るろうに剣心 北海道編の連載再開、作者・和月伸宏が児童ポルノ事件で書類送検も復帰へ。見せしめ逮捕?で同情も…

事件・事故・トラブル
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るろうに剣心

昨年11月をもって休載していた漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が、6月から月刊雑誌『ジャンプSQ.(スクエア)』で連載再開となることが明らかになりました。

23日に『ジャンプSQ.』の公式サイト上で発表されたもので、「作家は現在も反省と悔悟の日々を送っておりますが、皆様から寄せられる様々な声に、作品作りを通してお応えしていくこともまた作家ならびに出版社の責務であると考え、本誌7月号(6月4日発売)より連載を再開させていただくことにいたしました。読者の皆様には、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。」と発表しています。

<↓の画像が、公式サイト掲載の連載再開の報告コメント写真>
和月伸宏の復帰、るろうに剣心連載再開

『るろうに剣心』は1994年~1999年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載され、シリーズの累計発行部数は6000万部超えという大ヒットを記録しており、アニメ、ゲーム、ミュージカルなど様々なメディアミックス展開がされており、2012年と2014年には佐藤健さん主演で実写映画化され、1作目が最終興行収入30.1億円、2作目が52.2億円、3作目が43.5億円を記録。

そして、昨年9月からは原作の続編『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の連載が『ジャンプSQ.』で18年ぶりにスタートし、ファンらの間で大きな話題になっていました。

<昨年9月から連載再開した『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』>
るろうに剣心・北海道編

しかし、連載開始から2ヶ月後の同11月に作者の和月伸宏さん(わつき・のぶひろ 本名=西脇伸宏 47歳)が、18歳未満の少女が出演している児童ポルノ動画を所持していたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で書類送検されるという事件が発生しました。

<↓の画像が、和月伸宏さんの写真>
nobuhiro watsuki

kenshin nobuhiro watsuki

和月伸宏さんは10歳代前半の裸の少女たちが映る動画が収録されているDVDを複数枚所持し、自宅からは児童ポルノが含まれているとみられるDVD100枚近くが押収されており、取り調べに対して「児童の裸が好きで、DVDや静止画を購入していた」「小学校高学年から中学2年生くらいまでの女の子が好きだった」などと供述していたとのことでした。

この事件により、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』は打ち切りかと心配されていたのですが、打ち切りとはならずに休載扱いとなり、ついに6月から連載が再開されるとのことですが、和月伸宏さんは今年2月27日に東京簡易裁判所から罰金20万円の略式命令が出されていました。

ちなみに、和月伸宏さんがDVDを購入していた販売サイトの関係先からは、約7200人分の購入者リストが押収されており、その中に和月さんの名前があったほか、東京地検公安部の検事、皇宮警察の巡査部長、高知県警の巡査長、警視庁の警部補、大手企業社員、地方議員、医師、自衛官などの名前が掲載されていて、名簿掲載の人物たちも容疑が固まり次第、順次書類送検する方針とのことです。

<↓の画像は、新聞掲載の児童ポルノ購入者リストに名前があった職業の写真>
児童ポ購入者の職業リスト

ニュースサイト『BuzzFeedJapan』が『るろうに剣心』を連載している『集英社』に取材をしたところ、書類送検から半年のタイミングで復帰した理由について、「刑事手続が終了した」ことを挙げ、事件の内容から「重い罪なのでしっかり反省してほしい」という厳しい声が読者から寄せられていた一方で、復帰を望む声なども多く寄せられていたといいます。

そのため、『集英社』側は連載を再開させるという決断を下し、「作家としても、執筆活動を通じて皆様の思いに応えていきたいと考えております」と答えているのですが、『るろうに剣心』の連載再開に対してネット上では、

  • 気持ち悪さは拭えないね
  • 同族嫌悪
  • もう普通の目で見られないや
  • じどうに関心
  • 集英社は児童ポルノ推奨するってことか
  • 集英社『売れっ子は性犯罪してもおk』
  • 集英社はこの判断を必ず後悔するぞ 全国の子供の親はこの判断を支持しない
  • 持って産まれた性癖は矯正難しいだろな
  • 取材資料の性果、いや成果を発揮してください
  • ロリコンから何を発信されてもキモいだけ ガキ漫画家がガキを食い物にして違法DVDで興奮してたなんて 最低最悪
  • 歓迎。みせしめの為に捕まった可能性があるし、作品に罪はないのだから、良いと思う。
  • まぁ、見せしめにやられた感はあるけど、法律である以上擁護はできない。北海道編はまだ見てないが、大好きな漫画だったから、引き続き頑張ってほしい。
  • 巨額が既に動いてるから打ち切りにもできず、というのが非常に甘い。っかもう一度完結した話の続編続編、どの作品もしつこすぎるんじゃあ。
  • マンガ・アニメの製作者でロリコンじゃない人を探す方が難しい
  • どうせなら次回作は全員ロリキャラにするぐらいの強気で行って欲しいw
  • もう少女キャラ出せないねぇ

などのコメントが寄せられています。

児童ポルノは3年前までは他人に譲渡することなく、自分で所持している分には何ら問題は無かったのですが、2015年7月に法改正されたことにより、単に所持しているだけでも処罰対象となり、もしも性的な目的で18歳未満の児童ポルノを所持もしくは保管していた場合、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金となります。

かつては所持している分には逮捕されていなかっただけに、見せしめ逮捕で各メディアによって事件が大きく報じられ、これはさすがに可哀想だと同情する声も少なくなかったのですが、法律で禁じられているものを多数所持し、自身も「小学校高学年から中学2年生くらいまでの女の子が好きだった」と供述していただけに完全アウトだと思います。

そんな和月伸宏さんがたった半年の休載でよく復帰できたなと驚くばかりですが、これも『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の連載再開を望む声が多く、人気作品ということが大きく関係しているのでしょうね。

また、『るろうに剣心』は実写映画の続編が今年春から撮影予定だったという情報もあり、その計画を今後再開させることも視野に入れて連載を再開させたという事も考えられそうです。

あの事件によって作品を見る目が変わってしまう、女の子のキャラクターを見ると色々と考えてしまうといった声が上がっていますが、これからまた連載を再開させるかわらには、集中して面白いストーリーを描いていってほしいです。

参照元
  • http://bunshun.jp/articles/-/5147
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/02/27/kiji/20180227s00041000213000c.html
2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:NTc4ZmJmZj

    女性&サブカル好きな立場から言わせてもらうと、サブカル好き男性で二次元で児童エ○見たことない人いるの?って思う。
    法律に触れてるから、擁護できないけど、見せしめ感より、隠れ蓑感が酷い。

    この事件は往年の有名漫画家の私人じゃなくて、国民の税金で働いてる、公務員、公人の幹部級を見せしめに取り上げるべきでしょ。
    現役の警察幹部や地方議員を全面に押し出さない報道は、メディアへの不信感の方が勝る。
    実名囲い込みやる相手間違ってるし、漫画家の知名度でそっちを糊塗した感半端ない。実名も顔も報道されてないし、その後も注目されないとか、どうなのさ?
    しかも、かなり信頼性の高い大手エ○配給会社みたいだから、もっと多いはず。メディア関係者やタレントや議員とか、もっといっぱいいるはずなのに、自衛官や公安とか、リベラル層が入ってないのは意図的なの?
    時事なんて興味も無かったけど、一般人にメディア不信が増えるの分かる。政治とか大きな部分以外でも、メディアの在り方から可笑しいから、全方位で不信感育てるんだと思う。

  2. 2
    匿名
    ID:YjYwNTFiY2

    ロリコンもまた日本の文化

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