吉本興業所属のお笑いコンビ『カラテカ』の入江慎也さん(いりえ・しんや 42歳)が、4日付で吉本興業から契約解除されていたことが明らかになりました。
カラテカ入江慎也さんが事務所をクビになったことにより、1997年結成の『カラテカ』はコンビ解散になるとみられます。
<↓の画像は、カラテカの入江慎也さんと矢部太郎さんの写真>
各報道によると、カラテカ入江慎也さんが2014年12月に行われた大規模振り込め詐欺グループの忘年会で仲介役を担っていたそうです。
カラテカ入江慎也さんの仲介によってこの忘年会には、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さん、雨上がり決死隊の宮迫博之さん、レイザーラモンのレイザーラモンHGさん、ガリットチュウの福島善成さんらが出席していたことが7日発売の週刊誌『フライデー』に報じられるとのことです。
吉本興業が聞き取り調査を行ったところ、カラテカ入江慎也さんが仲介役を務めた事実を認めたため、「吉本興業および所属芸人のブランドを著しく傷つけた」
として契約解除を決定したそうです。
吉本興業の話によれば、大規模振り込め詐欺グループの忘年会への出席は事務所を通さず、直接ギャラを受け取る「闇営業」だったといい、仲介役を務めたカラテカ入江慎也さんは、知り合いの結婚式を兼ねたパーティーだと聞かされていて、知り合いのグループが振り込め詐欺を行っていたことは知らなかったと説明したといいます。
しかし、カラテカ入江慎也さんと相手に深い交流があったのは事実であるため、「絶対に反社会的組織との交流は許さない」
として契約解除という厳しい処分を下したといい、闇営業に参加した他の芸人は厳重注意処分としたとのことです。
そして、この発表を受けてネット上では、
- 宮迫と田村亮も処分されるべき
- 入江さんが解雇なら、参加した宮迫さんやあつしさんは?
- 入江一人を切って、宮迫やロンブー亮は『知らなかった』『騙された』と言う事にして、処罰しないんじゃないの。
- これはアウト。良い機会だから他の芸人の関与も調べて欲しい
- 吉本は色々と反社会勢力と繋がりがあるでしょ
- ウーマン村本も解雇しようよ・・・
- 人材仲介業的に暗躍していた太鼓持ち芸人だが、吉本という名の後ろ盾があったからこそ。人が潮を引くように去っていく怖さを知るだろう。
利益を生まない人間は社長たちにとったら何の価値も無いのだから。 - お金に目がくらんだ結果。良く調べないとあかんでしょう。島田伸介の例もあるしね。
などのコメントが寄せられています。
「友達5000人芸人」を自称するカラテカ入江慎也さんは非常に交友関係が広く、プライベートで築いた人脈などを活かして2013年からは『入江コネクション(IRIE CONNECTION)』というイベントを開催したり、2015年には企業のPRやコンサルタント業務などを行う『株式会社イリエコネクション』を設立し、芸人やアスリートたちのセカンドキャリアを支援する事業も行っています。
『株式会社イリエコネクション』の年商は1年目が約1600万円、2年目が約6000万円、2018年は1億円に到達したといい、現在は約20社と顧問契約を結び、昨年は講演会も150本ほど行ったそうで、芸人としての月収は40万円程度の一方で、副業での売上は月350万円(最高月収は420万円)にも上ると明かしていました。
昨年8月放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出演した際には、「みなさんも副業をやった方がいい!」「(芸人は)コスパが悪い!営業に行って1日つぶれて“いくら稼げるんですか?”って話ですよ。僕は1時間会議に出て、20万円頂いている」
と豪語し、先輩芸人たちに向かって「10年後も今の仕事がありますか?」と問いかけていました。
しかし、こうしたカラテカ入江慎也さんの姿を見た視聴者からは、「闇金ウシジマくんに出てきそう…」といった声も上がっていたのですが、やはり黒い人脈とも繋がっていたようで、現時点では『フライデー』の記事内容の詳細は明らかになっていませんが、問題の振り込め詐欺グループは男女計40人が2015年に逮捕されたそうです。
そして、カラテカ入江慎也さんが吉本興業をクビになったことにより、カラテカはコンビ解散となるとみられ、相方の矢部太郎さんは今後どうなるのか気になりますが、あまりコンビ活動はしていなかったようですし、矢部さんは俳優や漫画家としても活動しているので、それほど大きなダメージは無いのかもしれませんね。
【追記 6/9 12時35分】
カラテカ入江慎也さんの相方・矢部太郎さんが8日夜にツイッターを更新し、今回の騒動を謝罪した上で、今後も「カラテカの矢部太郎」として活動することを発表しました。
<↓の画像が、カラテカ矢部太郎さんのツイート写真>