1993年にモデルとして『パリ・コレクション』に出演し、現在はタレントとしても活躍中のアンミカさんの夫が経営する会社で、雇用調整助成金の不正受給疑惑が浮上していることを週刊誌『週刊文春』にスクープされ、ネット上ではアンミカさんに対して批判や説明を求める声が多く上がっていますが、このまま報道を完全スルーする可能性もあるようです。
<↓の画像が、アンミカさんと夫のセオドール・ミラーさんの写真>
『週刊文春』によれば、アンミカさんの夫で、アメリカ人の“テディ”ことセオドール・ミラーさん(50)が代表のイベント制作会社『エンパイアエンターテイメントジャパン(Empire Entertainment Japan)』は、新型コロナウイルスの感染拡大によってイベント数が減り、それに伴って社員の勤務日数を昨年4月から週3日に減らしていたものの、緊急事態宣言明けの7月から週5日勤務に戻ったそうです。
しかし、元社員が7月以降の給与明細を確認したところ、「休業日数が『21』、8月と9月には『20』と印字されていた」といい、帳簿上では週2日程度の勤務日数となっていたとのことです。
『週刊文春』は他の社員の給与明細も確認したところ、休業日数の“水増し”が行われていたとしています。
<↓の画像が、『週刊文春』が元社員から入手した今年7月以降の給与明細写真>
また、勤務日数が減らされて以降は休業日に「職業訓練のオンライン講座の動画を見るように」との指示があり、「早送りしてもいいから、視聴後にダウンロードできる受講証明書をとにかく提出して」とも言われたといい、この指示に対して不審に思った元社員は後に、雇用調整助成金の存在に気付いたとのことです。
雇用調整助成金は、新型コロナの影響で事業活動の縮小が余儀なくされた場合、雇用主が従業員の雇用を維持するために、国が休業手当などの一部を助成する特例措置で、最大で1人あたり1日に1万5,000円が支給され、もし教育訓練も実施した場合には、1人につき最大で1日に2,400円が加算されます。
『週刊文春』の取材に対して『エンパイアエンターテイメントジャパン』は、この制度を利用していることを認めているのですが、社員の休業日数を水増ししていたのか否かについては、「現在、社内において事実関係の調査を行っております」と回答するにとどめています。
会社の公式サイトでは昨年7月以降、複数の仕事の実績が掲載されていたものの、『週刊文春』が取材を行った後に突然削除されたとのことです。
『週刊文春』はさらにアンミカさんにも取材を行ったところ、所属事務所を通じて、「もし事実であるならば、あってはならないことです。然るべき手順で、きちんと疑惑を払拭するべきです」との回答があったとしています。
もし不正受給をしていた場合には、雇用調整助成金の全額返済に加えて5年間は助成金の受給が禁止され、悪質と判断された場合には刑事告発される可能性もあるそうです。
『東京スポーツ』(東スポ)によれば、アンミカさんは会社の経営には関与しておらず、経営実態の詳細を把握していなかったそうで、今回の報道を受けてアンミカさんは夫に「どういうこと!?」と半ギレだったといいます。
アンミカさんは月曜レギュラーを務めている『バイキングMORE』(フジテレビ系)で今年6月に、経済産業省の官僚が新型コロナの給付金をだまし取った詐欺事件が取り上げられた際に、「一番腹立つんがね、給付金の手続きがより厳正になっちゃって、遅れる人が増えてくることが腹立つのよ。ほんまバカタレ!」と怒りをあらわにしており、そうしたこともあって報道に対する責任を求める声が噴出しています。
しかし、アンミカさんが出演中の『バイキングMORE』や『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)等でこの問題を取り上げ、アンミカさんがコメントする可能性は現時点では低いとみられているそうです。
その理由について『週刊女性PRIME』の記事では情報番組ディレクターが、「人気のアンミカさん絡みで視聴率は稼げそうな話題ではありますが、ミラー氏サイドは助成金の受給を認めてはいるものの、不正については“調査中”としています。労働局が動いて、実際に“クロ”と判断された場合は各局がニュースとして、『ミヤネ屋』さんや『バイキング』さんも取り扱うのではないでしょうか」
と推測しています。
続けて、「それでもアンミカさんの性格からして、番組内で『騒動の謝罪と弁解をさせてほしい』などと、自らスタッフに申し入れることも考えられます。でも、彼女のコメント力は番組にとっての“売り”にもなっているだけに、現時点では話をさせることはないと思います。それと気になるのは、アンミカさんとミラー氏の取り決めで、年末年始と夏休みに2週間の休暇を取るという夫婦の約束事があるそうです。まだ取得した様子は見られませんから、騒動を機に出演自体が見合わせになる可能性もありそう(苦笑)」
と語っています。
これらの報道を受けてネット上では、
- いつも他人を大きな声で批判しているからこそ、自身や身内の否には厳しく対応すべき
- 捜査云々より旦那に直接聞けば直ぐに白黒はっきりする話。さっさと結論出して謝罪するなり否定するなりすれば良い。
- ワイドショーのコメンテーターって、人の事だから何でも言える的なとこがある。
アンミカさんには、良い事は良い、悪い事は身内であっても悪いっていう方であって欲しい - 人を批判できるのは自分に厳しくある人だけだと思う。ここスルーしたらコメンテーターとしてのこの人は終わりかな。
- もう引っ張りだこじゃなくなるんだろうな。自分がした事じゃなくても夫なら責任も出てくるし、ダンマリは許されないんじゃないかな。
- ワイドショー出演の機会も多く、一定の社会的影響力もある。夫をネタにすることもあるのだから、しっかりと説明をして欲しい。
- 真相でなくても疑惑だけでも沢山の人を散々ブッタ斬りしていましたからね。正直見ていて気持ちよくも無かったので、どんなコメントをするのか楽しみ。
また、“優秀なコメンテーター”として扱っていたワイドショーの対応も楽しみです。 - 彼女も韓国人、夫も外国人でありながら日本の恩恵に預かり、欺いているのなら、日本人として利用されるだけ利用されて稼げるだけ稼いでコレかと不快感が生じます。
彼が違法に詐取した助成金は私が少ないながらも納めた税金です。当然です。
などの声が上がっています。
あくまでも現時点では疑惑段階で、『エンパイアエンターテイメントジャパン』が白黒ハッキリさせないかぎり、テレビでもこの件を安易に扱えないというのは理解できます。
ただ、雇用調整助成金の不正受給がもし行われていなかったとしても、不正受給を疑われるような休業日数の水増しや仕事実績の削除など、疑念を抱かれるような怪しい行為があったのは事実なので、アンミカさんはこれまでに様々なニュースに対して歯に衣着せぬ言動をしてきただけに、この件についてもしっかりとコメントしてほしいです。
悪質な不正受給が行われていたのが事実だったり、アンミカさんがワイドショー番組などでこの件に一切言及することなく完全スルーした場合には、アンミカさんのイメージ悪化は必至で、これまでのようにテレビ番組に出演するのは難しくなり、今年から出演している『CHINTAI』のCM契約等も打ち切られる可能性は十分あると思いますが、果たして今後どうなるのか見ものですね。