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格闘家が大麻事件で逮捕。麻薬取締法違反(営利目的所持)容疑、大麻取締法改正で厳罰化され実刑判決の可能性も

アマチュア格闘家が営利目的で大量の大麻所持容疑で逮捕。自宅で栽培、RISE Nova出場のトップアマ選手が捕まる。

スポーツジムのインストラクターもしているアマチュア格闘家・秋山任成容疑者(あきやま・たかなり 31歳)が、密売目的で大麻を所持していた疑いで逮捕されました。

NHKなどの報道によると、秋山任成容疑者は東京・六本木の自宅マンションで大麻を栽培していたとみられ、マンションの部屋で大麻を含む植物片約26.7グラム(末端価格:13万円相当)を営利目的で所持していたとして、麻薬取締法違反(営利目的所持)容疑で警視庁に逮捕されました。

<↓の画像が、アマチュア格闘家・秋山任成容疑者の写真>

この事件は、容疑者が2023年2月ごろにネットで大麻種子を購入したことが、サイバーパトロールで昨年8月ごろに判明、昨日家宅捜索をしたところ、自宅からは大麻を栽培するための器具も見つかり、乾燥大麻とみられる植物片合計400グラム(同:200万円相当)などを押収したとのことです。

<↓の画像が、自宅から押収された乾燥大麻とみられる植物片や器具>

テントの中でLEDライトなどを使用して大麻を栽培していたとみられるといい、警視庁は販売ルートなども調べているといいます。

容疑者は警視庁の取り調べに対して、「栽培は全て成功し、大麻を持っていたことは間違いないが、販売目的ではない。自分で使っている」などと供述し、大麻の栽培や所持は認めている一方で、販売目的での栽培・所持は否定しているそうです。

秋山任成容疑者の逮捕報道

この報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

逮捕された秋山任成容疑者は2023年から、六本木や赤坂にジムを構える護身術クラヴ・マガ専門の『MagaGYM(マガジム)』でインストラクターを務めており、ジムの公式サイトによると『NKB(日本キックボクシング連盟)』のアマチュア大会で優勝したほか、キックボクシングイベント『RISE』のアマチュア大会『RISE Nova』で準優勝するなど、アマチュアでもトップクラスの実力を持つキックボクサーとしています。

秋山任成容疑者が『RISE Nova』出場時の映像

昨年からは、マガジム六本木店の打撃クラスを中心に指導をしているといい、「話しやすく人懐っこい性格もあり、早速多くの会員の皆さまから支持を集めている」とのことでしたが、大麻事件で逮捕されたからなのか、公式サイトからプロフィールページがすでに削除されています。

報道によると、容疑者は営利目的での栽培、所持を否定しているとのことですが、逮捕時に所持していた量などから営利目的での所持が疑われ、昨年末の法改正によってより厳しい処分が下されるようになっています。

以前まではセーフだった大麻使用は、所持・譲受・譲渡と同様に法定刑が「1ヶ月以上7年以下の懲役」、営利目的の場合は「1年以上10年以下の懲役」、栽培・輸出入の法定刑も同じく10年以下の懲役になっています。

もし営利目的で大量の大麻を栽培、所持していたとなれば、初犯だったとしても実刑判決が下される可能性が高く、警察は販売ルートに関しても捜査を進めているとのことですが、実態を特定して厳しい処分を下してほしいものです。

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