かつて『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)などに出演し、人気を博したピン芸人・エスパー伊東さん(本名=伊東万寿男 いとう・ますお 62歳)の現在の様子を週刊誌『週刊女性』が伝えています。
エスパー伊東さんは2017年に一部メディアに芸能界引退が報じられ、すぐに引退を否定しましたが体の不調を告白し、2016年に疲労の蓄積で肋骨を自然骨折した際に医師から「このままではいずれ車イス生活になる」と告げられたことを明かしました。
その後2018年末には芸能活動休止を発表し、「右変形股関節症」という病気が原因で歩行困難な状態と告白、2020年にはバラエティ番組『爆報! THE フライデー』(TBS系)で入院生活を送る姿を公開し、生活保護を受給していることも明らかになりました。
<↓の画像は、2020年時点でのエスパー伊東さんの写真>
それから2年が経ち、昨年1月には1年以上前から老人ホームで生活していることが発覚、エスパー伊東さんの所属事務所『オフィス庄屋』の社長で、ビートたけしさんのモノマネタレント・ビトタケシさん(本名=庄司直人 60歳)はエスパーさんの現状について、「今は認知症で半分寝たきり状態」「コロナで外には出れず、人とも会えず、認知症が進行しているみたい。僕と会っても分からないかも」
などと語っていました。
<↓の画像は、ビトタケシさんとエスパー伊東さんの写真>
さらに1年が経過し、週刊女性がビトタケシさんに取材を行い、エスパー伊東さんの近況を聞いたところ、4月上旬に面会したことを明かし、「話すこともあまりできなくなってきています。気分や体調次第で、目も開いたり開かなかったりで…」
と語ったとのことです。
症状の回復を目指してリハビリやマッサージなどの治療を検討しているそうですが、現在も収入が無いため治療費の捻出に苦労しているといい、「リハビリやマッサージなどをお願いしたいのですが、別でお金がかかります。仮に1日1万円だとして1ヶ月で30万円かかってしまう。なので、クラウドファンディングでお金を集めることも視野に入れてはいます」
と明かしたとしています。
<↓の画像は、3年前に入院していた頃の写真>
芸能活動再開については、「うーん……。でも、“エスパー”だからわかんない(笑)。まだ62歳で、そんなに高齢ではないので、少しでも元気になれるようにと考えています」
と語ったそうです。
これに対してネット上では、
- 病気になった原因って、狭いカバンとかに無理して入ってたことは関係あるのかな?
- 身内居ないのかなぁ。ビトさんも全部面倒みるのはキツいよね。
- 一緒に仕事してた儲けてる芸能人達がお金集めて援助してあげれば良いのに。ビトさんだけでは無理だよ。
- まだ60代と身体が若いから正直この状態が長くなりそうよね。ビトさんだけじゃ面倒は見れないでしょ。
マッサージなんかも気休めのものだろうなぁ… - 生保でクラウドファンディングしてお金集まったら、それで生活しろって言われるよ
- クラウドファンディングで医療費なんて集めたら生保を外されるよ
生保だから優先的に施設に入れているのかもしれないのに、そんな事したら本人がかえって困るんじゃないかな
というか、保険適応の範囲内で治療やリハ受ければタダじゃん?それじゃダメなのかな
などの声が上がっています。
エスパー伊東さんは、右変形股関節症の治療で人工股関節を入れる手術を受けた後、2019年9月に多発性脳梗塞を発症しており、命に別状はなかったものの言語障害が残りました。
その後も寝たきり状態が続き、若年性認知症も発症していることが1年前の時点で明らかになっていたのですが、外部との接触が厳しく制限されている高齢者施設での生活を続けた結果、どうやら症状はさらに悪化してしまっているようですね…。
そんなエスパー伊東さんのサポートを続けるビトタケシさんは今後、クラウドファンディングを使って治療費の資金集めをすることも検討しているそうですが、クラウドファンディングで得た資金は収入とみなされ課税対象になるため、本人に代わってビトさんや事務所が行う形になるのだろうと思います。
ちなみに、生活保護受給者は国民健康保険の資格を失う一方、医療扶助によって一般的に健康保険が適用される医療行為は原則的に自己負担が無いのですが、指定医療機関以外を受診の場合は全額自己負担となっています。
今後リハビリ等を行ったとしても大きな改善はみられない可能性もありますが、エスパー伊東さんは60代前半とまだまだ若く、これから少しでも症状が良くなって元気になった姿を見せてほしいです。