昨年デビュー30周年を迎えたロックバンドの“イエモン”こと『THE YELLOW MONKEY』のボーカルで、タレント・眞鍋かをりさん(43)の夫としても知られる吉井和哉さん(57)が「咽頭ガン」を発症し、治療を受けていたことが明らかになりました。
所属事務所『TYMS PROJECT』が11日にイエモンの公式サイトなどでコメントを発表し、12月28日に予定していた日本武道館公演について、「ボーカル吉井和哉の十分な歌唱の準備を整えることができない為、開催を見送りとさせていただきます。」
と中止を発表した上で、ガン発覚から現在までの経緯を説明しています。
事務所によると、吉井和哉さんは2021年末に日本武道館でソロ公演を行った後、喉に違和感があったことで年明けに専門医に診てもらったところ「炎症によるポリープ」と診断され、2022年2月に切除手術を受けたものの、喉の不調が続いたことで別の病院でも診察を受ける中で、再びポリープらしき腫瘍が見つかり、同9月に手術を受けたといいます。
その後また腫瘍らしきものが見つかり、同10月に3度目の手術を受けたほか、大学病院に検査を依頼した結果「早期の咽頭ガン」と診断されたそうです。
幸い早期だったことで「治療をすれば3ヶ月ほどで完治する」と告げられ、今年の年明けに咽頭ガンは根治したとのことです。
しかし、それ以降も声が本調子に戻らず、9月下旬にもスタジオに入って声を出すも万全な状態ではなく、医師の診断や経過などを見た上で協議を行った結果、日本武道館公演を見送ることを決断したといいます。
最後に、昨年から制作していた渾身の新曲を11月に公開予定と報告した上で、「ここに至るまで数々の病院にお世話になりました。都度の判断に後悔や誤判断と思うようなことは一切ございません。今後も関係各所の専門医の方に診ていただき日々のケアをしていきたいと思います。改めてになりますが、年末公演を楽しみにお待ちいただいた方にはお詫び申し上げます。いましばらくお待ちいただけますと幸いです。」
としています。
そして、吉井和哉さんの咽頭ガン公表を受けてイエモンファン等からは、
- ファンは薄々気づいては居たと思う(自分含め)早期発見で良かった。まだまだLIVE行くぞー
- 今年はLIVEあるからすごく楽しみにしてたけど、まさかの発表にびっくり。早期発見で本当によかった。。
復活までずっと待てたので、声の調子がよくなるまでずーっと待ってます!!そんな大変な中、新曲まで作っていたとは・・プロ根性に脱帽です。新曲聴いたら泣いちゃいそうだ。 - 30周年になんでLIVEやらないのかなって思っていましたが、想像をはるかに超える理由でした。
根治したとはいえ、ボーカリストにとって喉は命です。お大事になさって下さい。新曲楽しみにしています。 - 発表を見てビックリとショックだったけど、何よりも吉井さんがまた歌いたいと頑張ってくれている事が伝わりました。
- 先日急に2015年のライブのミッシェルの世界の終わりのカバー動画がアップされて、嬉しかった反面、ミッシェル解散20周年とはいえ、どういうタイミングなんだろうと思ってましたが、この記事を読んで驚きました。
チバさんも現在食道がんで闘病中です。イエモンもミッシェルも私の青春です。完治されることを願っております。 - 遂にメンバーにも大病が襲うようになりましたか……それもフロントマンのロビンに。
イエローモンキーは青春です。今までもこれからもASIAN,No.1ロックンロールバンドです。焦らずゆっくり静養してください。またいつかライブで会える日を楽しみにしてます。
などの声が上がっています。
吉井和哉さんは、2021年までは精力的にバンドやソロ活動を行っていましたが、昨年1月に全国ツアーの延期を突如発表し、その理由は炎症による声帯ポリープが発見されたためと説明していました。
その後延期していたツアーは中止が決定、その後もポリープの治療を行い、吉井和哉さん本人は昨年10月時点でファンクラブ内のブログで、術後の経過は順調であると報告していたようですが、その後も音楽活動は休止状態が続いていたため、イエモンファンからは心配の声が上がっていました。
そして、喉の不調を公表してから2年近く経って、昨年に初期の咽頭ガンと診断されていたことが公表され、すでにガンは根治しているというものの、最も大事な喉にガンが見つかり、根治してからしばらく経っても喉の調子は良くないとのことで心配ですし、吉井和哉さんはすでにアラカンで無理はできない年齢なので、体調を万全の状態にすることを最優先にしてほしいですね。