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吉本芸人が振り込め詐欺グループ忘年会参加で批判殺到…カラテカ入江クビも雨上がり決死隊宮迫、ロンブー亮らは注意のみで非難の声

カラテカ入江慎也が謝罪。振り込め詐欺グループ忘年会仲介・闇営業をフライデー報道。他の参加芸人は厳重注意に疑問の声

大規模振り込め詐欺グループの忘年会に参加したうえ、芸人たちの出席を仲介していたことが発覚し、4日付で吉本興業をクビになったカラテカ・入江慎也さん(いりえ・しんや 42歳)が7日、自身のツイッター上で謝罪コメントを発表しました。

カラテカ入江慎也さんは今回の件に対して、「世間をお騒がせし、御迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございません。この状況を真摯に受け止め、反省しております。」と反省した上で、「『FRIDAY』の記事にある忘年会に出席したことは事実です。しかし、その会が、詐欺グループの忘年会であることは本当に知りませんでした。知り合いの広告代理店の方から、エステティックサロンの経営や健康食品の販売をしている会社のパーティーがあると聞いていました。」と弁明しています。

しかし、「たとえそのような認識だったとしても、吉本興業を通さずに芸人の先輩や後輩をこのような場に誘い、巻き込んでしまったのは私の危機管理能力の不十分さ、認識の甘さが招いてしまったことです。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪しています。

<↓の画像が、カラテカ入江慎也さんの謝罪コメント写真>

7日発売の『フライデー』によると、2014年12月27日に東京都内のホテル宴会会場を貸し切りにして、大規模振り込め詐欺グループの忘年会と主犯格・大野春水氏(おおの・しゅんすい 当時27歳)の誕生日会を兼ねた宴会が行われ、ここにカラテカ入江慎也さんをはじめ、雨上がり決死隊の宮迫博之さん、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さん、ガリットチュウの福島善成さん、レイザーラモンのレイザーラモンHGさん、ザブングルの加藤歩さん、松尾陽介さんらが参加し、それぞれがネタやモノマネ、歌を披露していたそうです。

『フライデー』はその時の証拠動画を入手しており、宮迫博之さんは山口智充さんとのデュオ『くず』の代表曲『全てが僕の力になる!』を熱唱するなどしていました。

<↓の画像が、『フライデー』掲載の振り込め詐欺グループの忘年会に参加した芸人等の写真>

(中央のジャケット着用の男性が詐欺グループの主犯格)

芸人等が参加したこの宴会を開いた大規模振り込め詐欺グループは、宴会から半年後の2015年6月に複数の活動拠点が一斉捜査され、男女合計40人が逮捕されており、同グループは2013年末ごろから組織的に振り込め詐欺を行い、被害総額は全国で40億円以上とも言われており、犯行手口は高齢者宅に電話し、架空会社の社債を購入させるというものでした。

詐欺グループの元メンバーによれば、カラテカ入江慎也さんとグループ幹部は忘年会前からの知り合いだったそうで、「何度か飲み会をやったことがあると聞いてますし、逮捕される少し前には、ダミー会社の名前で入江のイベントのスポンサーになったこともある。そのよしみで入江に『芸人を忘年会に呼んでくれ』と頼み、ギャラも入江を通じて支払ったみたいです。芸人一人につき、100万円は払ったと思いますよ。」と証言しています。

また、カラテカ入江慎也さんが大規模振り込め詐欺グループだと知りながら、交際を続けていたのかどうかについては、「間違いなく知ってましたよ。幹部のなかには酒癖の悪い奴がいて、酔うと自分たちが詐欺で稼いでいることをベラベラしゃべっていましたから。気付かないほうがおかしい」としています。

こう話すグループの元メンバーによれば、同グループには暴力団関係者も多数在籍していたそうです。

そして、『フライデー』取材班は話を聞くために宮迫博之さんに直接取材を敢行しており、忘年会の動画を見た宮迫さんは「これ俺か?俺やな」と参加を認め、大規模振り込め詐欺グループの忘年会と知っていたのかについては、「全く知らないです……」と否定しています。

<↓の画像が、『フライデー』の直撃取材を受けた雨上がり決死隊・宮迫博之さんの写真>

また、この仕事は事務所を通さない“闇営業”だったのか確認すると、「会社に怒られるんで、(個人的な営業には)行かないです」といい、それでも参加した理由はカラテカ入江慎也さんが仲介役を担っていたから?と問うと、「『ちょっと顔出してください』と入江に言われて、『ええよ、空いてるし』くらいの感じやったんかな」としています。

ギャラを受け取ったかについては、「ないない!入江の知り合いと聞いて信用してたんやろうけど、そんな金はもらってへんよ」とキッパリと否定しています。

『フライデー』はさらに事務所の見解を聞くため、吉本興業には詳細な質問書を送り、電話でも再三問い合わせをしたものの、この件に対しては「無回答」だったとのことです。

こうしてカラテカ入江慎也さんは吉本興業をクビとなった一方、その他の芸人たちは事前に反社会的勢力の忘年会だと知らされておらず、カラテカ入江さんのようにグループのメンバーと深い交流を持っていなかったことにより、「厳重注意処分」に留めたことが明らかになっています。

なお、吉本興業はカラテカの今後については「未定」としており、現時点ではコンビ解散は正式には発表されていません。

このトラブルに対してネット上では、

などのコメントが寄せられており、他の芸人たちにも重い処分を下す必要があるという声が目立ちます。

吉本興業は、カラテカ入江慎也さんに聞き取り調査をしたところ、相手側が大規模振り込め詐欺グループのメンバーだったことは知らなかったものの、闇営業や仲介役を担っていたことを認め、深い交流があったことは間違いなく、「社の規律に反し、吉本興業および所属芸人のブランドを著しく傷つけた」「絶対に反社会的組織との交流は許さない」という理由でクビにしています。

一方で他の芸人たちはカラテカ入江慎也さんの仲介で忘年会に参加し、相手が大規模振り込め詐欺グループだと知らなかったことや、金銭の授受が無かったと話していることから、クビではなく厳重注意処分にしたと説明しています。

『フライデー』の取材を受けた元メンバーは、芸人1人あたり100万円程度のギャラを支払ったと証言しており、これがもし事実で、他の芸人たちはそれを受け取っていなかったとすると、カラテカ入江慎也さんは数百万円のギャラを総取りしていたことになり、そのお金も振り込め詐欺で得たものである可能性が高いことから、カラテカ入江さんはクビとなるのは当然かと思います。

他の芸人たちは吉本興業が許可していない闇営業を行っていたほか、もし本当に大規模振り込め詐欺グループの忘年会だと知らなかったとしても、相手を確認することなく犯罪集団の集まりに参加し、ネタなどを披露していたのはかなり問題があり、今後もこうしたトラブルを発生させないためにも、一定期間の謹慎処分などを下す必要があるのではと思いますね。

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