人気イケメン声優・梅原裕一郎さん(うめはら・ゆういちろう 27歳)が「急性散在性脳脊髄炎」を発症し、現在入院し療養していることが明らかになりました。
これは梅原裕一郎さんが所属する声優事務所『アーツビジョン』が10日に公式サイト上で発表したもので、「梅原裕一郎に関しましてのご報告」として、「弊社所属の梅原裕一郎が【急性散在性脳脊髄炎】の為、現在、入院、療養をしております。ファンの皆様、関係者の皆様におかれましては、多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。」
と病気によって入院していることを伝え、復帰時期は今後改めて報告するとしています。
<↓の画像は、公式サイト掲載のコメント全文の写真>
梅原裕一郎さんは大学2年生の頃から『アーツビジョン』付属の養成所『日本ナレーション演技研究所』へ通い、翌年から事務所に所属して2013年に声優デビューを果たしました。
2014年には『オレん家のフロ事情』でテレビアニメに初レギュラー出演し、2015年に『ヤングブラック・ジャック』で初主演、同年には『終わりのセラフ』『ガッチャマン クラウズ インサイト』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『美男高校地球防衛部LOVE!』『ポケットモンスター XY』『アクエリオンロゴス』『枕男子』『ミリオンドール』など、デビュー以降は様々な作品に出演しており、端正な顔立ちや低音ボイスで女性ファンを増やしています。
<↓の画像は、若手イケメン俳優として人気上昇中の梅原裕一郎さんの写真>
2016年には『第10回声優アワード』で新人男優賞を受賞し、今年は現在も放送中の『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』『重神機パンドーラ』『多田くんは恋をしない』『ダーリン・イン・ザ・フランキス』『キャプテン翼(第4作)』など数多くの作品に出演しているほか、今年放送予定の『ゴブリンスレイヤー』では主演を務め、『プラネット・ウィズ』『ハッピーシュガーライフ』、来年放送の『あんさんぶるスターズ!』、劇場版アニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』などにも出演することが決定しています。
そんな梅原裕一郎さんが、「急性散在性脳脊髄炎」で入院していることが分かりネット上では、
- え!マジで!梅ちゃん今期もダリフラや多田くんやパンドーラなどいろんなアニメに出まくってるし、今後もキャプテン翼などにも出演予定だから心配だなぁ。
- ゴローとかどうなるのー?ダリフラは収録終わってるのかな?代わるのは嫌だなぁ
- 今期のアニメはすでに収録済みだろうけど来期以降に出演が決まっていた作品は残念ながら代わりの人になるだろうね。男性声優の中でも人気出てきてこれからっと時なのが残念でならない。
- 梅ちゃん早く良くなるといいな。まだまだこれからが楽しみな声優さんなので、身体は大事にして下さい。
などのコメントが寄せられています。
梅原裕一郎さんが発症した「急性散在性脳脊髄炎(ADEM)」という病気は、ウイルス感染後や予防接種後などに引き起こるアレルギー性の脳脊髄炎で、インフルエンザや破傷風などの予防接種を受けた後や、はしか、風疹、おたふく風邪などにかかった後に発症し、これらの予防接種や感染症に対するアレルギー反応によって引き起こされる病気とされているのですが、原因不明な特発性もあるといいます。
特に特発性の「急性散在性脳脊髄炎」は若い成人に多い傾向があり、10万人に2.5人ほどの割合でこの病気を発症しているそうです。
「急性散在性脳脊髄炎」は神経症状などがみられ、不眠・不穏状態(大声をあげ暴れたりする)・全身けいれん・意識障害、半身不随、同名性半盲、言語障害、歩行障害、知覚障害、排泄困難、小脳や脊髄の障害など多岐に渡り、多くの場合は、数週間後には症状がおさまり回復へと向かっていくそうなのですが、稀に症状が再発したり、重い症状が出ることによって死に至るケースも少なからずあるとのことです。
「急性散在性脳脊髄炎」の治療方法は、音や光などの刺激を避けることや絶対安静が必要となり、全身状態を回復させるために集中的に治療することが必要で、回復が見られた場合には、運動障害の改善を目指してリハビリを行っていくそうです。
なお、成人の場合は約半数が後遺症無く回復するといいます。
梅原裕一郎さんは現時点でどのような症状が出ているのかなどは不明なのですが、さらなる活躍が期待されている声優で、現在出演中の作品や今後出演が決定しているものも多数あるので、1日も早く完全に病気から回復し、再び元気な姿を見せてほしいですね。