元プロレスラー・政治家のアントニオ猪木さん(本名=猪木寛至 いのき・かんじ 78歳)が、自身のYouTubeチャンネル『最後の闘魂』に新たな動画をアップし、腸の病気で再入院していることを明らかにしたのですが、以前からさらに激ヤセしていることで心配の声が上がっています。
アントニオ猪木さんは2019年に政界からの引退を表明し、昨年7月には国内に2000人ほどの患者数とされる国指定の難病『心アミロイドーシス』の発症が2019年秋に発覚し、闘病生活を送っていることを告白しました。
そして、今年1月からは過去に2度手術している腰の治療を受けるため、入院生活を送っていたのですが、5月21日以来3週間ぶりにYouTubeを更新し、病院のベッドの上で近況を報告する動画を公開しました。
アントニオ猪木さんは動画の中で、「元気ですかー!大きな声を出したいのですが、今回は実は腸が剥がれちゃったみたいで、また再入院。せっかくいいところまで来ていたんですが、また、でも元気を復活させました」
と、腸の病気で入院していることを報告しています。
また、ファンから届いた夕張メロンに感謝し、「美味しく食べるためには自分が健康じゃなきゃいけないので一生懸命リハビリに努めて、元気な姿で1日も早く皆さんにまた元気ですかー!を送りたいと思います。どうも!」
とメッセージを送っています。
アントニオ猪木さんの事務所関係者によれば、猪木さんは5月中旬に「腸捻転(ちょうねんてん)」を発症し、手術を受けたそうで、それまでは順調に体重も増えて体調が回復傾向にあったようですが、腸捻転で手術を受けたことで、2週間ほど食事が摂れない状態だったため、激ヤセしてしまったとのことです。
ただ、1週間ほど前から徐々に食事を摂れるようになり、元気を取り戻したことで3週間ぶりに新たな動画をアップしたそうです。
そして、アントニオ猪木さんの現在の姿や、腸捻転による再入院に対してネット上では、
- 闘魂を貫いて生きて欲しい
- ちょっと厳しいのかな…とどうしても思ってしまう。自分の父親も亡くなる直前、一気に痩せたからな…猪木さんは強いと信じたいけど。
- あまりにも変わり果てた姿に驚いた。数々の強敵を倒してきた猪木。病にも打ち勝ち、また元気ですかー!って大きな声を聞きたい。
- 強くて元気な売りの人だけに、あの痩せ細った姿は衝撃的だった。それでも公の場に現れる、この生きざまに感動した。どうか全力で病と闘ってほしい。
- いろいろ疑問を感じる行動が多い人だが、不思議と憎めない。今はとにかく元気になってほしいね。
- あの姿を見て、元気なうちにやれることはやろうと心底思えて来た。きっとそれが猪木氏があの姿を晒してでも伝えたいメッセージなんだと思う。
ただもうちょっと馬場さんやアリの所に行くのは待ってもらいたいな - 正直今までにないくらい病状悪化のような気がしてショック…でも来年は新日本プロレス50周年なんだよね。記念大会のリングには猪木が必要!
必ず闘魂で元気になって新日マットに上がってくれることを心底祈ってます! - プロレスを見ないオレでも、猪木と言えば燃える闘魂だし、思い出すのは笑顔でファンをビンタしている姿。
あんなに鍛えられた逞しい人でも病には敵わないのか、弱々しい姿を見ると言葉になりません。
彼が弱った姿を晒すのは、それ相応の覚悟があってのことでしょう。陰ながら応援しています。 - 馬場さん、猪木さん、鶴田さん、橋本さん、三沢さんの全盛期を見ながら育った私としては複雑です。
スターでもスーパーマンでも皆平等に老いるんだと。。頑張って復活して欲しいです。
などの声が上がっています。
アントニオ猪木さんは数年前から闘病生活を送っていますが、入院生活が長引いているせいもあってか急激に衰えているように感じ、腸捻転の発症によってしばらく食事も摂れない状態となり、別人のような姿に激変してしまったことに非常に驚きました。
<↓の画像は、昨年9月と現在のアントニオ猪木さんの顔比較写真>
アントニオ猪木さんが患っている難病『心アミロイドーシス』とは、アミロイドというタンパク質の繊維が心臓の細胞外に沈着し、心臓の機能が低下することで発症する病気で、この症状が悪化すると心不全を引き起こす恐れがあり、呼吸困難などの症状が現れ、発症から10年ほどで死に至ることも少なくないとされています。
アントニオ猪木さんは政界引退前後に、階段の上り下り等で息苦しさを感じるようになったことで検査を受けた結果、『心アミロイドーシス』を発症していることが判明しました。
アントニオ猪木さんはこの難病を公表後、週刊誌『女性自身』のインタビュー取材に応じているのですが、「自分の死とどう向き合うのかが大切であって、それには、生きる希望、目標というものを大小関係なく持てるかどうか。年を取ろうが、体が弱くなろうが、己を燃えさせて生きる、そんな“生き様”を届けたいと思うんです」「お迎えが来たら、潔く旅立とうとは思っているんですが……年を取ろうが、体が弱くなろうが、チャレンジし続けることこそ人生。それが“燃える闘魂”なんです」
と語っていました。
アントニオ猪木さんは2019年8月27日に、2017年に結婚したカメラマンで4人目の妻・田鶴子さん(享年62)を亡くしており、最愛の妻が先に逝ってしまったことによるショックもあるかと思いますが、燃える闘魂で最後まで病気に負けることなく、今後また公の場で元気な姿を見せられるまでに体調を回復させてほしいですね。