昨年12月に「プライベートにおける素行不良」が原因で事務所をクビになり、ロックバンド『KANA-BOON(カナブーン)』を脱退したギタリスト・古賀隼斗さん(こが・はやと 34歳)が、「フリーギタリスト」として活動を再開することを発表し、バンドのファン等の間で物議を醸しています。
そうした中で、カナブーンのボーカル&ギター・谷口鮪さん(たにぐち・まぐろ 本名=谷口俊寛 33歳)がSNSで意味深な投稿を行い、 ネット上では様々な声が上がっています。
古賀隼斗さんは昨年12月に、ドラマーの小泉貴裕さん(33)と共に「プライベートにおける素行不良」を理由にカナブーンを脱退、事務所から契約解除され、メンバー4人中2人が突如脱退したことにより、カナブーンは昨年のメジャーデビュー10周年の節目を迎えたものの、バンド活動は一時休止となりました。
<↓の画像は、メンバー2人が脱退前のカナブーンの写真>
(左から) ベース・遠藤昌己さん、ボーカル・谷口鮪さん、元ギター・古賀隼斗さん、元ドラム・小泉貴裕さん
その後、古賀隼斗さんと小泉貴裕さんはそれぞれニュースサイト『NEWSポストセブン』によって女性スキャンダルをスクープされ、脱退の本当の理由が明らかとなり、古賀さんは30代のグラビアアイドルと交際中に避妊を拒否し、避妊薬・ピルを服用するよう要求していたことや、その裏で複数の女性ファンと浮気していたことが発覚しました。
こうした女性問題など“素行不良”を事務所側は以前から把握しており、これまで問題解決に向けて協議や対応を行ってきたものの、事務所側はバンド活動を継続するのは困難と判断し契約解除を決定、そして本人たちからの申し出を受けてカナブーンから脱退となっていました。
それから7ヶ月経ち、古賀隼斗さんは脱退前で使用していたインスタグラムのアカウントに謝罪コメントを投稿し、「KANA-BOONという、人生そのもののような大きいものと離れ、そしてこれからの人生をどう生きようか、この期間ずっと悩んでいました。こんな僕にでも、またギターを弾いている姿を見たいと言ってくれる人もいて、毎日支えになっていました。僕自身これからもギターを通して音楽に携わる活動をしていきたいと思った」
として、音楽活動再開と新たなアカウントの開設も発表しました。
<↓の画像が、元カナブーン古賀隼斗さんの謝罪コメント>
また、新規に作成したインスタグラム、X(旧ツイッター)のアカウントでは、今後の活動は現時点で未定としながら、フリーのギタリストとして活動していくと報告しており、YouTubeチャンネルとTikTokアカウントも開設しています。
<↓の画像が、活動再開を発表した元カナブーン古賀隼斗さんのインスタグラム投稿>
これらの報告がカナブーンのファン等の間で物議を醸す中で、古賀隼斗さん等の脱退で大迷惑を被った谷口鮪さんはXを更新し、「不義理を重ねる奴にかける情などない。という生き方しまーす!」「なんで俺がへこまなあかんのだ。姿勢見せなきゃいけない時もあるんだ。俺は優しい方だけど限度もある。どんだけ頑張ったか。踏ん張ったか。過去を愛してる、それは変わんないけど、それとこれとは関係ない。言いたくなくても言わなきゃいけない時だってある。ただ気配りに欠けた、悪かったね。」
と、意味深な投稿をしています。
<↓の画像が、カナブーン谷口鮪さんの意味深なX投稿写真>
これに対してネット上では、
- 私が鮪でもキレるとは思う、がんばれ
- カナブーンは特にポップな曲調だからスキャンダルイメージは辛いよな。応援してます
- フリーとはいえ脱退メンバーの復帰ポストにはびっくりした。KANA-BOON自体が色々なバンドや関係者に協力してもらってやっと最近動き始めた矢先なのに、ようるわ、、。
- 「わざわざSNSに書かなくても…」と最初は思ったが、KANA-BOONの元メンバー脱退歴&理由を知ると「さすがにこれは愚痴りたくもなるな…」と思った
- 谷口はKANA-BOON続けるために(自分の不祥事じゃないのに)裏で頭下げたりしただろうし一番辛かっただろう。
でも不祥事した本人が特に悪びれもせず普通に活動再開じゃキレるわな。 - ほぼ彼の才能で成り立ってたバンドで、2人も不義理かまされたらたまったもんじゃない
それでも「かわいそう」とか「許してやれば」とか「お前だけの力じゃない」とか元メンバーを擁護する声もあったんだろう 気の毒すぎる
などの声が上がっています。
カナブーンは、アニメ『NARUTO』シリーズの主題歌などを手掛けて人気・知名度が上昇する中で、2017年に初代ベース・飯田祐馬さん(34)が既婚者であることを隠して、女優・清水富美加さん(現芸名・法名=千眼美子 29歳)と不倫関係にあったことが発覚、その2年後に飯田さんは精神的な病気を発症して失踪騒動を起こし、2019年11月にバンドを脱退しました。
その後はサポートメンバーを入れて活動していましたが、2020年10月には谷口鮪さんと共に音楽活動をしていたロックバンド『赤い公園』(2021年解散)のリーダー・津野米咲さん(つの・まいさ 享年29)が急死し、突然の訃報から3日後に谷口さんは体調不良を理由に活動休止を発表、2021年3月までバンド活動を休止していました。
こうしたトラブルを乗り越えて、再び国内外で精力的に活動する中で、メジャーデビュー10周年を迎えた昨年に古賀隼斗さんと小泉貴裕さんが脱退となり、これにより出演予定だった複数のライブイベントへの出演が中止になりました。
そして、今年4月までカナブーンはバンド活動を休止しており、5月から再び精力的に活動する中で、古賀隼斗さんがカナブーン時代のインスタグラムアカウントで謝罪すると共に活動再開を発表しました。
谷口鮪さんのX投稿は、古賀隼斗さんの復帰に対する不満、怒りをぶち撒けたものなのか真意は不明ながら、一連の経緯から怒りを爆発させたとしても不思議ではありません。
ただ、谷口鮪さんの意味深投稿を巡ってもネット上では賛否両論となっており、バンドのイメージがさらに悪化する恐れもあるため、SNSでこれ以上言及することは避け、前を向いて前進を続けていってもらいたいです。