インパルス・堤下敦さん(つつみした・あつし 44歳)が14日に2件の交通事故を起こし、この問題で芸能活動を自粛すると共に、車の運転免許証を返納することを発表しました。
所属事務所『吉本興業』は公式サイト上で、インパルス堤下敦さんが乗用車を運転中に物損事故を起こしたことを認め、「現在、警察の捜査に協力し事実確認を進めており、弊社としても堤下の活動は自粛させることに致しました。関係各位にご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。」
と活動自粛を発表し、今回のトラブルを謝罪しています。
堤下敦さんも自身のツイッター上で、交通事故を起こしたことや芸能活動自粛を発表し、「ぶつけてしまった看板やガードパイプの賠償は、速やかに進めさせていただきます。また同様の事故を起こしてはならないので、運転免許は返納する事としました。こうした手続きを進める為、しばらく活動は控える事にします。この度は大変申し訳ございませんでした。」
と、運転免許証を返納することを明らかにしています。
<↓の画像が、インパルス堤下敦さんのツイート写真>
警視庁の発表によれば、堤下敦さんは14日14時過ぎに、東京都世田谷区内のコンビニ駐車場で看板に衝突、それから間もなく路上でガードパイプに衝突するという2件の物損事故を起こしました。
堤下敦さんは意識が朦朧(もうろう)とした状態で車を運転し、コンビニ駐車場を出た後も、フラフラした状態で走行していたといい、車道の向かい側のガードパイプに接触したそうで、目撃者の通報を受けて警察官が現場に駆けつけたとのことです。
事故の目撃者は、「運転席から男性の方が降りて、その人が結構フラフラになっちゃって、後ろのベルトをもう1人の男性が持って支えている感じ。救急隊員が来たら両脇を(抱えて)」「具合悪いのか、それかお酒飲んじゃったのかなっていうぐらいフラフラ」
と証言しています。
<↓の画像は、交通事故発生直後の写真>
堤下敦さんと警察官は現場で、約3時間半にわたってやり取りしていたといい、堤下さんの言葉が聞き取りにくく、警察官は何度も聞き返していたそうです。
堤下敦さんは2017年にも2度の交通事故を起こしていますが、奇しくも5年前の1度目の事故は6月14日に起こしており、その時はサウナから帰宅する前に、アレルギーの薬と睡眠導入剤を服用したことが原因で意識が朦朧とし、電柱に衝突するなどの物損事故を起こしました。
事件後に行った記者会見などで堤下敦さんは、車に乗る前に睡眠導入剤などを服用した理由について、「銭湯から自宅まで10分もかからないくらいの場所でしたので、もう飲んで家帰って寝ようと思って車に乗ってしまいました。」
と説明していました。
今回の事故直後も意識が朦朧としていたとのことで、飲酒や薬の服用などが疑われますが、警視庁は事故後に堤下敦さんから酒のニオイはしなかったため、アルコール検査はしておらず、睡眠薬の検査も行っていないとしています。
また、吉本興業は『東京スポーツ』(東スポ)の取材に対して、「高度なプライバシーに関わる件なのでお話できません」と回答し、堤下敦さんが薬を服用していたのか否かは明らかにしていません。
堤下敦さんは昨年ごろから滑舌の悪さを指摘されており、呂律が回っておらず、何を喋っているのか分からないこともあったため、ファンからも心配の声が上がっていました。
そして、今回も意識が朦朧としていたのは、服用している薬が原因なのか、何か病気を患っているのかは不明ながら、5年前と同様の交通事故を起こしたので運転免許証の返納は正解だと思いますし、体調が良くないのであれば、しばらく休養して体調の改善に努めてもらいたいですね。