した際には、「鼻が急に大きくなってきまして、アゴもすごく出てきて、どんどん。手足もパンパンになってしまって、足も元々24.5センチだったのが27センチになってしまって…」
と、先端巨大症の症状が現れていたことを明かしています。
<↓の画像は、手術を受ける前(左)と後(右)のビフォー・アフター写真>
手術を受けたことによって、以前よりも鼻はスッキリしたほか、痩せて顔周辺のブツブツも無くなったことを明かしているのですが、アゴに関しては自然には戻らないと医師から告げられたといい、すでに骨が突出して変形してしまっているため、骨を削る整形手術をしない限り治らないそうです。
<↓の画像は、『ワイドナショー』出演のガンバレルーヤよしこさんの写真>
そんなガンバレルーヤよしこさんは21日に出席した『センチュリー21』の新CM発表会見でも、手術を受けたことですっかり元気になったことを報告し、「休養する前は顔中ブツブツだったのですが、そのブツブツが無くなってお肌の調子が良くなった」
と語りつつも、「首のまわりの50個のイボはまだ消えません」と明かしていました。
<↓の画像は、『センチュリー21』新CM発表会見に出席したガンバレルーヤよしこさんの写真>
このように病気が完治し元気な姿を見せているガンバレルーヤよしこさんですが、業界内では吉本興業に対して批判の声が噴出しているとニュースサイト『サイゾーウーマン』は報じています。
テレビ局関係者によれば、ガンバレルーヤよしこさんは以前から体調不良を担当マネージャーに訴えていたそうなのですが、仕事のスケジュールが詰まっていることを理由に、病院で検査を受ける時間をなかなか与えなかったといいます。
そのため、ガンバレルーヤよしこさんと相方・まひるさんは事務所関係者や他の芸人等に、「なかなかマネージャーが空き時間を作ってくれない」などと漏らしていたといい、そのマネージャーはガンバレルーヤよしこさんが休養から復帰した直後に交代となったそうです。
そのタイミングから、ガンバレルーヤの2人が不満を爆発させたことでマネージャーが交代になったのではないかとみられているそうで、「そのマネージャーは、ほかにも複数の人気芸人を担当しているのですが、配置換えとなったのはガンバレルーヤだけとあって、実質的に“外された”というところなのでは」
と関係者は推測しています。
『サイゾーウーマン』が吉本興業に取材したところ、ガンバレルーヤのマネージャー交代理由は、「定期的に行われている人事異動です。それ以上のことは何もありません」と回答し、ガンバレルーヤよしこさんの病気が関係しているのかどうかの回答は得られなかったとのことです。
吉本興業は所属タレントの人数が6000人以上もいることからマネージャー1人で複数のタレントを担当し、マネージャーと連絡が取れない、現場に来ないといったことがザラにあるとタレントが暴露しており、複数のレギュラー番組を持つような人気芸人ですら放ったらかしの状態が発生しているそうです。
そうした状態にあることから、決してガンバレルーヤの担当マネージャーだけを責めることは出来ないと思いますし、ガンバレルーヤは昨年注目を集め、活動を一度止めてしまうとその後の仕事に大きな影響を与える可能性が高いことから、なかなか休養を取らせることが出来なかったというのも分かります。
しかし、もしも命にかかわる病気だった場合には大きな問題となってしまうので、仕事も大事ですがタレントの健康を最優先にするようにしてほしいものですね。