音楽事業を手掛ける『ソニー・ミュージックエンタテインメント』と『エイベックス』が30日、社内で新型コロナウイルスの感染者が出たことを発表しました。
それぞれ公式サイト上で感染者が出たことを発表しており、エイベックスの発表によると、28日に『エイベックス・グループ』に勤務する従業員1名に新型コロナウイルスへの感染が発覚したとのことです。
感染拡大の防止や濃厚接触リスクを最小限に抑えるために、「当該従業員の行動履歴ならびに当該従業員への濃厚接触者の調査、対応」「濃厚接触の可能性のある従業員に対する自宅待機指示および健康状態の経過確認」を行ったと報告し、引き続きあらゆる対策をしていくとしています。
<↓の画像が、エイベックスのコメント全文の写真>
また、ソニー・ミュージックエンタテインメントも公式サイト上で、28日に30代の男性社員1名に新型コロナウイルスの感染が確認されたと公表し、保健所による指導の元、行動履歴の確認や濃厚接触者の特定、濃厚接触者には在宅勤務、健康管理や健康観察の報告を指示し、全従業員に健康管理の徹底を改めて呼び掛けているといいます。
ソニー・ミュージックエンタテインメントでは2月12日に、新型コロナウイルス防止対策委員会を設置し、2月28日~3月13日まではグループ会社を含む全社で在宅勤務を行い、3月16日から時差通勤、26日からは再び在宅勤務を原則とした特別対応を行っているとしています。
<↓の画像は、ソニー・ミュージックエンタテインメントのコメント全文の写真>
そして、この発表を受けてネット上では、
- 所属タレントとの接触はなかったのかな?
- エイベックスの次はソニーか。急に来たな。
- これ、エイベックスとソニミューに出入りしてる業者がクラスターとか無いよね?アーティストの安全確保を・・・
- 感染感染ってうるさいけど、どういう経路で感染を見つけたのか知りたい。どういう自覚症状から検査するようになったのか、どういう経路で検査するにいたったのか?
- 音楽業界、特にレコーディング現場は気密性の高いスタジオで歌ったり楽器弾いたり話し合ったり。あっという間に広がってしまいそう…
- エイベックスの社員、チャラそうなイメージ。夜間の外出自粛してなさそう~。クラブとか合コンとか大好きそう。
- コロナを止めるのはもう不可能。経済活動も止まる。政府にも否があるが企業側も休業など措置をしないと悪化の一歩をたどる
- 感染拡大防止策としてテレビ関係者からの続々と感染者が報告されておりますが、ワイドショーやバラエティ等は放送自体を止めることが最大の啓蒙活動ではないでしょうか。
- エンタメ業界は自粛に負けない!とか特番やってる場合じゃなかった
特番やるなら、離れたスタジオからネット配信のみでやらないと、今までと同じやり方で作るテレビ番組はリスク高い - 従業員や所属タレントを守るためにも公表はいいことだと思う。このことを一番重く受け止めなければいけないのは政府だよ。
感染者がでて、また一つ会社が営業停止になって…全ての事業所がドミノ倒しに封鎖されるまで自粛だけの対策を続けるのかな。
などのコメントが寄せられています。
2月には広告代理店最大手の『電通』、情報サービス事業最大手の『情報サービス』、3月には出版業界大手の『小学館』や『宝島社』など、複数の大手企業で感染者が出ており、芸能界では志村けんさんが感染、29日に亡くなられたことが公表され、スポーツ界ではプロ野球『阪神タイガース』の藤浪晋太郎投手、長坂拳弥選手、伊藤隼太選手が感染しています。
すでに感染経路を辿ることが困難なほど国内の感染者が激増しており、今回感染者が出たことを発表したエイベックス、ソニー・ミュージックエンタテインメントの社員はどこで感染したのかなどは不明で、濃厚接触者の中に芸能人等が含まれているのかは定かではないものの、芸能界でも今後感染者が相次いだとしても全く不思議ではありません。
このような状況になっていることから、コンサートなど多くの人が集まるイベントの開催は中止や延期が妥当で、これ以上の感染拡大を防ぐためにより危機意識を高めて、各社様々な対策を講じてほしいです。