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オンラインカジノ違法賭博がプロ野球界にも波及。NPBに情報提供で山岡泰輔投手が処分へ

オリックス山岡泰輔投手がオンラインカジノ利用で活動自粛。ポーカーゲーム参加発覚で警察に相談。野球賭博は否定も…

『オリックス・バファローズ』の山岡泰輔投手(やまおか・たいすけ 29歳)が、オンラインカジノを利用していたことが判明し、コンプライアンス違反の疑いで活動を自粛することが発表されました。

オリックス・バファローズの発表によると、『NPB(日本野球機構)』が17日に山岡泰輔投手がオンラインカジノを利用しているとの情報を入手し、調査依頼を受けた球団が本人に聞き取りをした結果、海外のオンラインカジノサイトが運営するポーカーゲームのトーナメント大会に参加していたことが分かったそうです。

球団は山岡泰輔投手に対して、「違法性の認識の有無に関わらず、社会的影響力の大きいプロ野球選手としての自覚を欠いた行動であった」との見解を伝え、そして山岡投手は21日に警察で今回の事案を相談したといい、球団はこの問題について警察の捜査に協力していくとしています。

そして、球団は山岡泰輔投手に対してコンプライアンス違反の疑いでまず活動自粛を命じ、正式な処分などは決まり次第発表するとのことです。

この件についてNPBも声明を発表し、20日にNPBの顧問弁護士が山岡泰輔投手に直接ヒアリングを行ったところ、「オンラインカジノについて違法だとは思っていなかった」と話し、山岡投手が利用していたオンラインカジノは野球を含めてスポーツ賭博を対象にしていなかったそうです。

NPBは昨今の状況を踏まえて、NPBに加盟する全12球団に対して、オンラインカジノの利用は違法にあたることを選手らに周知徹底するよう要求したほか、「過去にオンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけることを要請しました。全12球団は現在、この要請をもとに、球団関係者に自主的に名乗り出るよう呼びかけているところです。この呼びかけに関する結果については、全球団からの報告がまとまり次第、当組織、及び各球団において適切に対応してまいります。」としています。

現在、吉本興業の複数の芸人等が、オンラインカジノでの違法賭博疑いで警視庁の事情聴取を受けていることが報じられており、『M-1グランプリ』で史上初の2連覇を達成した『令和ロマン』の高比良くるまさんは、過去に利用していたことを認めて芸能活動を自粛しました。

一方で『とろサーモン』の久保田かずのぶさんは、今日放送のラジオ番組『とろサーモン久保田の冠ラジオ枠買ってもらった。』(渋谷クロスFM)で、警視庁から事情聴取されたことを明かしたうえで、「『関与してない』と否定しました。刑事さんが『今後の聴取の予定はないと思います』ということを言われました。」「その後、新聞に(事情聴取の記事が)バッと出たので困惑はありました」と語っています。

そして、オンラインカジノ問題がプロ野球選手にも波及しネット上では、

などの声が上がっています。

山岡泰輔投手はいつまでオンラインカジノを利用し、違法賭博をしていたのか詳細は不明ながら、最後に賭博行為をしたのが3年以内だった場合には、すでに賭博容疑で書類送検されている元卓球日本代表の丹羽孝希選手のように、賭博もしくは常習賭博の罪に問われる可能性があり、違法だと認識していたのかどうかも関係ありません。

山岡泰輔投手は『東京ガス』の社会人野球チームを経て、2016年のドラフト会議でオリックスから1位指名を受けて入団し、プロ3年目の2019年には13勝4敗と初の2ケタ勝利をあげ、パ・リーグの最高勝率投手のタイトルを獲得、同年には『第2回WSBCプレミア12』の日本代表メンバーに選ばれ、チームの優勝に貢献しました。

しかし、その後はケガなどで成績が低迷しており、昨シーズンは6試合の登板で初の未勝利に終わり、今シーズンの年俸は昨年から2,200万円ダウンの6,800万円(推定)となっています。

プライベートでは、2018年に中学3年時から7年半交際の同級生と結婚しています。

そんな山岡泰輔投手は、オリックスのイケメン選手として女性人気も高く、『オリ姫が選ぶバファローズの推しメン(オリメン)』では2019~2021年に1位、その後もトップ3をキープしています。

成績が落ち込んで登板回数が減っている中で、オンラインカジノ問題が発覚し、ファンからは批判や落胆の声などが上がっていますが、山岡泰輔投手のように違法だと認識せずに利用していた選手は他にも複数いる可能性は十分あり、プロ野球界でも今後大きな騒動に発展しそうです。

一連の騒動を受けてオンラインカジノの“無料版”ゲームの宣伝をしている関係各所にも批判が高まっており、『ニッポン放送』は18日に無料版ゲームの広告削除を発表しました。

また、Jリーグ『コンサドーレ札幌』はオンラインカジノ『LeoFun(レオファン)』の運営会社とスポンサー契約を結び、無料版ゲームのPRをしているのですが、広告掲載の見直しを検討しているとしています。

これら無料版ゲームが違法賭博の入口になっており、有料版の利用も合法だと思い込んで、違法賭博行為をしている人も多いとみられるので、広告掲載を取り止めることも必要だと思いますが、それよりも政府などがもっとオンラインカジノでの賭博は違法であることを周知させることが必要だと感じますね。

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